2014年報告
インプロライブ「♪るらるらら」・第12回
パフォーマンスライブ報告 〜2014年12月27日〜
兵庫県明石市の『町劇Akashi〜ブレスandブレス』での
インプロライブ「♪るらるらら」、
2014年最終回を、12月27日に開催しました。
暮れも押し詰まった土曜日の夜でしたが、
初参加2名を含む12名の皆さんが参加してくださいました。
第1部は「ドミノ」「ステイタスアップ」「カクテルパーティー」「ルーマーズ」と、
様々なフォーマット(演じ方)でシーン作りを楽しみ、
第2部は「主役」「主役回し」「一文字ソング」「ワンワードソング」
第3部では、「言葉のシャワー」という手法を実施。参加者全員で声を重ねて、
ひとりひとりの「言われたいフレーズ」を、
「言葉のシャワー」としてプレゼントしていきました。
インプロライブ「♪るらるらら」、来年も、毎月末の土曜日に開催予定です。
>>詳細ページ
インプロ in BUNGA 第43回
ワークショップ報告 〜2014年12月23日〜
2007年から、荻窪BUNGAで年5〜6回ずつ継続開催してきた、
インプロ体験ワークショップ「インプロ in BUNGA」ですが、
今回でその場を閉じることにしました。
インプロパークの、関東でのワークショップは、これまでの「荻窪開催」から、
呼ばれたところにどこでも出向く「出前ワークショップ屋」へと
形を変えて、前進していこうと思います。詳細は下記をご覧ください。
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BUNGAでの偶数月第4火曜日の「インプロ枠」は、
インプロ部Platform主催のシアタースポーツイベント『瞬』として、
2月から生まれ変わりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
さて「インプロ in BUNGA」最終回となったこの日のテーマは、
「即興の音遊び」。この夜は3部構成で実施、
声を重ね、音を重ね、即興のウタをつくって遊びました。
参加してくださったのは、初参加5名の方を含む13名の皆さんでした。
○第1部・音遊びワークショップ
○第2部・即興ソングライブ
<出演>王子菜摘子(ミュージカルカンパニー・イッツフォーリーズ)
西垣陽子/早さきえこ(Platform)/鈴木聡之(インプロパーク)
<演奏>村田貴章(Platform)
○第3部・即興ソングセッション
即興ソングを心ゆくまで楽しんだ夜でした。
インプロ in カフェコモンズ・第101回
ワークショップ報告 〜2014年12月21日〜
12月21日に、インプロinカフェコモンズ第101回を開催しました。
今月のテーマは、『想いを共有して』。
集まってくださったのは、初参加1名を含む14名の皆さん。
「漢字一文字アイスブレイク」「名前回し」
「ミーティンググリーティング」などで、ゆっくり出会い、
「感情彫刻」「プレゼントゲーム」「妄想エイトカード」
「妄想サポート」「言葉のシャワー」と、
参加者の皆さんの、それぞれの「今日」の想いを受けとめ合いながら、
即興で表現し合っていきました。
詳細は、インプロinカフェコモンズのブログ、
http://inprocommons.blog2.fc2.com/をご覧ください。
次回のコモンズインプロ、新年1回目は、1月25日(日)に開催します。
千葉県白井市立池の上小学校5・6年生総合学習 2014年度 第7回
授業報告 〜2014年12月17日〜
白井市立池の上小学校「総合学習」、今年度7回目の演劇授業に行ってきました。
5年生の「即興」は『逆紙芝居・その2〜連続ドラマ編「ヘモロンの光」』
4〜5人組で、架空の物語の静止画&台詞作りに取り組みました。
「正解」が決まっていない何でもアリの即興空間を、
楽しむことのできる子が増えてきているようです。
午後からは6年生。
私が担当する即興チーム『笑顔の楽園・即興ワールド』のメンバーは、
今日も、気負うことなく、しなやかに即興表現を楽しんでいました。
全員で車座になり、ストーリーを語り継いでつくった
「みんなでめちゃくちゃ物語」が、めちゃくちゃ面白かったです。
年が明けたら、授業はあと3回。
2月の最終発表会に向けて、プログラムを絞り込んでいきます。
千葉県柏市立柏第五小学校・インプロ授業 2014年度第7回(最終回)
授業報告 〜2014年12月16日〜
柏第五小学校でのインプロ授業も、あっという間に最終日を迎えました。
7日目の今日は、特別支援学級(なかよし・なのはな合同)、
PTAの皆さんとのインプロ、
そして午後、3回シリーズで関わっている3年生1クラスとの授業。
なかよし・なのはなの子どもたちの表現力には、びっくりさせられました。
日頃から彼らに寄り添い、支えている先生方が、
その豊かな表現を引き出していきます。
45分、みんなでずっと笑い合っていました。
とっても楽しく、温かい時間でした。
急遽設定していただいた
「PTA子育て講演会〜インプロ(即興表現)体験〜」には、
お母様方6名の他、校長先生、教頭先生に加えて、
この7日間ずっとインプロ授業をサポートしてくれて教務主任の先生も参加、
「呼ばれたい名前」で呼び合い、童心に帰って思い切り遊ぶことができました。
ラストの3年生は、やんちゃ坊主が多くて、
落ち着かない状況が続いているクラスです。
「自分だけ楽しむのではなくクラスみんなが楽しめるように真剣に遊ぼう」
と呼びかけてから、
声を出さずにつくる「バースディサークル」や、
8人グループでの「カウントアップ」にチャレンジしました。
短期間に全校児童920余人と出会った、柏五小でのインプロ授業、
子どもたちに鍛えられ続けた7日間でした。
京都市立養正小学校
2014年度第6回(最終回)授業報告 〜2014年12月12日〜
京都市立養正小学校でのインプロ授業、
今年度の最終回は、2年生と5年生です。
海外からの転入生が加わって31名となった2年生は、
魔女の鍵を奪う「キーパー・オブ・ザ・キィ」で絶妙のチームワークを発揮し、
逆に海外に1人転出して25名になった5年生は、
運動会や、長期宿泊等を経験したこともあってか、
夏前よりもぐっと落ち着いた印象。
「フィジカルシアター」や「ホットシーティング」
「天使と悪魔」などのプログラムを、クラスみんなで楽しんでいました。
終了後、校長先生、教頭先生から「ぜひ来年度も」と言っていただきました。
インプロ授業継続5年目の実現を心から願っています。
財団法人PENS・京都Gリーダー研修 2014年度 第4回
ワークショップ報告 〜2014年12月11日〜
PENS京都事務所に集うキャンプリーダーの大学生たちとのインプロ研修、
今年度4回目のワークを12月11日に開催しました。
前回実施した「ワンワード」「断ってもいいイエスレッツ」に
戸惑っているリーダーがたくさんいたので、
この日は、改めて「キャンプリーダー研修でインプロを実施する意図」を
リーダーたちに伝え、
インプロは、嫌いなまま、苦手なままでいいから、
自分の「学び」としてチャレンジを続けるよう促してから、
「アイアムゲーム・ドラマヴァージョン」「天使と悪魔」で
フィクションのキャラクターに成り切るチャレンジ、
そして、再び「ワンワード」へのチャレンジを実施しました。
「上手にやろうとする」「空気を読もうとする」「失敗を怖れる」
真面目な大学生たちだからこそ、
インプロは、大切な非日常体験です。
この日も、何人もが、困惑が続いている状態でしたが、
その困惑を率直に伝えてくれる彼らと、
これからも丁寧に向き合って、関わり続けていきたいと思います。
財団法人PENS・神戸Gリーダー研修 2014年度 第4回
ワークショップ報告 〜2014年12月10日〜
PENS神戸事務所に集うキャンプリーダーの大学生たちとのインプロ研修、
今回は三宮駅近くでの実施でした。
神戸のリーダーたちは、インプロ2年目(計6回目)なので、
慣れて、ほぐれてきたところ。
リラックスして楽しめる割合が増えてきているようです。
「タケノコニョッキ」で失敗にとび込み、
「掌ウォーク」で目を閉じた相手を誘導し合い、
「イエスアンドサークル」「イエスアンドイエ〜イ」で、
フィクションの会話を楽しみました。
次回の彼らの更なるチャレンジが、とても楽しみです。
ちょけラテ・第13回
ワークショップ報告 〜2014年12月7日〜
2009年から続く学生団体『ちょけラテ』の皆さんとの場作りも、
第13回目を迎えました。
今回のサブタイトルは「青空遊園地」。
『遊園地のように、たくさんの人が広い場の空間に一緒に今を生きながらも、
それぞれがそれぞれに楽しみたいことをして、
でも、みんなが笑顔になれる、そんな場にしていきたい』
という、スタッフの皆さんの思いが込められています。
奈良県香芝市のふたかみ文化センター和室に、35名もの皆さんが集まりました。
「四つの窓アイスブレイク」「チームdeムーブメントパス」
「入れ替わりネームコール」等で出会い、
「ミラー&シャドウ」「動く彫刻」
「エッセンスマシーン」等の身体表現に取り組み、
「数字de感情」「数字deドラマ」で、感情表現を楽しみました。
ただ、この日は、私も、学生スタッフも、
「ふり返り」の時間に向けて油断がありました。
初めての場、初めてのインプロで、新しい出会いに緊張しているメンバーと、
『ちょけラテ』に繰り返し来てくれているリピーター
(この日は、3分の2以上がそうでした)の皆さんとの間の、
壁(温度差)に気づくのが遅く、
「ふり返り」の時間(自由に交流してもらっていました)、
一部のメンバーが、内輪で固まって、騒ぎ出してしまったのです。
それは参加者の責任ではなく、
私たちスタッフの、仕掛け不足、打ち合わせ不足からでした。
一体感のある温かい場をつくるには、
それをコーディネートする「場」の番人が不可欠であることを、
改めて痛感させられました。
今後、肝に銘じて「場作り」していきたいと思います。
インプロ in PLA 第1回 @大阪市
ワークショップ報告 〜2014年12月6日〜
大阪市福島区(野田)にある「心力教育の学校・PLA」のメンバーと一緒に、
新たなインプロの場『インプロ in PLA』をスタートさせました。
今回、PLA大阪本校大サロンに集まってくださったのは、15名の皆さん。
初インプロの方が11名いらっしゃいました。
夕方5時から9時までの4時間、プログラム数を絞って、
ひとつひとつの内容をじっくり味わいながら、
インプロ体験を楽しんでいただきました。
「(即興で)もっと演じたい」と、意欲的にふり返る方が多く、
今後がとても楽しみです。
千葉県柏市立柏第五小学校・インプロ授業 2014年度第6回(3年生+4年生1クラス)
授業報告 〜2014年12月5日〜
柏第五小学校でのインプロ授業、
6日目は3年生と、前回未実施だった4年生1クラスでの実施です。
3年生は「ナイフとフォーク」「フィジカルシアター」と、
徐々に人数を増やしながら、即興の身体表現を重ねていき、
ラストは、担任の先生に内緒で題材を決めたもの
(遊園地・水族館など)を披露して、それを当てていただきました。
子どもたちに「担任の先生に当ててほしいか?」を問うと、
「外してほしい」の声が大半。
でも、精一杯、その場に在るものに成り切っています。
当たっても、外れても、笑顔で授業を締めくくることができました。
柏五小インプロ授業、いよいよ、次回が最終回となります。
千葉県野田市立北部小学校・公開研究会
ワークショップ報告 〜2014年12月3日〜
昨年度以来、県内各地で「人権教育研修」を担当したことでご縁が繋がり、
野田市立北部小学校の公開研究会に呼んでいただきました。
5校時、人権教育を念頭に置いた国語の授業を参観した後、
体育館で行われた全体会の最後に、
「インプロ(即興表現)で人権感覚を養う」と題して、
1時間余の講演(体験型)を実施しました。
参加者は、市内各校の人権教育担当者と、
授業公開を終えた北部小学校の先生方です。
「インプロしりとり」「アジャジャオジャジャ」などの
即興表現プログラムを体験していただきながら、
インプロが「人権感覚を養う」ことにどう繋がるのかを、
お話しさせていただきました。
この後、市内の小学校2校から、校内研修のお声がかかりました。
やはり「人権教育研修」として、2月に実施予定です。
千葉県柏市立柏第五小学校・インプロ授業 2014年度第5回(4年生)
授業報告 〜2014年12月2日〜
柏第五小学校でのインプロ授業、5日目は4年生です。
2組だけは昨年度に引き続き2回目、お互いに再会を喜び合いました。
他のクラスは今回が初対面です。
(研修会のために午後の授業がカットになったので、
3組は、次回に延期することになりました)
「ゾンビゲーム」「インプロしりとり」
「数字de感情表現」などの即興表現を、
どのクラスも、元気に、にぎやかに楽しんでいました。
この日は読売新聞の記者さんが2組の授業を取材に来てくださいました。
月末(26日)の全国版「子ども」欄に掲載予定です。
インプロ in すだち 第15回 @大阪・寝屋川市
ワークショップ報告 〜2014年11月30日〜
前回は「野外インプロ」を決行した「寝屋川市民たすけあいの会」主催の
インプロワークショップ『インプロ in すだち』、
今回は会場を「すだち」に戻し、会の活動に参加している、
ボランティアの学生さんたちを誘っての実施となりました。
参加してくださったのは、初参加5名を含む12名の皆さん。
4人の学生たちにインプロを体験してもらうことができました。
そしてもう一人、以前から「インプロinすだち」が気になっていたという方が、
意を決して(嬉しいですね)足を運んでくれたり、
このワークショップを楽しみに、仕事休みを合わせてくれる方がいたり、
ワーク後の懇親会に、仕事終わりで3人も参加してくれたり、と、
6年間15回の継続の甲斐あって、
確かな場ができあがっていることを実感できました。
皆さん、ありがとうございます!
NPO法人「伊豆こどもミュージアム」(旧・天城こどもネットワーク)第8回
ワークショップ報告 〜2014年11月24日〜
11月恒例の、伊豆でのインプロワークも、今年で8回目となりました。
伊豆で子どもたちの「遊び場」を開き続けている皆さんとのインプロです。
今年は、来春(3月)に大仁で開催される
「伊豆こどものまち・にじの子タウン」を運営する子どもたちの、
第1回目の顔合わせミーティングの一環として、実施しました。
静岡県内各地から集まった、小学校5年から中学1年生までの16人に、
その活動を支えるNPOの皆さんや保護者の方が加わっての、
3時間のインプロワーク、
こころとからだをたくさん動かして遊びました。
ここから始まる実行委員たちの活動がとても楽しみ!
来春の「にじの子タウン」本番には、私もぜひ遊びに行きたいと思っています。
インプロ in カフェコモンズ・第100回
ワークショップ報告 〜2014年11月23日〜
11月23日(日)に、
『インプロinカフェコモンズ』100回記念パーティーを開催しました。
2006年8月から100か月間、休まずに場を開き続けることができました。
これまで足を運んでくださった方々、支えてくださった方々のおかげです。
心より、御礼申し上げます。ありがとうございます。
この日のパーティーに参加してくださったのは、定員いっぱいの30名の皆さんでした。
○13:30〜15:00 インプロワークショップ
○15:00〜15:25 コモンズ恒例の「ケーキタイム」
○15:25〜15:45 「マイプロインタビュー〜私とインプロ」
(出演・ラブレス)
○15:55〜16:25 「パフォーマンスタイム」
ロングフォームインプロ(チーム双龍居)
○16:30〜17:00 「セッションタイム」
参加型パフォーマンスライブ
○17:30〜20:00 「インプロパーティー」
〜飲みながら、食べながら、
「テーブルインプロ」「パフォーマンスタイム」「セッションタイム」
集まってくれた大切な仲間たちと即興を楽しみ尽くした100回目でした。
詳細は、インプロinカフェコモンズのブログ、
http://inprocommons.blog2.fc2.com/をご覧ください。
インプロライブ「♪るらるらら」・第11回
パフォーマンスライブ報告 〜2014年11月22日〜
兵庫県明石市の『町劇Akashi〜ブレスandブレス』での
インプロライブ「♪るらるらら」、
第11回目を、11月22日に開催しました。今回の参加者は11名、
東京・荻窪の『即響BUNGA』で一緒にパフォーマンスしている仲間も、
駆けつけてくれました。
第1部は「妄想タイム」「ワンワードソング」「CMソング作り」
第2部は『チーム酒場の花』(from東京)のパフォーマンスと、
「いす2つを使ったシーン」
第3部では「アイアムゲーム」「ホットシーティング」「Angel&Devil」
のシリーズ、さらには「一文字ソング」「三文字ソング」で遊びました。
次回は、年内最終、12月27日に開催予定です。
京都市立養正小学校
2014年度第5回授業報告 〜2014年11月21日〜
京都市立養正小学校でのインプロ授業、
この日は3年生と4年生(それぞれ今年度2回目)です。
どちらも1年生の時から、インプロに親しんできた子どもたち、
しかも単学級でクラス替えはありません。
3年生24名は「床となかよし」「いいね、そうしよう!」などのプログラムに、
いきいきとチャレンジ、ルールも自分たちで生み出して、遊んでいました。
4年生18名は鏡遊び・影遊びを組み合わせた「ミラー&シャドウ」にチャレンジ、
その豊かな表現に、授業スタッフ一同、感心しきりでした。
この子どもたちが卒業するまでインプロ授業を継続したい、
この子たちの成長を見続けたいと、改めて思う一日でした。
財団法人PENS・京都Gリーダー研修 2014年度 第3回
ワークショップ報告 〜2014年11月20日〜
PENSに集うキャンプリーダーの大学生たちとのインプロ研修、
7年目を迎えている京都のメンバーとの、
今年度3回目のワークを20日に開催しました。
今回は「何も決まっていないこと」にチャレンジし、
「起こったことを楽しむ」ことができるかどうか、をテーマに、
後半「ワンワード・森へ行く」と、
「イエスレッツ・断ってもいいヴァージョン」を実施したのですが、
このプログラムが、学生たちに、様々な波紋を投げかけることになり、
興味深い「ふり返り」がいくつも寄せられました。
とっても楽しんだという者も居れば、
反対に、しんどかった、怖かった、難しかったという感想も、
たくさんありました。
何でもアリのチャレンジを、存分に楽しめたメンバーも居れば、それに対して、
ペアワークでの「ワンワード・森へ行く」
(2人で1人のキャラクターに成って「森に探検に行く」)では、
何が正解なんだろうと、悩んでしまったり、
相手に気を遣いすぎて、言いたいことが言えなかったり・・・
何でも「そうしよう!」と受け入れるのではなく、
相手の提案を断ってもいい「イエスレッツ」では、
フィクションに入り込めずに違和感を感じたり、
断られることが怖くて提案できなかったり・・・
と、反応は様々でした。
これだけ、いろんなことを考えてもらえたのは、
研修としては、良かったと思うのですが、
プログラム選択が、Gリーダーにとって最適だったのかどうか、
じっくりふり返り、次回のインプロの内容を練っていきたいと思います。
財団法人PENS・神戸Gリーダー研修 2014年度 第3回
ワークショップ報告 〜2014年11月19日〜
PENSに集うキャンプリーダーの大学生たちとのインプロ研修、
昨年、新たに出会った神戸のメンバーとの、
今年度3回目のワークを19日に開催しました。
前回、お互いの表現を見合うことで
「目立つ表現、上手な表現を意識してしまう」傾向が見られたので、
今回は、同時進行で楽しむプログラムを中心に実施しました。
「自分にも、周りにもダメ出ししない」ことがテーマです。
「アイアムゲーム」「イエスレッツ・断ってもいいヴァージョン」
「イエスレッツ・大人数ヴァージョン」などのプログラムに、
果敢にチャレンジしていきました。
フィクションの中で遊ぶ良さ、楽しさを感じてくれたメンバーが多かったので、
今後のインプロ研修で、さらにいろいろな設定を仕掛けていきたいです。
千葉県船橋市立宮本小学校3年生1組〜5組
インプロ授業・2014年度第1回報告 〜2013年11月18日〜
船橋市立宮本小学校3年生全5クラスで、
今年もインプロ授業を実施できることになりました。
1年生の時に1クラスだけ授業をさせていただいた子どもたち、
昨年度(2年生)は、学年全部のクラスに、
3回シリーズ「なかよしのまほう」として実施、
クラス替えをして3年生になった子どもたちと久しぶりに再会しました。
一言も喋らず、誰にも触らず(手を繋がず)に円陣をつくるチャレンジ、
円陣を男女混合誕生日順に並べかえるチャレンジに、協力して取り組む姿に、
ここ1年の成長がはっきりと表れていました。
昨年みんなで挑戦した(一部の子は怖くて泣いた)「ゾンビゲーム」に、
各クラスに入った転校生や、
新しい担任の先生(5人中4人の先生がインプロ初)と一緒に楽しみ、
数字で「怒り」や「旧友との再会の喜び」などの感情を思いっきり表現し、
最後は、からだで「もの」の形になる「変身ごっこ」にチャレンジ、
あっという間の45分でした。今年度2回目は1月末に実施します。
即興型学習研究会 第3回 (兼「しなやかリレーションシップ」第34回)
ワークショップ報告 〜2014年11月16日〜
「グラスルーツ」「しなやかリレーションシップ」共催の
『即興型学習研究会』第3回を開催しました。
参加してくださったのは、英語教室の方々、小学校教員など、
計14名の皆さんでした。
午前中は「即興で出会う」「即興で遊ぶ」
「即興型学習を実施する目的を考えながら体験する」時間、
昼食休憩後は、実践報告→討議→体験を繰り返しです。
今春即興と出会い、すぐに小学校の教室(1年生)に取り入れた先生の実践、
英語の現場での実践、私の小学校での授業実践を報告し合い、
そこから活発な議論が交わされました。
即興型の学びを取り入れる時の「目的」について考察しました。
「失敗」という言葉のもつ意味をみんなで考え直しました。
最後は、もう一度思いっきり「即興を遊ぶ」時間。
即興の詩、即興の歌作りを楽しみ、
ラストは2チームに分かれて「即興CMソング」を作成しました。
次回は、2月1日に開催。
教科学習での即興型の学びについて、考えていく予定です。
東京都府中市立小中学校教育研究会児童文化研究部・2014年度第1回(通算10回目)
ワークショップ報告 〜2014年11月12日〜
府中市の児童文化部の研修に呼んでいただくようになって、
もう5年目となりました。
今年度、市内で本格的にインプロの授業を展開するプランは、
残念ながら見合わせることになり、
今回は、学芸会直前の時期に
「子どもたちの生き生きとした表現意欲を引き出す工夫」を研修する、
という趣旨での開催となりました。
それならばこれは、
「府中の先生方に、ドラマワークを体験してもらうチャンス」ととらえ、
学芸会直前指導に役立つかもしれないと感じた、
インプロや、ドラマワークのプログラムを、
盛りだくさんに紹介し、体験していただきました。
参加してくださったのは、市内13名の先生方。
インプロで遊び、『桃太郎』を題材にしたドラマワークで物語の世界を楽しみ、
最後は、数字や仕草や「めちゃくちゃ言葉」で、
思い切り感情を表現し合いました。
本番前の子どもたちの前に立つ先生自身に、
表現する楽しさや、自分の表現が認められ活かされる喜びを、
感じてもらうことができた2時間でした。
千葉県白井市立池の上小学校5・6年生総合学習 2014年度 第6回
授業報告 〜2014年11月11日〜
白井市立池の上小学校での、今年度6回目の授業に行ってきました。
私が担当する、6年生の「即興」チーム(11人)のチーム名が決まりました。
その名は『笑顔の楽園・即興ワールド』
即興の楽しさを2月に見に来てくれる人に伝えたい、
という思いがこめられています。
彼らの今月のチャレンジは
「しりとり歌」「ワンワードソング」「何やってるの・感情追加編」
「何やってるの・脇役追加編」「ワンワード・森へ探検に行く」
「アイアムゲーム」「主役ゲーム」
年内は、あと1回、さあ、何して遊ぼうかな!
兵庫県洲本市(淡路島)「ぐるぐるふぇすた」
ワークショップ報告 〜2014年11月9日〜
今年に入って、淡路島で場作りをしている方と出会いました。
大阪高槻で毎月開催している「インプロinカフェコモンズ」に、
通ってくださるようになったのです。
その方に招いていただいて、淡路島にインプロをしに行ってきました。
11月8・9日に洲本市で開催された「ぐるぐるふぇすた」に参加するために、
初めて明石海峡大橋を渡りました。
島に行くのは大学生の時以来なので、実に30年ぶりです。
若者たちの自立支援に取り組んでいる
「NPO法人テンペラーレ」が運営する「IIYO楽園」、
3階建ての建物(もとは、私立の学校の寮だったそうです)の各部屋が、
様々な体験活動ができるブースになっていました。
その一つとして、インプロコーナーを開設したのです。
部屋を訪ねてくださった方と、30〜60分の即興遊び。
大人5人だったり、小学生と幼稚園児の姉妹だったり、
計4回、インプロタイムを実施しました。
楽しい時間であると同時に、
来訪者によってプログラムをその場で組み立てていくことは、
とても難しく、とても貴重な経験になりました。
島での場作りに、インプロが仲間入りできたことが嬉しいです。
またぜひ訪れたいと思います。
千葉県柏市立柏第五小学校・インプロ授業 2014年度第4回(1年生)
授業報告 〜2014年11月7日〜
柏第五小学校でのインプロ授業、
4日目は1年生5クラスとの出会いが待っていました。
「負けジャンケン」「エア掌(全員で掌に乗ってみる)」で、
いつもと違う空間にいざない、
「変身ごっこ」「わたしだあれ」で、身体表現を楽しみ、
ラストは「好きなものなあに?」
食べたい果物を、歩き回りながら、
すれ違う人に「口パク」(音量ゼロ)で伝え合います。
夢中で伝え合い、読み取り合う子どもたち、
担任の先生のところには、長い列ができています。
どんなアイデアもOKの空間の中で、
表現する楽しみを感じてもらえた45分でした。
次回は、4年生と出会います。
千葉県市川市立冨貴島小学校・1年生インプロ授業 第3回
授業報告 〜2014年11月5日〜
冨貴島小学校1年生4クラスでのインプロ授業「なかよしのまほう」も、
今回で最終回となりました。
「数字de感情表現」(怒りや喜びを数字に込めて思いっきり表現してみる)
を楽しんだ後、
「ナイフとフォーク」「名作写真」と、徐々に人数を増やしながら、
からだでの表現(静止画)に取り組んでいきました。
フィナーレは、クラス全員でつくる「フィジカルシアター」
先生方には、一度廊下に出ていただき、
その間に、教室を、別世界に変える打ち合わせ、
子どもたちが思い思いの表現をする中に、先生方に入場していただき、
ここがどこか、当てていただきました。
どのクラスでもみんな「遊園地」と言われ、何だか残念そう。
一生懸命「遊園地」を表現していたのに、
当てられたくはなかった1年生たちでした。
YAM主催・即興型学習ワークショップ in 名古屋 第3回
ワークショップ報告 〜2014年11月3日〜
名古屋で4月にスタートした「即興型学習ワークショップ」、
3回目は初の祝日開催でした。
祝日だから参加できた会社勤めの方、
祝日だから来られなかった主婦の方、といろいろでしたが、
初参加6名(うち、即興初体験の方3名)を含む14名で、
即興表現を楽しみながら、
即興型学習の実践について報告し合い、語り合い、体験を重ねていきました。
参加者の皆さんから次回のワークショップに繋がる様々な課題が出されました。
英語教室で教えている方の中からは、
今回も「少人数レッスンでの実践」という課題が出てきました。
2人・3人・4人でのレッスンの場で、どんなことができるのかも、
これから皆さんと考えていきたいと思います。
千葉県柏市立柏第五小学校・インプロ授業 2014年度第3回(5年生+3年生)
授業報告 〜2014年10月31日〜
柏第五小学校でのインプロ授業、
3日目は5年生4クラスと、3年生1クラスで実施しました。
5年生は事前打ち合わせで、
「ペアワーク」を実施するのははしんどい状況の児童がいると伺ったので、
全員ワーク→生活班(4〜5人)でのワーク
→(運動会の)紅白に分かれてのワーク、という流れで実施しました。
どのクラスも、初対面の高学年とは思えない明るい雰囲気で、
「数字de感情表現」「インプロしりとり」「天使と悪魔」
というメニューへのチャレンジを楽しんでいました。
午後は、他のクラスに先駆けて実施することになった3年生。
やんちゃな児童が多いと聞いたので、
いざこざが起きやすい状況を作らないように気を付けながら、
即興の身体表現を始めたのですが、
とってもいい雰囲気で、ペアワークに進むことができ、
「ゾンビゲーム」でお互いを助け合って、全員笑顔で終わることができました。
次回は、1年生と出会います。
千葉県市川市立冨貴島小学校・1年生インプロ授業 第2回
授業報告 〜2014年10月30日〜
冨貴島小学校1年生4クラスでのインプロ授業「なかよしのまほう」の、
第2回目を実施しました。
今回は、どんな答えを出してもOKの空間を楽しみながら、
周りの仲間の存在を感じていく、そんなプログラムを実施しました。
「好きなものなあに?」・・・自分の好きなおかずを言葉で、
好きな果物を「口パク」で伝え合います。
「ゾンビゲーム」・・・不気味なゾンビ(私)から友達を守ります。
「握手回し」・・・円陣で全員で手を繋ぎ、握る力でのメッセージを
リレーしていきます。
次回が早くも最終回、
クラス全員での「フィジカルシアター」にチャレンジする予定です。
インプロ in BUNGA 第42回
ワークショップ報告 〜2014年10月28日〜
偶数月に開催中のインプロ体験ワークショップ「インプロ in BUNGA」、
今回のテーマは「察する・委ねる〜ノンバーバルコミュニケーション」。
言葉をあまり使わない、言葉に頼らない即興表現で遊びました。
参加してくださったのは、初参加2名の方を含む6名の皆さんでした。
「ワンタッチ彫刻」「ミラー&シャドウ」「気まぐれロボット」
「マイムしりとり」「ノンバーバルいす取り合戦」
などのプログラムで、2時間ゆるゆる遊びました。
次回は12月23日、「即興の音遊び・年末スペシャル」です。
京都市立養正小学校
2014年度第4回授業報告 〜2014年10月27日〜
4年目に入った、京都市立養正小学校でのインプロ授業、
子どもたちにとっての今年度2回目のインプロ授業、この日は1年生と6年生です。
1年生27名は「ゾンビゲーム」「好きなものなあに」「パペットde会話」等の、
初挑戦のプログラムに、思いっきりチャレンジ!
前回、ちょっぴり後ろ向きのエネルギーを発していた6年生は、
夏を越えて、何だかちょっぴり落ち着いたいい感じ。
4年間で計8回目となる「インプロ授業最終回」のプログラムに、
それぞれのスタンスで気負いなく参加して、楽しんでいました。
インプロ in カフェコモンズ・第99回
ワークショップ報告 〜2014年10月26日〜
『インプロinカフェコモンズ』第99回を開催しました。
今回のテーマは、ここのところ毎年秋に実施している
『インプロを活かしたドラマワーク』。
英国流のドラマワークをコモンズ風にアレンジした「大人の劇遊び」です。
参加してくださったのは、初参加5名を含む22名の皆さん。
「インプロしりとり」「フィジカルシアター」
「シックスワードストーリー」などのプログラムを楽しんだ後、
休憩後は「マイムde紹介」「みんなで演出家」「ロールオンザウォール」
「ホットシーティング」「シェアードストーリー」「三枚の写真」と続く、
ドラマワークに取り組みました。
最後に披露し合うのは、3枚の静止画+ナレーションのみ。
発表がゴールではなく、作る過程をひたすら遊ぶプログラムです。
どんなものが出来あがったのか、
夢中で一緒にドラマをつくった4人組の仲間は、深く共有しています。
「みんなでめちゃくちゃ物語」〜5つのオリジナルストーリーが紡がれました。
詳細は、インプロinカフェコモンズのブログ、
http://inprocommons.blog2.fc2.com/をご覧ください。
次回はコモンズインプロは、100回目を迎え、記念パーティー開催です。
医療×インプロ スマイルコミュニケーション in石巻 第2回
ワークショップ報告 〜2014年10月23日〜
先月、宮城県石巻市で初めて開催した、
『医療×インプロ スマイルコミュニケーション』
その時に出会った福祉関係のお仕事の方が、
仕事仲間にもぜひインプロを体験させたいと、
早くも2回目を企画してくださいました。
この日の会場は、河北にある「パレット上品」という、
デイサービスの施設をお借りしました。
平日の仕事終わりにもかかわらず、18名もの皆さんが参加してくださって、
そのうち7名が連続参加で、11名が初インプロでした。
初対面同士も多かったのですが、
「あなた・わたし」「入れ替わりネームコール」で互いに呼び合い、
何でもアリの「しりとり」や「彫刻」で遊ぶうちに、どんどん場がほぐれ、
最後は「アジャジャオジャジャ(椅子取り合戦)」「天使と悪魔」で、
思いっきり表現を楽しみました。
一緒に遊ぶことで知り合い、人の環が繋がる。
そんな場が石巻でも始まったことがとても嬉しいです。
次回は、年明け、1月の予定です。
千葉県白井市立池の上小学校5・6年生総合学習 2014年度 第5回
授業報告 〜2014年10月22日〜
白井市立池の上小学校での、今年度5回目の授業に行ってきました。
私の担当は、午後の6年生の「即興」チーム」(11人)です。
今回もまた「今日の自分を感じる」「今日の妄想」
「(互いに助け合う)ゾンビゲーム」から入り、
そこから初体験の様々な「即興」プログラムにチャレンジしていきました。
「即興椅子取り合戦」「タケノコニョッキ」「言葉合わせ」
「ワンヴォイスインタビュー」「ワンワードの連想〜即興詩〜即興ソング」
「何やってるの?」「同・成り切り編」
途中休憩も要らないと言って、ひたすら遊び続ける11人。
前回、周囲に合わせようとし過ぎていた子も、
その場に飛び込めるようになってきています。
次回は11月11日、授業に行くのが楽しみでたまらないです。
千葉県柏市立柏第五小学校・インプロ授業 2014年度第2回(6年生)
授業報告 〜2014年10月21日〜
柏第五小学校でのインプロ授業、2日目は6年生5クラスです。
3組の子どもたちには、昨年度も45分間インプロを体験してもらっていますが、
他のクラスとは、初顔合わせでした。
この日は児童会室が使えなかったので、
それぞれの教室で、机を廊下に出してもらって実施。
事前の打ち合わせで、日本に来日したばかりの外国籍の児童や、
場面緘黙の児童が複数いると伺ったので、
6年生は「言葉に頼らない即興表現」を中心にプログラムを組みました。
「数字de感情表現」
「めちゃくちゃ言葉で椅子取り合戦」
「無言でわりばしウォーク」
普段から積極的に学校生活をリードしている6年生だと聞いていた通り、
どのクラスも、とても和やかで、皆前向きにチャレンジしていくので、
笑顔と笑い声溢れる45分間になりました。
次回は、5年生と出会います。
千葉県柏市立柏第五小学校・インプロ授業 2014年度第1回(2年生)
授業報告 〜2014年10月17日〜
昨年度、縁あって呼んでいただき、
抽出学級(2・3・5年1クラスずつ)でのインプロ授業と、
職員研修、PTA教育ミニ集会でのインプロを実施した、柏第五小学校。
今年度は正式に辞令ももらって、「特別非常勤講師」として、
31学級全てで授業することになりました。
初日のこの日は、2年生5クラス。
私にとっては久々の5時間連続の授業でした。
子どもたちは、3階の児童会室に、
皆、興味津々の眼差しを私に向けて元気に登場です。
場の空気が弾けるのが、どのクラスも予想以上に早く、
「身体表現」(変身ごっこ)
⇒「振り返りニンジャ」(だるまさんが転んだ・時代劇ヴァージョン)で、
フィナーレと考えていたのですが、
授業を手伝いに来てくださった、
校長先生、教頭先生、教務主任の先生のサポートのおかげもあって、
(管理職の先生方の子どもたちへの眼差しが、とっても温かいのです。
皆さん「参観」ではなく「参加」してくださいました。)
プログラムを1つ急遽追加することになりました。
ラストは「ゾンビゲーム」で大盛り上がり!
今年度は、各クラス1回だけなのが、とってももったいない!
でも、来週の6年生も、すごく楽しみです。
千葉県市川市立冨貴島小学校・1年生インプロ授業 第1回
授業報告 〜2014年10月16日〜
昨年度まで、船橋市立宮本小学校でのインプロ授業を、
企画してくださっていた先生が、
今年度、転勤先の市川市立冨貴島小学校でも、
同学年(1年生)の先生方の賛同を得て、
インプロの授業(3回シリーズ)を計画してくれました。
職場の教頭先生も「葛南教育事務所」の人権教育研修で、
即興を経験されているので、実現を後押ししてくださいました。
1年生4クラス、それぞれの教室に伺って元気な子どもたちと出会います。
授業のタイトルは「なかよしのまほう」。
私はここでも(宮本小に続いて)魔法使いということになりました。
初回は「連想せーの」「負けジャンケン」「エア掌」
「変身ごっこ」「わたしだあれ」などを実施。
「答えがひとつではなくて、たくさんある」
「どんな答えを出してもOK」の即興空間を、
みんなで一緒にワイワイ遊ぶことで、体感してもらいました。
次回(第2回目)は、ペアワーク、グループワークも取り入れながら、
相手(友達)の存在、相手(友達)の表現を感じながらの即興に
チャレンジしていこうと思います。
千葉県白井市立池の上小学校5・6年生総合学習 2014年度 第4回
授業報告 〜2014年10月15日〜
白井市立池の上小学校での、今年度4回目の授業に行ってきました。
午前中は、5年1組、5年2組それぞれ、45分間の「即興」授業です。
河合博行さん(即興カニクラブ)をメインファシリテーターとして、
講師陣全員で担当しています。
午後は、3グループに分かれての6年生総合学習「演劇」授業。
私は今年度も「即興」チーム」(11人)を担当しています。
今日は、全員での「フィジカルシアター」、
2チームに分かれての「しりとり彫刻」、
身体表現と物語を融合させた「ワンタッチオブジェ」、
声を合わせての「ワンヴォイス」、
思いっきり感情を表現する「数字de感情」にチャレンジしました。
子どもたちそれぞれ、「何でもアリ」だと思える時と、
「周りに合わせよう」としてしまう時があるようです。
もっとひとりひとりが、弾けて、遊び尽くしていけるよう、
工夫していきたいです。
NPO法人ビーンズふくしま「ピアサポートネット」@いわき市/南相馬市
ワークショップ報告 〜2014年10月9・10日〜
NPO法人「ビーンズふくしま」が企画・運営する
若者自立支援プログラム「ピアサポートネット」、
3年目の今年も、県内6か所で開催される、
各8回シリーズの「ぴあさぽ」プログラムの中の、
第2回目の「インプロであそぼう」を実施しています。
今月は9日の「いわきぴあさぽ」、10日の「相双ぴあさぽ」に行ってきました。
いわきの会場は、海沿いの中之作にある、
築200年の古民家「清航館」の2階で、参加者は7名、
相双地区は、南相馬市の保健センターの2階で、参加者は4名でした。
どちらも、畳の部屋での開催で、ゆったりと即興表現を楽しみました。
「今日呼ばれたい名前」を呼び合いながらのゲーム、
「負けジャンケン」や「鏡遊び」で、こころとからだをほぐし、
「数字」や「めちゃくちゃ言葉」で感情表現に興じ、
「背中」や「掌」でお互いの身体を支え合い、
「身体」で彫刻をつくって遊ぶ、そんな2時間でした。
今年度の「ぴあさぽ」はあと1か所、
2月、郡山市での開催となります。
インプロ ひらく きょういく 第2回
ワークショップ報告 〜2014年10月5日〜
「子どもがあんしんできるクラスづくり」を考えるワークショップ、
「インプロ ひらく きょういく」の第2回目を、
新大阪の「市民交流センターひがしよどがわ」で開催しました。
参加してくださったのは、学生さん10名、教職に就いている方9名、
公務員、弁理士の方など、合わせて23名の皆さんでした。
100分間、即興で遊び、
1時間、小グループで「即興型の学び」についての意見交換、
フィクションの世界に戻って物語をつくり、
ラストはゆっくりふり返り、語り合いました。
様々な思いが、いろいろな意見が、この日の場で交錯し合いました。
多様性を認め合える場こそ、あんしんできる場であることを、
再確認できた一日でした。
インプロ in カフェコモンズ・第98回
ワークショップ報告 〜2014年9月28日〜
『インプロinカフェコモンズ』第98回を開催しました。
今回のテーマは、半年に1度実施している『即興の音遊び』。
声を重ね、音を重ね。即興のウタをつくって遊びました。
参加してくださったのは、初参加1名を含む14名の皆さん。
前半は、「リズム回し」「一文字ソング」「しりとり歌」
「ワンワードソング」など、様々な「音遊び」を楽しみ、
後半には、4〜5人組でチームを組んで、
作詞家気分で「ウタカタの歌作り」にチャレンジ、
ラストは、恒例の「言葉のシャワー」をかけ合って、終了しました。
詳細は、インプロinカフェコモンズのブログ、
http://inprocommons.blog2.fc2.com/をご覧ください。
「音遊び」、次回はまた半年後、3月22日に実施予定です。
インプロライブ「♪るらるらら」・第10回
パフォーマンスライブ報告 〜2014年9月27日〜
昨年から、兵庫県明石市で『町劇Akashi〜ブレスandブレス』を営む
長谷中りえさんと一緒に、
参加型のインプロライブ「♪るらるらら」を始めて、今回で10回目を迎えました。
(「♪るらるらら」は第1回の参加者の方が名付けてくださいました)
『町劇Akashi』は、瀬戸内海に面した海辺のビルの3階にある小さな劇場で、
窓からは明石海峡大橋や淡路島が見える素敵な空間です。
月末の土曜日の夜の19時〜21時半の開催。
今回の参加者は11名でした。
(毎回10〜15名くらいの方が集まってくださっています)
身体表現(ワンタッチオブジェ)、
即興ソング(ワンセンテンスソング・ワンワードソング)、ドミノ、
そしてこの日広島県福山市から参加してくれたナッティが持ってきてくれた
音源を使って、
サウンドトラック(流れる音楽に影響されてシーンが変化する)で、
1年間を描くロングフォームにもチャレンジして遊びました。
即興を気軽に楽しむ場として、緩く長く、続けていきたいです。
NPO法人グラスルーツ「即興型学習ゲーム開発ワークショップ」・第5回
ワークショップ報告 〜2014年9月26日〜
今年度2回目の「即興型学習ゲーム開発ワークショップ」、
今回も金曜日の朝10〜13時、新大阪の市民交流センターひがしよどがわに、
16人(英語教師15人、ドラマ教育を学ぶ学生1人)が集まりました。
すでに現場で即興型学習を繰り返し実施している方も、
即興初体験の方もいらっしゃいます。
まずは60分間、「成り切り自己紹介」「負けジャンケン」
「セブン」などの即興ゲームに興じた後、
それぞれの持つ課題意識や現場での実践例を3人組で共有していきました。
話し合いの中から出てきた
「少人数クラスでのワークの進め方」「感情表現」というキーワードに応じて、
「タケノコニョッキ」「数字de感情表現」などのプログラムを実施、
ラストは全員で「天使と悪魔」を楽しみました。
次回は、実践の場面を1つに絞って、
ゲーム開発にみんなで取り組んでみたいと考えています。
財団法人PENS・Gリーダー研修 2014年度 第2回
ワークショップ報告 〜2014年9月25・26日〜
7年目を迎えたキャンプリーダーの大学生たちとのインプロ研修、
2回目からは、京都と神戸それぞれの日程の中でのインプロ研修です。
京都は25日に北青少年活動センター、
神戸は26日に新長田勤労市民センターで実施しました。
今回のプログラムは、
今日の自分で出会う「スケールライン」「オノマトペアイスブレイク」、
失敗を楽しむ「一筆書き似顔絵」、
名前を呼び合う「ゾンビゲーム」「ネームトス」「名前鬼」、
身体表現にチャレンジする「ナイフとフォーク」「写真の人」
「ワンタッチオブジェ」というラインナップ、
神戸では少し時間が余ったので、
最後に即興の歌(ワンワードソング)にもチャレンジしました。
夏のキャンプや、過酷な野外研修で
時間を共にしてきたGリーダーたちは、親密度を増し、
とてもいいエネルギーが溢れる場になっていました。
即興表現という面では、神戸のメンバーはまだインプロ2年目なので、
どうしても、目立つ表現、上手な表現を意識してしまう割合が高いようです。
京都は経験を積んだ上期生が「インプロは何でもアリ」を体現してくれるので、
表現に束縛が少ないように感じました。
次回以降、それぞれの場に合ったプログラム構成を考えていきたいと思います。
千葉県白井市立池の上小学校5・6年生総合学習 2014年度 第3回
授業報告 〜2014年9月24日〜
3か月ぶりの、白井市立池の上小学校での授業に行ってきました。
6年生「即興チーム」の11人は、
修学旅行を終えて運動会の準備に入ったところでした。
今日の自分を感じる「スケールライン」、
起こったことを楽しむ「成り切り自己紹介」、
検閲を外す「インプロしりとり」、
ドラマの中にとび込む「ホットシーティング」「天使と悪魔」を実施。
どのプログラムにも、笑顔で果敢に飛び込む子どもたち。
今年もこれから2月までいろんなチャレンジができそうで、
ワクワクが止まりません!
医療×インプロ スマイルコミュニケーション in石巻 第1回
ワークショップ報告 〜2014年9月20日〜
医療や福祉に携わる皆さんと一緒にインプロを通じ場作りを続けてきた
『医療×インプロ スマイルコミュニケーション』の主催者、藤戸孝俊医師が、
今春、大阪から、宮城県石巻市の仮設住宅にある診療所に転勤しました。
今回、福島に行く機会を活かして、彼を訪ねていく計画を立てたところ、
それならば石巻でも、インプロワークショップを開こうということになり、
急遽、「スマコミin石巻」の開催が決まりました。
この日、診療所の隣の「包括ケアセンター」に集まってくださったのは、22名。
医師、看護師、保健師、ケアマネージャー、デイサービスを営む方、
障がい者の就労支援として宅食業務をしている方、
石巻で演劇活動をしている方々などの地元の皆さんに加え、
たまたまこの週末石巻に来ていた医学生(三重・名古屋・信州大学)、
稲刈りの手伝いに来ていた関東からのボランティアの皆さん、
さらには、仙台在住の私のインプロ仲間2人も加わって、多彩な顔ぶれでした。
19人がインプロ初体験、
初顔合わせ同士も多かったので、最初は皆さん緊張気味でしたが、
「一筆書き似顔絵」「ゾンビゲーム」
「円陣deせーの」と進むにつれて、どんどんほぐれていき、
「インプロしりとり」「写真の人」「数字de感情表現」
「アジャジャオジャジャ」「連想からの即興ソング」と、
様々な即興表現へのチャレンジを、皆で楽しむことができました。
終了後の懇親会は大変な盛り上がり!
そして早くも来月には、参加してくださったデイサービスの事業所に伺って、
インプロワークをすることも決定しました。
石巻の皆さんとの、これからの活動が、とても楽しみです。
NPO法人ビーンズふくしま「ピアサポートネット」@福島市
ワークショップ報告 〜2014年9月19日〜
NPO法人「ビーンズふくしま」が企画・運営する、
自立支援プログラム「ピアサポートネット」、
3年目の今年も、県内6か所で開催される、
各8回シリーズの「ぴあさぽ」プログラムの中で、
「インプロであそぼう」を実施していきます。
今回は「県北ぴあさぽ」、福島市での活動に参加してきました。
参加者は、5名+サポートスタッフ3名。
3年連続が2人、2年目が1人、初インプロが2人でした。
前半に「連想する」「からだで表す」「言葉で遊ぶ」という、
3タイプの即興プログラムを実施し、
後半はその中から、さらにやりたいことを選んでもらって進めていきました。
全員が「言葉遊び」を発展させての「即興の物語作り」を希望したので、
「ももたろう・ぴあさぽヴァージョン」
「オリジナルストーリー・タケシの世界征服」の2話を、
即興で語り継いで、作っていきました。
ラストは、「連想」を膨らませての即興の「ウタ」作り。
初めての方の果敢なチャレンジと、
経験者の自由な表現が、いい感じに交ざりあって、
豊かな表現が生まれました。
高校2年生「コミュニケーションスキルアップ」授業 第4回
授業報告 〜2014年9月16・18日〜
埼玉県内の県立高校での「コミュニケーションスキルアップ講座」も、
回を重ねて4回目(2年生になって2回目)となりました。
私が担当したのは2年3組(前回に引き続き)と、2年8組(初顔合わせ)。
3組では「またすぅさんか・・・」の声あり(笑)。
今回のメインプログラムは「自分探しの旅」。
これまではグループワーク中心だったのですが、
今回は、個人でチャレンジしてほしくて、
このプログラムを選びました。
背中に「冷蔵庫の中に有りそうなもの」が書かれた紙を貼り合います。
「自分が何者なのか?」自分だけが知りません。
部屋の中を歩き回って2人組で質問し合い(答えは「はい」「いいえ」のみ)、
自分が何者なのかを探っていきます。
正解にたどり着いたら、また次の紙が背中に・・・
生徒たちは、どちらのクラスも、予想以上に積極的に取り組み、
この「遊び」を楽しんでいました。
ここでの経験が、修学旅行(農家民泊)での時間にどう活かされるのか、
旅行後(次回の授業は1月)の彼らとの再会が待ち遠しいです。
インプロ in カフェコモンズ・第97回
ワークショップ報告 〜2014年8月31日〜
『インプロinカフェコモンズ』第97回を8月最後の日曜日に開催しました。
今回のテーマは、『子どもたちの現場で実践している即興表現』。
幼・小・中・高・・・と、
様々な年令の子どもたちと一緒に取り組んできた即興表現プログラムで、
思いっきり遊びまくりました。
今月は初めて参加してくださった方がとても多く(15名)、
参加者は計27名!でもその中で、インプロ初体験の方は3名だけ。
いろんなところにインプロが広がっていることを実感します。
小学校4年生と2年生の姉弟(彼らもインプロワークショップ経験者)も、
お母様と共に、遊びに来てくれました。
インプロinカフェコモンズは、
子ども料金無し、子ども扱い無しを原則としていますが、
2人とも、1人の参加者として、即興表現の場を楽しんでいました。
27人全員のエネルギーが交ざりあいながら、
皆さんのもつ素敵な遊び心のおかげで、
誰もが気楽にそこに居られる、コモンズインプロのいつもの雰囲気も、
損なわずに進めていくことができました。
詳細は、インプロinカフェコモンズのブログ、
http://inprocommons.blog2.fc2.com/をご覧ください。
ドラマワーク in 町劇AKASHI・第1回
ワークショップ報告 〜2014年8月30日〜
私が、毎年夏に来日する
ロンドンのドラマティーチャー、ケネス・テイラーさんから、
学び続けている「ドラマワーク」(ドラマ・イン・エデュケーション)
〜上演を目的とするドラマではなく、様々な授業の中で実践するドラマ〜を、
兵庫県明石市の町劇AKASHIに集う
教育関係者の皆さんに紹介するワークショップが実現しました。
この日、夜には「インプロライブ〜♪るらるらら」が開催される
明石の劇場(町劇AKASHI)に、
中学校、高校の現場で生徒たちを教えている先生方が3名集まって、
2時間のドラマワークを実施しました。
「マイムからつくる即興の物語」
「登場人物のキャラクターを深めていくためのインタビュー」
「限定6語の短い言葉だけの台本を使ったシーン作り」
「社会の問題点を静止画に表すイメージシアター」等の、
ドラマの手法を体験していただきながら、
ドラマワークの考え方、活用法を、お伝えしていきました。
3人のうち、お二人が国語担当で、
国語の授業でのドラマワークは、様々な可能性があると感じてくださいました。
ぜひ今後も継続的に開催して、一緒に学んでいきたいと思っています。
インプロ in BUNGA 第41回
ワークショップ報告 〜2014年8月26日〜
偶数月に開催中のインプロ体験ワークショップ「インプロ in BUNGA」、
今回のテーマは「子どもたちの現場で実践している即興表現」。
学校のインプロ授業などで、子どもたちと一緒に楽しんでいる即興表現で、
大人が遊んでみようという企画です。
参加してくださったのは、初参加2名を含む7名の皆さん。
お一人は宮崎県からのご来場でした。
「成り切り自己紹介」「だるまさんが転んだ・ドラマティックヴァージョン」
「主犯共犯」「からだしりとり」
「メジャーデビューポスター」「イメージシアター」等、
小さい子どもたち向けのものから、高校生の授業で実施しているものまで、
様々なプログラムで、たっぷり遊びました。
次回は10月28日、「察する・委ねる」。
非言語での即興表現を中心に展開する予定です。
カフェdeピクニック〜あそんで、食べて、おしゃべりしよう〜
ワークショップ報告 〜2014年8月23日〜
毎月インプロワークショップを開催している、
大阪府高槻市の「カフェコモンズ」を会場として、
夏休み、室内だけど「ピクニック気分」で遊ぼうという企画が持ち上がり、
私は、オープニングの2時間「からだとアタマを使って遊ぼう!」
という時間の進行を担当しました。
参加してくださったのは、様々なご縁で集まった、14名の皆さん。
初対面同士の方も多かったのですが、
2時間、インプロや、キャンプレクリエーションゲームで遊び、
お昼ごはんの頃には、すっかり打ち解けることができました。
カフェの敷き物の上に更にレジャーシートを敷いて、ピクニック気分で、
コモンズのシェフが作った、美味しいトルティーヤをいただきました。
その後は、主催者の方と、進行役を交代しての「おしゃべりタイム」、
映画を観ながらの懇親会と、夜遅くまで、カフェdeピクニックを楽しみました。
千葉県柏市立風早南部小学校・校内研修会
ワークショップ報告 〜2014年8月21日〜
昨年夏担当した、柏市内の人権教育担当者の研修会に参加していた、
風早南部小学校の方が「ぜひ職場の先生たちにもインプロを体験してほしい」と、
1年たった今、校内での人権教育研修会を企画してくれました。
この日は、教員だけでなく、用務員さん、特別支援の介助員さんなど、
様々な職種の方々に広く呼び掛けてくださって、
職場全体で、子どもたちとの関わり方について、考えていきました。
最初は、慣れない経験に戸惑っている方が、たくさんいらっしゃいましたが、
「インプロしりとり」「変身ごっこ」「アジャジャオジャジャ」と、
即興表現で遊んでいく中で、
どんどんほぐれていき、笑顔溢れる楽しい雰囲気になっていきました。
子どもたちの「今」に寄り添うことについて、
真摯に考え、取り組んでくださったことが、
短時間で、たくさん書いてくださったふり返りシートの記述からも伺えました。
今年度じゅうに、子どもたちとのインプロ授業も実現することになりました。
先生方と一緒に取り組む即興空間作りが、とても楽しみです。
千葉県八千代市・5校合同研修会
ワークショップ報告 〜2014年8月20日〜
中国分小(市川)、萱田小(八千代)に続いて、
5月の葛南教育事務所主催「学校人権教育研究協議会」で出会った、
八千代市立睦小学校の先生が、人権教育研修会を企画してくれました。
近隣の学校にも広く声をかけてくださって、
結局集まったのは、5つの小学校、48名の先生方です。
睦小学校・米本小学校・米本南小学校・阿蘇小学校・みどりが丘小学校。
前半は、5校の先生方が、6人ずつ8つのグループに分かれ、
学校の様子や、それぞれの課題について情報交換、
その後、一つの部屋に集まって、
90分間、即興表現を楽しみながら交流していきました。
普段、なかなか忙しくて顔を合わせられない、
ましてや一緒に遊ぶことのないメンバーが、
真剣に子どもたちのことを考えながら、真剣に遊ぶ。
「誰もがそこにいていいと感じられる場作り」を、
教員の皆さんに体験していただくことができました。
企画してくださった先生方、本当にありがとうございました。
日本演劇教育連盟・全国演劇教育研究集会(全劇研)
ワークショップ報告 〜2014年8月2日〜
日本演劇教育連盟(演教連)主催の第63回「全国演劇教育研究集会」で、
半日講座「インプロワークショップ〜学級作りや授業に活かす即興表現」を
担当しました。
国立オリンピック記念青少年総合センターで3日間開催された研究会の初日、
私の講座に参加してくださったのは、
全国各地から集まった12名+実行委員2名の皆さんでした。
小学校、中学校、特別支援学校、高校、大学など様々な場で働く方々と、
学生さん3名、というメンバー構成でした。
「スケールライン」「一筆書き似顔絵」「ゾンビゲーム」
「インプロしりとり」「変身ごっこ」
「メジャーデビューポスター」「アジャジャオジャジャ」等、
各地の現場で実践してきたものの中から厳選したプログラムで、
思いっきり遊びながら、
即興型の学びを取り入れた「学級」作り、「学びの場」作りを、
皆さんに提案していきました。
「自己肯定のワークショップで、他者をそのまま受け入れることの
楽しさを学びました」
「楽しく学ぶことができて、教育への情熱を思い出すことができました」
等のふり返りを寄せていただきました。
今後の皆さんの現場にも、この「楽しさ」を広げていけるよう、
サポートを続けていきたいです。
インプロ in カフェコモンズ・第96回
ワークショップ報告 〜2014年7月27日〜
『インプロinカフェコモンズ』第96回を、7月27日に開催しました。
今月のワークショップのテーマは、
年2回実施している恒例の『察する・委ねる』。
参加してくださったのは、15名(+懇親会から参加3名)の皆さんでした。
言葉に頼らない即興表現を中心に、
互いのアイデアを察し合い、活かし合いながら、半日、遊びまくりました。
詳細は、インプロinカフェコモンズのブログ、
http://inprocommons.blog2.fc2.com/をご覧ください。
千葉県八千代市立萱田小学校・校内研修会
ワークショップ報告 〜2014年7月25日〜
市川市立中国分小学校と同様に、
5月の葛南教育事務所主催「学校人権教育研究協議会」で出会った方が、
校内での人権教育研修会を企画してくれました。
萱田小学校は、30学級ある大きな学校で、
この日の研修にも、40人近くの先生方が参加しました。
空調が整っているパソコン室でのワークショップで、
動ける範囲は限られていましたが、
皆さん、即興表現に興じるうちに「起こったことを楽しめる」ようになり、
職場の雰囲気の良さが感じられる楽しい90分となりました。
千葉県船橋市立宮本小学校「有意義な夏休みにするための講座」
ワークショップ報告 〜2014年7月23日〜
3年目を迎えた船橋市立宮本小学校の「有意義な夏休みにするための講座」に、
今年も、講師のひとりとして呼んでいただきました。
子どもたちが、参加講座を自由に選べる、学校主催の夏のセミナーです。
「台本のないげきあそび」に集まってくれたのは、
3〜6年生32人。(各学年8人ずつ)。
3年生は、昨年度全クラスで3回の授業を実施しているので、
皆、インプロ経験者です。
一方、4年生以上は、1人を除いて初対面だったのですが、
皆、やったことがないことに、
笑顔でチャレンジできるエネルギーを持った子どもたちばかりで、
即興の身体表現や感情表現を、のびのび楽しんでいました。
あっと言う間の60分。次回は時間延長したいですね!と担当の先生。
また来年の夏が待ち遠しいです。
福島県双葉郡川内村・演劇キャンプin川内「大人のための表現講座」
ワークショップ報告 〜2014年7月20日〜
2011年、大震災の年から3年間「演劇大学inこおりやま」を開催してきた
スタッフの皆さんが、
今年から、草野心平ゆかりの川内村に会場を移して
「演劇キャンプin川内」をスタートさせました。
共催することになった「日本演劇教育連盟」繋がりで声をかけていただいて、
キャンプ2日目の一日講座「大人のための表現講座」を担当しました。
参加してくれたのは、午前・午後で入れ替わりがありましたが、
計12名の皆さんでした。
午前中は、即興表現で思いっきり遊び、
午後は、ドラマワークの手法を活かして、即興の物語をつくっていきました。
即興の遊びで生まれたひとつの「動き」(ポーズ)から、
主人公が生まれ、ストーリーが紡がれ、
その物語を映画化するという設定で、
「ポスター」「予告編」「主題歌」が制作され・・・
最後は、ロングフォークインプロ
「スケッチ」「主役」「主役回し」にチャレンジ!
この日初めてであった者同士が、
フィクションの世界で、夢中で遊び続けた一日でした。
千葉県市川市立中国分小学校・校内研修会
ワークショップ報告 〜2014年7月18日〜
5月の千葉県教育庁葛南教育事務所主催「学校人権教育研究協議会」に、
たまたま人権教育担当者の代理として、参加した教務主任の先生が、
職場の皆さんにもぜひ体験してほしいと考えて、
「インプロで人権感覚を養う」校内研修会を企画してくれました。
夏休み前の最後の子どもたちとの時間を午前中に終えた24名の先生方と、
2時間、即興表現を楽しみながら、
人権感覚を養うことのできる場作りについて、考えていきました。
終了直後、体育主任の先生が、校長室まで足を運んで質問に来てくださって、
「もっと即興表現を学びたい」とのことだったので、
東京でのワークショップのご案内をしました。
学びの輪が広がる予感に、ワクワクしています。
京都市立養正小学校
2014年度第3回授業報告 〜2014年7月7日〜
4年目に入った、京都市立養正小学校でのインプロ授業、
今月は、1年生と6年生です。
初インプロの、1年生27名は、
「ナイフとフォーク」「Go Stop Melt」「振り返りニンジャ」等のプログラムを、
元気いっぱいに楽しんでいました。
インプロ4年目(7回目)の6年生には、
グループでつくる「からだしりとり」にチャレンジしてもらいました。
思春期にさしかかり、
無邪気に楽しむという雰囲気ではなくなってきていますが、
正解のない即興の授業を、それぞれの感性で受けとめ、表現していました。
6年生にとって最後となる次回、どんなことができるのか、
じっくりプランを練っていきたいと思っています。
財団法人PENS・Gリーダー研修 2014年度 第1回
ワークショップ報告 〜2014年7月6日〜
7年目を迎えたキャンプリーダーの大学生たちとのインプロ研修、
今年度の第1回目は、初めての試みとして、
京都Gリーダーと、神戸Gリーダー合同で、中間点(大阪)の広い会場
(「市民交流センターひがしよどがわ」の体育館)で実施しました。
Gリーダーは、今年京都の17期生、及び神戸の3期生が加わり、
全部で87人の大所帯となりました。
この日は、その中の52名(京都32名・神戸20名)が参加、
4〜5人でのサークルゲーム、
歩き回って、いろいろなメンバーとペアになって遊ぶゲーム、
互いの身体を支え合うプログラムなどで、交流を深めました。
次回(秋)以降は、京都、神戸、別々の開催となるので、
リーダー一人ひとりと向き合っていけるような研修プログラムを、
用意していこうと思います。
即興型学習研究会 第2回 (「しなやかリレーションシップ」第33回を兼ねて)
ワークショップ報告 〜2014年7月5日〜
「グラスルーツ」「しなやかリレーションシップ」共催の
『即興型学習研究会』第2回を開催しました。
参加してくださったのは、英語教室の方々、小学校教員、大学教員など、
計17名の皆さんです。
午前中の即興型学習ゲーム体験、
午後の現場での実践報告(英語教室・大学での授業)に加え、
この日のために作成した
「拍手回し」というひとつのプログラムに絞った小冊子を配り、
その様々な活用法を実際に試していきました。
とても豊かな学びの場なので、
もっとたくさんの方に集まって、体験して、議論してもらいたい。
実践の継続と共に、宣伝、集客が、研究会の大きな課題です。
次回は、11月16日(日)に開催します。
こども教育宝仙大学「上村ゼミ」ゲストティーチャー
授業報告 〜2014年7月2日〜
東京・中野坂上の「こども教育宝仙大学」の上村先生のゼミに、
ゲストティーチャーとして行ってきました。
4年生(5名)、3年生(15名)、それぞれ90分のインプロ体験です。
幼児教育専門の4年制大学に学ぶ学生たちで、
4年生は「児童養護施設の小学生」との現場、
3年生は「保育実習」の現場が控えているので、
そこでの活動を想定しながら、即興表現にチャレンジしてもらいました。
どちらのクラスも、とても和やかな雰囲気の中、熱心に取り組んでいました。
またぜひ再会したい、素敵な学生たちでした。
YAM主催・即興型学習ワークショップ in 名古屋 第2回
ワークショップ報告 〜2014年6月30日〜
名古屋で4月にスタートした「即興型学習ワークショップ」、
早くも2回目の開催です。
参加者は、前回を上回る18名。
英語教室の先生方が中心なのですが、学習塾や、子育て支援に携わる方など、
多彩なメンバーが集まりました。
前回体験したプログラムを、現場に取り入れている方から、
興味深い報告がいくつもあり、
熱気あふれる学びの場となりました。
次回は、11月開催予定です。
インプロ in カフェコモンズ・第95回
ワークショップ報告 〜2014年6月29日〜
『インプロinカフェコモンズ』第95回「成り切り遊び」を、
29日(日)に開催しました。
集まってくださったのは、22名。
初参加者が9名も含まれていて、フレッシュな出会いに満ちた場となりました。
今月は、架空の感情、架空のステイタス、架空のキャラクターと、
フィクションの世界で、次々といろんなものに「成り切る」プログラム。
10代の大学生も、初めて即興に触れる方々も、いつもの大人たちも、
夢中で遊んだ午後でした。
NPO法人グラスルーツ「即興型学習ゲーム開発ワークショップ」・第4回
ワークショップ報告 〜2014年6月27日〜
NPO法人『グラスルーツ』主催の「即興型学習ゲーム開発ワークショップ」も、
2年目に入りました。
今回からは、私がプログラムを提供する時間を少なくして、
皆さんの実践報告や、今後の実践に向けての話し合いを増やしていきました。
参加者は14名。
広島からわざわざ駆けつけてくださった方もいらっしゃいました。
「即興型」の学びに興味を持ってくださる方、現場で実践を始めた方が、
着実に増えています。
その現場を支えるために、ひとつひとつの実践を、丁寧に分析・検討し、
より良いプログラムを作って、皆さんに発信していきたいと思います。
来年度には、「即興型学習ゲーム集」を編む予定です!!
千葉県白井市立池の上小学校5・6年生総合学習 2014年度 第2回
授業報告 〜2014年6月25日〜
白井市立池の上小学校総合学習での、本年度第2回目の授業に行ってきました。
午前中に、5年生の「即興」(各クラス1コマずつ)授業のアシスタントを務め、
午後からは、今日から3チームに分かれる6年生の「演劇」で、
「即興チーム」の授業を担当しました。
6年生になっても「劇作り」ではなく
「即興」に取り組み続けるグループに集まったのは、
男子4名、女子7名の計、11名。
まずは「即興の仲間として出会い直す」ためのプログラムを実施、
後半は5年生では経験しなかった、
「言葉」や「身体表現」での即興遊びにチャレンジました。
11人みんな、とてもしなやかに、即興世界にとび込んできます。
2月までのこのメンバーでの時間が、ますます楽しみになってきました!
インプロ in BUNGA 第40回
ワークショップ報告 〜2014年6月24日〜
偶数月に開催中の「インプロ in BUNGA」、
今回は「即興の音遊び」を実施しました。
参加してくださったのは、6名の皆さんです。
第1部は、声や言葉を短く繋いでウタをつくり、
第2部は、声でいろんな楽器の音を表し、その音を重ねて遊びました。
体でリズムを刻み、即興で声を重ね、歌詞を生み出しながら夢中で遊ぶ、
あっという間の楽しい2時間15分でした。
「即興の音遊び」は、12月にまた実施します。
福井県福井市・NPO法人福井県子どもNPOセンター
ワークショップ報告 〜2014年6月17日〜
「福井県子どもNPOセンター」主催のワークショップも、
今年で3年目になりました。昨年に引き続き、
福井市内の児童クラブ(学童)指導員の皆さんとのインプロワークです。
担当した研修会が好評で翌年も呼んでいただけるのは、講師冥利に尽きます。
タイトルも昨年同様『子どもたちと向き合うために大切なこと』
昨年の2倍以上の45名の方々が集まってくださいました。
皆さん、とても積極的に取り組んでくださって、
「一筆書き似顔絵」「振り返りニンジャ」
「イエスアンドサークル」「ワンタッチオブジェ」などの、
即興表現を遊びながら、子どもたちとの時間に大切にしたいことについて、
みんなで考えていきました。
秋には、福井県内の他の地域でもインプロ研修を計画してくださっています。
福井でのご縁が広がっていくのが、とても嬉しいです。
京都市立養正小学校
2014年度第2回授業報告 〜2014年6月13日〜
4年目に入った、京都市立養正小学校でのインプロ授業、
今月は、2年生と4年生です。
2年生はインプロ3回目。
新しいプログラムに、元気にチャレンジしてくれました。
ある男の子が「なかよくなれてぽかぽかなべんきょう」って書いてくれました。
嬉しいですね!!、
4年生はもうインプロ7回目。
1年生で出会った彼らも、ずいぶん大きくなりました。
男子4名、女子15名、単学級ならではの、家族のような雰囲気です。
自分たちでルールに工夫を加えながら、即興表現を楽しんでいました。
次回は七夕、1年生と、6年生に会うのが、待ち遠しいです。
NPO法人ビーンズふくしま「ピアサポートネット」
ワークショップ報告 〜2014年6月6日・7日〜
NPO法人「ビーンズふくしま」が企画・運営する
自立支援プログラム「ピアサポートネット」で、
3年目の今年もインプロワークを担当させていただけることになりました。
県内6か所で開催される各8回シリーズの「ぴあさぽ」プログラムの2回目に、
「インプロであそぼう」を実施していきます。
5〜7月に開催しているのは「会津ぴあさぽ」と、「白河ぴあさぽ」。
6日(金)に会津若松市の城北コミュニティセンター、
7日(土)にマイタウン白河へ、行ってきました。
参加者は、会津が7名、白河が9名。いずれも2時間のプログラムです。
「今日の名前」で出会い、ノンバーバルなインプロで心と体をほぐし、
『トラストフォール』(後ろに倒れるエクササイズ)で互いの身体を支え合い、
最後は『言葉のシャワー』で、ひとりひとりの「言われたい言葉」を、
声を重ねてプレゼントしました。
ぴあさぽ参加者の皆さんは、どなたも皆、よく観て、よく聴いて、
その場を丁寧に感じとる方々なので、
とても優しい場が出来上がっていきます。
この日一緒に即興表現で遊んだことが、この後の活動に繋がるよう願っています。
ドルフィンスポーツアカデミー・サンデーキッズスクール
「原っぱで遊ぼう」@東京・代々木公園
イベント報告 〜2014年6月1日〜
2006年からお手伝いさせていただいている、
野外活動団体「ドルフィンスポーツアカデミー」が、企画・運営する
サンデーキッズスクール「原っぱで遊ぼう」。
探検学校や、キャンプ、スキースクールに導く、
一日体験の「プレスクール」として、
今年度も3回、開催することになりました。
会場の代々木公園に集まった参加者は、幼稚園年少〜小学校1年生までの24名。
13名の野外活動スタッフが、子どもたちの遊びを支えます。
私の担当は、今年度も午前中の「表現ゲーム」。
「振り返りニンジャ」や「連想彫刻」などの
「インプロを活かした表現プログラム」を、
にぎやかに楽しむことができました。
子どもたちの、遊ぶ力はたくましい!
その「力」を信じて、サポートするスタッフが頼もしい!
次回は、10月19日(日)に実施します。
インプロ in カフェコモンズ・第94回
ワークショップ報告 〜2014年5月25日〜
『インプロinカフェコモンズ』第94回を、25日(日)に開催しました。
今回のワークショップのテーマは『即興の劇遊び』。
この日集まったメンバーから生まれた「即興」のキャラクターを主役にして、
物語を紡ぎ、そのお話を映画化する設定で
「主題歌」「ポスター」「予告編」をつくって遊びました。
参加してくださったのは、初参加4名を含む18名の皆さんでした。
この日は、学生時代に私のワークショップでインプロに出会って以来、
6年間ずっとご縁が続いている方が、
奥様と生後2か月の息子さん、奥様のご友人と共に、遊びに来てくれました。
ワークショップに参加するのは主に奥様。
パパは子守りをしながら、ママのインプロデビューをニコニコ見守っています。
2カ月のジュニアも、劇遊びの中の「映画ポスター」に
史上最年少(?)インプロデビューを果たしました。
京都市立養正小学校
2014年度第1回授業報告 〜2014年5月23日〜
京都市立養正小学校での授業、今年も継続できることになりました。
3年間、インプロ授業を推進してくださった校長先生が転勤なさったのですが、
2年間、ご一緒した教頭先生が、昇任なさって新校長となり、
今年もぜひ、とお声をかけてくださいました。
新年度最初の授業は、3年生と5年生。
転入生2人を迎えた3年生は、相変わらず、いい雰囲気、
一番インプロ経験がある個性派ぞろいの5年生は、益々にぎやか。
どちらのクラスも、2時間のインプロを目一杯楽しんでくれました。
次回は2年生と、4年生です。
千葉県教育庁葛南教育事務所/東上総教育事務所「学校人権教育研究協議会」
ワークショップ報告 〜2013年5月20日/28日〜
昨年度、千葉県教育庁北総教育事務所の
「学校人権教育研究協議会」を担当したご縁で、
今年度は、葛南教育事務所・東上総教育事務所の、
「学校人権教育研究協議会」(担当者部門)に呼んでいただきました。
会場に集まったのは管内幼・小・中それぞれの職場の「人権」担当の先生方で、
葛南(宮本公民館)は270名、
東上総(大網白里市保健センター)は180名の皆さんに、
インプロ(即興表現)と出会っていただくことができました。
講演会のつもりで参加したのに、と、戸惑っている方もいましたが、
「オノマトペ自己紹介」「インプロしりとり」
「イエスアンドサークル」「アジャジャオジャジャ」などの
即興表現プログラムを楽しみながら、
インプロが「人権感覚を養う」ことを、
実感していただくことができたように思います。
立命館大学BKC「応用ドラマ教育論」ゲストティーチャー
授業報告 〜2014年5月19日〜
立命館大学の武田富美子先生のクラスに、
ゲストティーチャーとして行ってきました。
BKC(びわこ・くさつキャンパス)に呼んでいただいたのは、
2010年、2012年に続いて3回目です。
教職を志す26名の3回生・4回生たちに、
インプロを体験してもらいました。
「インプロしりとり」「ワンワード」「数字deドラマ」など、
予想以上に、積極的に即興空間にとび込んでくれる学生たちで、
とても楽しい90分になりました。
インプロ ひらく きょういく
ワークショップ報告 〜2014年5月18日〜
「すぐに使える場づくり、関係性づくりのアクティビティ100連発」
という名称で、昨年度3回開催したワークショップが、
スタッフも一部入れ替わってリニューアル、
「インプロ ひらく きょういく」としての第1回目を、
新大阪の「市民交流センターひがしよどがわ」和室で開始しました。
参加してくださったのは、高校生、大学生、社会人とバラエティに富んだ19名。
即興で思い切り遊びながら、
教育現場での実践の方向性を真剣に探っていきました。
次回は10月に開催予定です。
それぞれの現場からの実践報告が、とても楽しみです。
千葉県白井市立池の上小学校5・6年生総合学習 2014年度 第1回
授業報告 〜2014年5月14日〜
13年目を迎えた、白井市立池の上小学校総合学習「即興・演劇」、
今年度も5年生が月1回学級ごとに実施する「即興」授業(年10回)、
6年生は、3つのグループに分かれて、2月末の発表会まで「演劇」授業に
取り組みます。
まず午前中に5年生と初対面。
クラスの3分の2近くが男の子という男女比になっている学年です。
まだ高学年には見えない可愛らしい子どもたち、
初体験の即興に目を輝かせて取り組んでくれました。
6年生は、2クラス一緒に体育館での実施。
事前にグループ分けの希望調査を行っています。
我々3人の講師がリレー形式で進行を担当、
「即興」「オリジナルストーリー」「(名作の)サイドストーリー」という
3つのジャンルを体験してもらいました。
そして授業の最後に、人数調整が必要なことを話したうえで、再度希望調査。
その結果、即興11人、オリジナルストーリー21人、サイドストーリー21人で、
来月からの活動をスタートすることが決まりました。
私は今年度も「即興」グループを担当します。
『即興イレブン』2期生とのインプロの時間が、
今からとても待ち遠しいです!!
高校2年生「コミュニケーションスキルアップ」授業 第3回
授業報告 〜2014年5月13日〜
昨年出会った埼玉県内の高校生と、
2年生になった今年度も継続して関われることになりました。
インプロを活かした「コミュニケーションスキルアップ講座」、
生徒にとっては今回が3回目の授業です。
私が担当したのは2年3組。部活の大会のため7人が不在(公欠)でしたが、
残りの33人は、この授業も3回目とあって、
リラックスした表情で合宿所の和室にやってきました。
今回のメインプログラムは「身体しりとり」。
6人程度のグループで、身体表現によって何かの「言葉」を表し、
他のグループは、それが何を表しているのかを見立て、
その語尾をとってまた「しりとり」に繋げていくプログラムです。
「正しく伝える」ことがねらいではなく、
「言葉を使わずに伝える」「伝えようとしていることを感じ取る」
「伝え合い、感じ合うためにグループで話し合う」ことをねらいとした、
50分間でした。
最初に「今日で3回目だけど、この授業ってどんな時間?」と訊いたら、
ある男子生徒が間髪入れずに「無駄な時間!」
よくぞ言ってくれました!
「我々は無駄な時間の大切さを信じて今日ここに来ているよ!」
とメッセージを発して、授業を始めることができました。
生徒たちは、予想以上に表現を楽しみ、伝わらずにズレることも受け入れ、
「身体しりとり」を楽しんでいました。
次回は秋の修学旅行直前に実施予定。
どんな時間を彼らと作れるのか、楽しみです。
ちょけラテ・第12回
ワークショップ報告 〜2014年5月11日〜
2009年から、インプロワークショップを企画・運営している
学生団体『ちょけラテ』の皆さんとの場作りも、
今回で6年目に入りました。
第12回目のサブタイトルは「たんぽぽのわたげ」。
スタッフ3人(4回生・3回生・2回生)の、
『毎日を頑張る皆さんへ〜
自然と笑顔になれ、初めての人とも居心地の良さを感じてもらえるような
イベントを企画しました!
一緒に「インプロワーク」をして、
やわらかくて、ふわふわの「たんぽぽのわたげ」のような、
居心地のよい時間を過ごしましょう♪』という思いが込められています。
畿央大学構内の多目的室に27名もの皆さんが集まりました。
新しいスタッフ3人それぞれが、インプロの場に来てほしい友人たちに声をかけ、
その呼びかけに応じて集まってくれたメンバーなので、
最初から「場」はあったかいエネルギーに満ちていて、
初めてチャレンジする即興プログラムに、
誰もが積極的にトライして、楽しんでいました。
ラストは「ちょけラテ」恒例のスタッフ手作りカードに、
互いにコメントを書き込みながらの交流タイム、
会場のあちこちに、素敵な話の輪が広がっていきました。
『ちょけラテ』、次回は、今秋開催予定です。
インプロ in カフェコモンズ・第93回
ワークショップ報告 〜2014年4月27日〜
『インプロinカフェコモンズ』第93回を、27日(日)に開催しました。
今回のテーマは初めての実施となる「即興de『語る』」。
参加してくださったのは、初参加3名を含む16名の皆さんでした。
幼い子どもが、思いついた「おはなし」を自由自在に語るように、
大人も語り合ってみようという企画に、
参加者の皆さんの「妄想」がさく裂!
夢中で語り続ける、楽しい午後でした。
インプロ in BUNGA 第39回
ワークショップ報告 〜2014年4月22日〜
偶数月に開催中の「インプロ in BUNGA」、
今月は「即興の劇遊び」を実施しました。
参加してくださったのは初参加2名を含む8名の皆さん。
高校3年生の女の子、専門学校を出たばかりの20歳の女性、
この春大学を卒業した青年と、フレッシュなメンバーが揃いました。
「マイムde紹介」で生まれたキャラクターを主役にした
即興の物語をつくったり、
「主役」を惑わす「天使」「悪魔」に成り切ったり、
フィクションの世界で思う存分、遊びました。
次回は6月24日(火)「即興の音遊び」です。
YAM主催・即興型学習ワークショップ in 名古屋 第1回
ワークショップ報告 〜2014年4月21日〜
大阪で開催した「即興型学習ワークショップ」に名古屋から参加した方が、
東海地方で、お仲間に声をかけてくださって、
名古屋での「即興型学習ワークショップ」がスタートしました。
月曜日の朝、名古屋の新守山の英語教室に集まったのは14名の女性たち。
うち12名が、初めてお会いする方々でした。
「英語教室」や、その他の「場作り」に取り組んでいる、
とても前向きで表現力豊かな皆さんばかりで、
3時間のワークは、笑顔の中、あっという間に終了しました。
今後継続して開催していく予定なので、
ここからどんな「即興型学習」が生まれていくのか、楽しみです。
インプロ in すだち 第14回 @大阪・寝屋川市
ワークショップ報告 〜2014年4月20日〜
平成21年3月スタートの、NPO法人「寝屋川市民たすけあいの会」主催の
インプロワークショップ『インプロ in すだち』は、
念願だった「野外インプロ」がようやく実現しました。
昨秋に企画した時は、悪天候で室内に変更しての実施となったので、
再度のチャレンジとなったのですが、
この日も空模様ははっきりせず、時折小雨がぱらつく状況、
それでも「ピンポイント天気予報」を頼りに、行けると判断し、
寝屋川市の打上川治水公園で、インプロワークをスタートしました。
参加してくださったのは、初参加1名を含む8名の皆さん。
広い公園、しかも好天ではないので訪れる人も少なく、ほぼ貸し切り状態の中、
野外ならではのプログラムを思う存分楽しみました。
途中、雨が激しくなった時は、高架橋の下のトンネルに移動し、
雨宿りしながら、そこでできる即興に興じました。
いつもとは違う場所でのインプロ、新鮮な楽しさに溢れていました!
千葉県栄町立北辺田小学校・親子インプロ教室 第2回
ワークショップ報告 〜2014年4月19日〜
今年度限りで廃校になる栄町立北辺田小学校は、八重桜が満開でした。
昨年12月に続いて、2回目の開催となる「親子インプロ教室」に行ってきました。
校長先生曰く
「最後の一年の授業参観は毎回工夫を凝らして楽しいものにする」とのこと。
今回は、保護者会の前に、みんなで体育館に集まって、
親子インプロ教室を楽しみました。
「変身ごっこ」で身体表現にチャレンジ、
「好きなものなあに?」で自分の「好き」を表明し、
いろんな「好き」があることを受けとめ合った後、
「振り返りニンジャ」(「だるまさんが転んだ」忍者ヴァージョン)を
縦割りグループ対抗で 実施、
60分間、全校児童、保護者の皆さん、先生方に、地域の皆さんも加わって、
楽しい時間を過ごすことができました。
即興型学習研究会 第1回 (「しなやかリレーションシップ」第32回を兼ねて)
ワークショップ報告 〜2014年4月5日〜
「グラスルーツ」「しなやかリレーションシップ」共催の
『即興型学習研究会』がスタートしました。
この研究会は、ただ単にクラス(授業)に
インプロゲームを取り入れて楽しむだけではなく、
即興型の新しい「学びの場」をつくることを、
目指していくワークショップです。
誰もが失敗を恐れずリスクに飛び込み、
一歩前に踏み出すための「チャレンジ」ができる『場』、
そのチャレンジを互いに「サポート」し合える『場』
「チャレンジ&サポート」の経験を、
まずは『即興型の学び』の場で積み重ねる。
やがてどんな場面でも「チャレンジ&サポート」できる集団になっていく…
子どもたちとの出会いを間近に控えた先生方に、
そんな、インプロを活かした場作り(即興型学習)を提案しようと、
新年度早々の5日に第1回目を開催しました。
新大阪の市民交流センターひがしよどがわに集まってくださったのは、
小学校、中学校、高校、大学、英語教室、
日本語学校などで場をつくっている方々や、ワークショップを運営している方、
教員を目指す大学生など、計23名の皆さん。
即興初体験の方が5名いらっしゃいました。
前半の進行が私の担当です。「即興型」ワークで出会いたっぷり遊ぶ2時間。
昼食休憩後は、英語教室や小学校での「即興型学習」の実践を、
模擬授業形式で体験していきました。
「学習者」全員を大事にできる「学びの場」作りを目指すという、
皆さんの熱意が生み出す、温かなエネルギーに満ちた7時間の「場」でした。
これから、参加者の皆さんが、ご自身の教える現場で実践し、
そこでの出来事を互いに持ち寄り、共に考えるというプロセスを大切にして、
即興型学習の可能性を探っていきたいと考えています。
次回(第2回)は、7月5日(土)10時〜16時に新大阪で開催します。
医療×インプロ スマイルコミュニケーション・第20回
ワークショップ報告 〜2014年3月29日〜
医療や福祉に携わる皆さんと一緒にインプロを通じ場作りを続けてきた
『医療×インプロ スマイルコミュニケーション』も、
今回で20回目を迎えました。
新大阪の「市民交流センターひがしよどがわ」に集まったのは、
初参加(初インプロ)の方3名を含む、17名。
今回も、理学療法士を目指す学生、医学生、福祉関係のNPO法人の代表、
役者、公務員、理学療法士、作業療法士、精神保健福祉士、
医師、助産師、教員等、多方面の方々がインプロの場に集いました。
今回のテーマは『春を感じて』
フィクションの世界で思い切り「心」と「体」を動かしながら、
参加者それぞれのこの「春」の想いを受けとめ合い、
表現し合う時間を加えていきます。
「未来写真・思い出写真」でひとりひとりが主役の「写真」を、
4人組の静止画でつくり出し、
「言葉のシャワー」では、参加者全員で声を合わせて、
「言ってほしい言葉」をプレゼントしました。
『スマイルコミュニケーション』次回開催は未定です。
スタッフもこの春、3人中2人が、
「転勤」「卒業」という人生の節目を迎えているので、
再開(再会)できるタイミングを、ゆっくり探っていこうと思っています。
インプロ in カフェコモンズ・第92回
ワークショップ報告 〜2014年3月23日〜
『インプロinカフェコモンズ』第92回を、23日(日)に開催しました。
年度末ということで、テーマは「想いを共有する」。
参加してくださったのは、初参加4名を含む13名の皆さんでした。
即興の「静止画」つくりを遊びながら、
参加者の皆さんの、この春のそれぞれの想いを、
受けとめ合い、表現し合っていきました。
フィクションの世界に遊ぶインプロのプログラムが中心ですが、
その中に、4人組で、ひとりひとりが主役となって、
それぞれの「未来写真」または「思い出写真」をつくる『カメラマン』。
「最近ちょっと心が動いたこと」を語っていただいて、
その心が動いた瞬間の「想い」を、
繰り返す「動き」と「音」で表す『動く彫刻』などの、
実話を扱うプログラムを加えていきました。
新年度を迎える思い、別れ、後悔、希望、困惑・・・、
受けとめた様々な「想い」を、身体表現で伝え合いました。
来月は「即興de『語る』」
幼い子どもが、思いついた「おはなし」を自由自在に語るように、
大人が「空想」「妄想」を語り合ってみようと思います。
財団法人ポジティブアースネイチャーズスクール(PENS)・PENSフェスタ第4回
イベント報告 〜2014年3月21日〜
京都のキャンプリーダー(Gリーダー)が、
いつも参加してくれている会員の皆さんを、
親子でキャンプ場に招待する、年に一度の感謝祭『PENSフェスタ』。
会場は、京都府城陽市の
(財)青少年野外活動総合センター『友愛の丘』キャンプ場です。
「焼き芋」「焼きマシュマロ」が楽しめる「焚き火」、
子どもたちが「空き缶積み」「豆つかみ」などの
プログラムに挑戦する「チャレンジランキング」、
お父さんのためのサバイバル講座(「弓矢」「竹とんぼ」作りなど)、
お母さんのためのカフェ(「コーヒー焙煎」「アロマキャンドル作り」など)、
様々な体験プログラムが用意され、
来場者の皆さんは自由に各コーナーを回って楽しんでいます。
その中のひとつとして「インプロコーナー」を担当するようになって、
今年で3年目です。
今回は、午前・午後の最後に行なわれる
「チャレンジランキング」の表彰式の前に、
日頃、研修でインプロを経験し続けている
Gリーダーたちにサポートしてもらって、
「エア掌」「振り返りニンジャ」(午前)、
「わりばしウォーク」「フィジカルシアター」(午後)、
などの即興表現プログラムを、子どもたちと一緒に楽しみました。
財団法人ポジティブアースネイチャーズスクール(PENS)・アイスブレイク研修
ワークショップ報告 〜2014年3月20日〜
京都と神戸で、子どもたちの野外活動を、企画・運営している、
財団法人ポジティブアースネイチャーズスクール(PENS)の、
京都事務所『創筆庵』で、PENSの職員のための
「インプロを活かしたアイスブレイク」の研修を実施しました。
『創筆庵』は、京都・二条駅にほど近い、二階建ての古い町家です。
PENSではこれから「大人のための野外活動」を展開していこうと計画中で、
その準備として、この「アイスブレイク研修」が行われたのです。
参加者は、職員+大学生(Gリーダー)の計5名。
「大人の野外活動」の場を想定したアイスブレイクプログラムを、
2時間近く、たっぷり体験していきました。
ちょけラテ・番外編
ワークショップ報告 〜2014年3月16日〜
2009年から、インプロワークショップを企画・運営している
学生団体『ちょけラテ』の皆さんとの場作り、
今回は、1月に参加してくれた帝塚山大学『きょういく会』のメンバーとの
コラボ企画が実現しました。
日曜日の帝塚山大学こども学部(奈良・学園前)の教室に、
22人の大学生が集合、
今回のワークのテーマは『宝箱』です。
参加してくれる人が皆、それぞれ『宝』を持ち帰れるような
場を作ろうという願いが込められていました。
参加者の半数以上(13名)が、インプロは初体験、
色々な大学(10校)から集まったので、
お互いに初対面同士も多かったのですが、
3時間インプロでたっぷり遊び、
最後の1時間は、ふり返りをしながら、じっくり語り合いました。
学生生活に対して、教育に関して、真剣に向き合っている22人との『場』は、
とても素敵な時間でした。
『ちょけラテ』には、
次世代(2回生)、次々世代(1回生)のスタッフも加わりました。
新年度第1回目は、5月11日開催予定です。
NPO法人グラスルーツ「即興型学習ゲーム開発ワークショップ」・第3回
ワークショップ報告 〜2014年3月14日〜
NPO法人『グラスルーツ』に集う英語教室で教える皆さんとの、
連続ワークショップも、3回目を迎えました。
今月の参加者は12名。連続参加が7名、初めてお目にかかる方が3名、
3年ぶりの再会となった方が2名でした。
今回も、英語教育の現場での活用法を話し合いながら、
即興表現プログラムを体験していきました。
「即興に浸ること」と、「即興の活用を考えること」の、
バランス、メリハリが課題だったので、
プログラムを絞り、ひとつひとつをたっぷり体験していただきながら、
ワークをねらい別に分類して、活用法を伝えるようにしていきました。
グラスルーツでは、英語教育から更に枠を広げて、
学校の先生方対象の『即興型学習研究会』も、
来月から始まり、その場での即興プログラムも私が担当します。
どんな先生方と出会えるのか、こちらも、とても楽しみです。
ドルフィンわんぱくキッズスクール「原っぱで遊ぼう」@東京・代々木公園
イベント報告 〜2014年3月9日〜
2006年からお手伝いさせていただいている、
野外活動団体「ドルフィンスポーツアカデミー」が、企画・運営する
わんぱくキッズスクール「原っぱで遊ぼう」。
http://www.dolphin-sa.com/ufiles/File/2013preschool.pdf
キャンプやスキースクールに導く一日体験の「プレスクール」として、
東京・代々木公園で開催しました。
参加者は、年少・年中・年長の幼稚園児25人。最年少は3歳です。
私は、午前中のプログラム(表現ゲーム)を担当しました。
支えてくれるスタッフは9名。
うち8名がこの「インプロを活かした表現」プログラムの体験者だったので、
安心して、様々なチャレンジを展開することができました。
名前を呼び合う「ネームトス」、からだで表す「わたしだあれ」、
変身を楽しむ「振り返りニンジャ」、
グループでひとつの「もの」になる「連想彫刻」などを実施、
午前の最後は班ごとに内緒で相談して何を作るか決め、披露し合いました。
年少さんチームは1匹の大きな「ライオン」。
みんなすっかり成り切って、うなり声が響きます。
年中・年長混合チームAは、
それぞれが役割分担して「船と波」の風景をつくり、
混合チームBはみんなで大きな「パイナップル」になっていました。
午後はさらにキャンプレクリエーションをみんなで楽しみ、解散は午後3時。
子どもたちは、全員元気に4時間半を遊び尽くしました。
この「プレスクール」、来年度も、引き続き実施が決まりました。
またどんな子どもたちに出会えるのか、とても楽しみです。
東京都府中市立小中学校教育研究会児童文化研究部・2013年度第3回(通算9回目)
ワークショップ報告 〜2014年3月5日〜
府中市の教員の皆さんと出会って、4年目の年度末です。
児童文化部でのインプロ研修、今回は、新年度を見据えて、
「インプロを活用した学級経営の工夫〜4月スタート編」と題して、
開催しました。
参加してくださったのは、市内の、13人の先生方です。
事前に運営サイドの先生方と相談の上、
児童文化部に集う皆さんに、
『来月、それぞれの現場で子どもたちとの新たな日々が始まる時に、
最初からインプロを取り入れ、即興型の新しい学びの場を創っていきませんか?』
という趣旨で、下記のような提案をさせていただきました。
☆インプロを活かした学級経営の提案〜『即興型学習』のススメ
〜単にクラス(授業)にインプロゲームを取り入れて楽しむだけではなく、
即興型の新しい学びの場をつくる。
※即興型の新しい学びの場とは⇒チャレンジ&サポートができる場
〜誰もが失敗を恐れずリスクに飛び込み、
一歩前に踏み出すための「チャレンジ」ができる『場』、
そして、そのチャレンジを互いに「サポート」し合える『場』をつくる
→まずは『即興型の学び』で「チャレンジ&サポート」の経験を積み重ねる
@今日の自分を感じ、目の前の人とも、今日の自分として出会い直す<学びに入る姿勢>
(今、ここに共にいる)(今日呼ばれたい名前で呼び合う)
A何も決まっていない、やったことのないことにチャレンジする<即興表現を通して>
(正解はひとつではない。人の数だけ正解がある)(「間違い」はない)
(どんなチャレンジをするのか、自分で決め、自分で一歩踏み出す)
(検閲を外し、失敗を恐れず、リスクに飛び込む)
(見守る者は、チャレンジに対して、ダメ出しをしない)
(どんな表現もOK。表現できなかったことも含めてどんな表現にも価値がある)
Bフィクションの世界で、思いっきり「体」と「心」を動かす<即興表現を通して>
(成り切る)(連想・空想・妄想・想像・創造)(感情を動かす)
C起こったことを楽しむ<即興表現を通して→やがて、日常すべてへ>
(否定しないで、受け入れて、活かしていく)(受信)(Yes,and)
D互いを輝かせる(Give your partner a good time!)
<即興表現を通して→やがて、日常すべてへ>
(互いのチャレンジを支える)(ゆるやかなナナメの関係)
(相手に優しいボール〜アイデア〜を投げる)
(相手を助けているうちに、自分に気づく)☆
上記@のためのプログラムとして、
「スケールライン」「ムーブメントパス」
「ミーティンググリーティング」「好きなものなあに?」
「拍手回し」「スペースウォーク」「キャラクターウォーク」「主人公探し」
Aのためのプログラムとして、「イエスアンドサークル」
Bのためのプログラムとして「ゾンビゲーム」
Cのためのプログラムとして「二日酔いの話」を体験し、
ファシリテーションの仕方、記録の取り方等も含めて、
4月の学級開きで実践するための準備を、進めていきました。
新年度、どんな実践が持ち寄られるのか、今からとても楽しみです。
千葉県白井市立池の上小学校6年生総合学習「即興チーム」2013年度 第9回
授業報告 〜2014年2月26日〜
白井市立池の上小学校6年生即興チームとの時間も、この日が最終回。
残念ながら、男の子が一人インフルエンザにかかってしまってお休みでしたが、
『即興イレブン』という名前はそのままにして、
保護者や下級生(主に1年生)対象の発表会に臨みました。
午前中(4校時)に2週間前の「試演会」をふり返り、「反省」というよりも、
「もっと楽しむためにはどうしたらいいか」をみんなで考えました。
昼休み、いよいよ開演。今回の会場は、2年間即興を遊び続けた総合学習室です。
まずは、10人の「体」で即興の「形」を作り出す『フィジカルシアター』
客席からいただいたタイトルは、
「パイナップル」「ぶどう」「バス」「飛行機」「ボウリング場」
言葉で相談するのではなく、体の動きで意思表示しながら、
それぞれの形を創っていきました。
次は、チャレンジを希望した3人で挑む『ワンワード』。
3人で1人のキャラクターに成り、
「チョコレートが大好き」な理由を、ひとり一言で語っていきました。
続いては全員が即興で演じる『天使と悪魔』
主人公(希望者が多くじゃんけんで決まりました)の悩みに対して、
あとの9人が『天使』と『悪魔』に分かれて代わる代わる登場し、
説得を試みていきます。
主人公の「悩み」も「名前」も「年齢」も、客席の意見で決定!
1人目の設定は「モモタロウくん(20歳)」が
「好物のキビダンゴを食べるか、ダイエットのために我慢するか」悩み、
2人目は「モリオくん(15歳)」が、夜、寝るまでに
「手に入れたばかりでやりたくて仕方ないゲーム」と
「明日までの宿題」のどちらをやるか悩みました。
天使たちと悪魔たちの声掛けに右往左往する主人公の心情に、
客席の1年生もどんどん引き込まれ、
結論が出ると、歓声と「え〜っ」の声が交錯していました。
ラストは『ワンワードソング』。『♪金色』『♪運動会』の2曲を、
ひとり一言ずつの即興の言葉で、
即興の「歌」にしていきました。
12年目で初めての「即興」発表の場に、
緊張しながらも、笑顔でとび込んだ子どもたち。
敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。
池の上小学校5・6年生総合学習での「即興・演劇」、
13年目の継続が決まりました。
また新年度、新たな出会いと、そこで生まれる表現が、とても楽しみです。
インプロ in BUNGA 第38回
ワークショップ報告 〜2014年2月25日〜
年6回開催の「インプロ in BUNGA」、
今年最初のインプロ体験ワークショップを、
2月25日(火)の夜に開催しました。
参加してくださったのは10名の皆さん。
その中の3名が、初来店、初インプロの大学生でした。
今回のワークのテーマは「即興のコトバアソビ」。
ゆっくりお互いが知り合うプログラムを実施してから、
「インプロしりとり」「アイアムゲーム」「ワンワードセンテンス」
「アジャジャオジャジャ」「数字deドラマ」と、
何でもOKの「即興のコトバアソビ」を楽しみました。
初体験の3人も、徐々に緊張がほぐれて、
それぞれの楽しみ方で即興を遊び出します。
「(友人の)あんな姿は初めて見た」「また来ます」「毎月やってほしい」…
嬉しい声がいくつも届きました。
次回は4月22日(火)「即興の劇遊び」です。
インプロ in カフェコモンズ・第91回
ワークショップ報告 〜2014年2月23日〜
『インプロinカフェコモンズ』第91回を、23日(日)に開催しました。
今回のテーマは、半年に一度実施している「即興の音遊び」。
参加してくださったのは、初参加2名を含む14名の皆さんでした。
4時間半、ひたすら声を重ね、体を動かして、
即興の「音」やこの日限りの「歌」をつくって、
遊びまくりました。
キャンプリーダーとして活動していて、
自然の中の遊びが大好きな方(初参加)が、
「自分は(自然の中で遊ぶだけではなく)こういう遊びもできるって気づいた」
とふり返っていました。
「自分の中のものを出せる場だけど、出し尽くし過ぎない加減がいい」
と言ってくださった方もいました。
「音遊び」には、即興の良さ、楽しさが詰まっています。
この「遊び」、もっともっとたくさんの方に、紹介していきたいです。
京都市立養正小学校
2013年度第6回授業報告 〜2014年2月17日〜
京都市立養正小学校でのインプロ授業も、今年度最終回となりました。
3・4校時は6年生、5・6校時は5年生。
子どもたちにとっては、今年度2回目の実施です。
5月以来、久々に会う子どもたちは、ちょっぴり大人びて見えましたが、
3年間一緒に過ごしてきた私たちとの時間を、
この日もそれぞれが楽しんでくれたようでした。
『スケールライン』『スペースウォーク』
『主人公探し』『インプロしりとり』
ここまでは、5・6年生とも共通で行いました。
午前中の6年生は、そのあと『バースデイサークル』をつくり、
誕生日順の3人組になって『成り切りインタビュー』(ホットシーティング)
「果物」「動物」「冷蔵庫の中の食材」に成り切ってインタビューを受け、
あとの2人が何になっているのか当てるプログラムです。
午後の5年生は、
『それなあに?』(喋らずに手渡ししているものを見ている人が当てる)、
『背中合わせ』『掌タッチ』『掌ウォーク』
(背中や掌で触れ合うプログラム)を実施。
ラストは、どちらの学年も、即興椅子取り合戦(アジャジャオジャジャ)で、
賑やかに、3年間のインプロ授業を締めくくりました。
養正小学校のインプロ授業は、全校で継続してきました。
職員研修も実施し、全ての先生方の理解のもとで進めることができました。
3年生以上の子どもたちの「3年目ならでは」の素敵な即興表現を見ていると、
このままぜひ4年目、5年目と、
継続して関わっていきたい気持ちがつのってきます。
新年度、お声がかかるのを、楽しみに待ちたいと思います。
財団法人PENS・Gリーダー研修 2013年度 第4回
ワークショップ報告 〜2014年2月15日〜
京都のキャンプリーダーの大学生(Gリーダー)とのインプロ研修、
今年度の第4回目は、
恒例の『卒G生を送るインプロ』を「ひとまち交流館」で実施しました。
この春卒業する12人を含む41名が集まりました。
まず前半は、前回の研修で、
「インプロは難しい」「あんなことは自分にはできない」と、
感じてしまったメンバーが何人もいた16期生(インプロ1年目)に、
「上手に即興すること」を目指すのではないこと、
「その人の、その時の表現、居方でOKなんだ」ということを伝えるために、
『好きなものなあに?』『ワンワードからの連想:』
〜連想を即興ソングにする〜を実施。
中盤は『背中』や『掌』で、触れ合い支え合うワークを
静かに体験してもらって、
ラストは、卒G生ひとりひとりに、
『言葉のシャワー』をプレゼントしていきました。
卒業するメンバーは、円陣の中央で、
みんなに「言ってほしい言葉」をリクエストし、
40人が、声を重ねて、想いを届けます。
4年間、慣れ親しんだ「キャンプネーム」を呼んでもらう人、
「頑張れ!」「ファイトだ!」「大丈夫!」・・・
中には「出てけ〜!」という言葉のリクエストも!!(笑)
言葉にこめられた思いが、響き、重なり、伝わっていきます。
溢れる笑顔と、こみ上げる涙。
卒業おめでとう!
NPO法人グラスルーツ「即興型学習ゲーム開発ワークショップ」・第2回
ワークショップ報告 〜2014年2月14日〜
英語教育を軸に「これからの教育の真なる価値基準」を探求し、
それを日々の授業の中で具現化することを
使命として活動している『グラスルーツ』。
「こどもインプロ」改め「即興型学習研究会」事業部顧問として
担当するワークショップの2回目を、
大雪のバレンタインデーに、開催しました。
前回同様、朝10時に、
新大阪の市民交流センターひがしよどがわに集まってくださったのは、
英語教室の先生方10名。
5名は先月に続いての参加、3名は初めてお目にかかる方、
というメンバー構成でした。実施したプログラムは、
「今日の自分として出会う」
・・・『スケールライン』『ワンワードアイスブレイク』
「名前を使ったアイスブレイク」
・・・『ゾンビゲーム』『名前手裏剣』『ミーティンググリーティング』
「ことば」と「からだ」
・・・『まねしてみよう』『ナイフとフォーク:』
『わたしだあれ?』『何やってるの?』
「ことばを重ねていく」
・・・『ワンワードセンテンス』『家ここモノローグ』
『ペアチェンジストーリー』
「静止画での風景づくり」
・・・『I'm a tree』『限定ワードシーン:』
英語の授業への活用の仕方を話し合いながらのワークショップでした。
初インプロの方から、「インプロを体験すること」と
「授業への応用を考えること」の両立が難しかった、
とのふり返りをいただきました。
やはり、思いっきり即興を遊び、即興の良さを、
頭だけでなく、心と体で感じた方が、
ご自分のフィールドに持っていき、活用するのでなければ、
単なる「ゲームのレパートリー」のひとつでしか、
なくなってしまうように思います。
即興に浸ることと、即興の活用を考えることの、
バランス、メリハリを考えて、
次回のワークに臨みたいと思います。
千葉県白井市立池の上小学校6年生総合学習「即興チーム」2013年度 第8回
授業報告 〜2014年2月12日〜
白井市立池の上小学校『即興イレブン』が、
初めて即興の発表にチャレンジしました。
この日まで別々に活動してきた6年生の3つの演劇グループが、
音楽室に皆、集まり、
さらに来年度演劇に取り組む5年生も見に来てくれての「試演会」です。
『即興イレブン』の11人がトップバッター。
「上手にやる」のではなく「思いっきり楽しむ」ことで、
即興の良さ・楽しさを伝えようと、発表に臨みました。
これまで自分たちだけで楽しんできた即興を、
いきなり100人もの前で同じように楽しめるのか心配していましたが、
『フィジカルシアター〜即興で形をつくる』『ワンワード〜即興で語る』
『天使と悪魔〜即興で演じる』『ワンワードソング〜即興で歌う』
の4つのプログラム、計25分。
11人は、緊張しながらも、果敢に、笑顔で、
即興の場面にとび込んでいくことができました。
いよいよ26日(水)が最終回。
保護者の皆さんや1年生の前で、最後の発表に臨みます。
インプロinぴーなっつ 第15回〜つながりづくり体験講座〜
ワークショップ報告 〜2014年2月9日〜
「インプロinぴーなっつ」今年度最後のワークショップを開催しました。
参加者は8名。3年間一緒にインプロで遊んできたメンバーです。
疲れている方が多かったので、ゆっくり、ゆるーくスタート。
言葉を使わないプログラムを中心に、即興の身体表現を楽しみました。
相手の動きを真似ていく『鏡遊び』『影遊び』あたりから、
メンバーの遊び心にスイッチが入り、
気づけば皆、目一杯身体を動かしていて、さらに疲れて終了!
今回も、楽しい午後となりました。
来年度は、どんな形で続けていくのか、
郡山の仲間たちと、いろいろな可能性を探っていきたいと思います。
福島県郡山市「ふくしまピアサポートネット」
ワークショップ報告 〜2014年2月7日〜
NPO法人「ビーンズふくしま」が企画・運営する、
自立支援プログラム「ピアサポートネット」、
今年度の最終シリーズは、県中(郡山市)での実施です。
郡山「ミューカルがくと館」の和室に13名
(参加者7名、サポートスタッフ6名)が集まりました。
プログラム参加者7名のうち3名は、
既に昨年度、あるいは今年度の他地域の「ぴあさぽ」で、
インプロを経験している方々で、
4名が、初めてお目にかかる初インプロの皆さんです。
名前を覚えながらのアイスブレイク、言葉を使わない即興の身体表現、
背中や掌を委ね合ってのワーク、
ひとりひとりの「妄想」をサポートし合う即興・・・
2時間、ゆったりと即興表現を楽しみました。
次年度も継続が決定しました。
また福島県内各地の皆さんの笑顔に会えるのが楽しみです。
千葉県白井市立池の上小学校6年生総合学習「即興チーム」2013年度 第7回
授業報告 〜2014年2月5日〜
白井市立池の上小学校『即興イレブン』との7回目の授業に行ってきました。
これまで即興を思いっきり楽しんできた11人が、
いよいよ次回から人前での発表に挑みます。
まず12日は、5年生・6年生全員が見守る中でのリハーサル。
ここまで取り組んできたプログラムの中から、
「即興で形をつくる(静止画)」
「即興で語る(ワンワード)」
「即興で演じる(天使と悪魔)」
「即興で歌う(ワンワードソング)」を見ていただくことに決め、
この日はその4つに絞って実施しました。
私にとって意外だったのは「即興でダンスを踊る」ことは、
全員が、発表会ではやりたがらなかったこと。
語るより、演じるより、即興で踊ることは、
子どもたちにとってはハードルが高いようです。
発表は、上手に即興することを目指すのではなく、
どれだけみんなが即興が好きで、楽しんでいるのかを伝えたいと思っています。
インプロ in カフェコモンズ・第90回
ワークショップ報告 〜2014年1月26日〜
新年最初の『インプロinカフェコモンズ』を26日(日)に実施しました。
今回のテーマは「察する・委ねる〜ノンバーバルコミュニケーション」。
参加してくださったのは、初参加1名を含む15名の皆さんでした。
言葉に頼らない即興の身体表現を「察し」合い、
互いの身体を「委ね」合うプログラム。
ノンバーバルコミュニケーションを楽しんだ皆さんのワーク後の「ふり返り」は、
とても深くて豊かです。
ワーク中に使わずにいた「言葉」が溢れ出てきました。
パフォーマンスタイムには、先月のインプロパーティーの席上で結成した
「ひこりんす」(ひこ・かおりん・すぅ)の3人で、
15分のロングフォームを披露させていただきました。
11月の「100回記念」まであと10回。
これからも毎月の出会いを大切に、丁寧に場作りをしていきたいと思います。
NPO法人グラスルーツ「インプロゲーム開発ワークショップ」・第1回
ワークショップ報告 〜2014年1月24日〜
英語教育を軸に「これからの教育の真なる価値基準」を探求し、
それを日々の授業の中で具現化することを
使命として活動している『グラスルーツ』。
私も「こどもインプロ」事業部の顧問としてお手伝いさせていただいています。
昨秋から、英語教室の先生方を対象に
「インプロゲーム開発ワークショップ」が始まりました。
最初の2回を担当した北川優子さんの後を受け、
今月から3か月連続で、大阪に伺います。
24日(金)朝10時、
新大阪の市民交流センターひがしよどがわに集まってくださったのは、
英語教室の先生方10名。うち半数は初めてお目にかかる皆さんでした。
まず午前中は、
私がインプロを通してつくりたい場、伝えたい事を体感していただくために、
英語教育のことは意識せずに、即興表現ゲームで思いっ切り遊びました。
昼食後は、
英語の授業に繋がるのではないかと考えて用意したプログラムの中から、
やりたいものをリクエストしていただき、
時間いっぱい、たっぷり体験を重ねていきました。
熱意と活気に溢れる皆さんと一緒に、
実際の授業を想定しながらインプロしていくのは、
とても楽しい時間でした。
「即興型学習研究」と名付けたこの学びの場から、
どんな学びの形が生まれるのか、とてもワクワクしています。
千葉県白井市立池の上小学校6年生総合学習「即興チーム」2013年度 第6回
授業報告 〜2014年1月22日〜
白井市立池の上小学校『即興イレブン』との6回目の授業に行ってきました。
6年生11人との、即興の時間も残りあと4回。
最終日には発表も控えているので、この日はまず全員に、
「即興の良さ・楽しさってどんなところだと思いますか?」
という質問を投げかけてみました。
みんなの答えは、こちらの予想を遥かに超えて豊かなものでした。
「自分らしさが出る」「答えがなくて自分の考えが言える」
「考えたことがすぐ言えて盛り上がる」「考えないでズバッと言えるところ」
「みんなでできる・自由にできる」等々・・・
『自由さ』と『みんなで楽しむこと』を両立させるためにはどうしたらいいか、
考えながら取り組んでいこうと呼びかけて、
この日の即興プログラムに入っていきました。
先月「どんな即興がやりたい?」と訊いたところ、
候補に挙げたジャンル全てに希望があったので、
この日は、次々にいろんな形の即興を楽しんできました。
「身体で表す(静止画)」「即興のダンス」
「ひとことずつ言葉を繋ぐ(ワンワード)」
「部屋のスケッチ〜住む人物を描く」
「主人公がAorBで葛藤する(Angel & Devil)」「即興の歌」
どんなやり方でも楽しめる、うまくできてもできなくても笑顔の11人。
この笑顔が発表会でも観られたら、
来てくださる方々に「即興の良さ・楽しさ」が伝わると思うので、
あと3回、最後まで思いっきり楽しみ続けていきたいと思います。
ちょけラテ・第11回
ワークショップ報告 〜2014年1月19日〜
2009年から、インプロワークショップを企画・運営している
学生団体『ちょけラテ』、
今回は、卒業間際の4回生が、社会に出る前に、
もう一度インプロでの場作りをしたいと考えて、
この時期に企画を立ててくれました。
4回生6人+3回生(次期代表)1人、計7人のスタッフの、
今回の「場」のテーマは『虹』。
参加者それぞれの「色」が活かされ、溶け合うことを願っての命名です。
大阪市の「市民交流センターいまみや」に26人が集まりました。
『ちょけラテ』OGの社会人3人も駆け付けてくれて、
お互いに初対面同士も多かったのですが、
皆の持ち寄った温かいエネルギーで、素晴らしい「場」が出来上がりました。
『ちょけラテ』では初めての「即興ソング」プログラムも実施。
声を重ね、言葉を重ね、即興のウタをつくって楽しむことができました。
終了後には、参加者全員に見守られて、
卒業するスタッフたちの「卒ラテ」と、次世代への引き継ぎが行われました。
そして、この日参加してくれた、
他大学のサークルのメンバーが、インプロと出会ったことで、
すぐに化学反応が起きました。
『ちょけラテ』と、そのサークル合同の場作りプランが発進したのです。
3月16日開催予定。新たな出会いが待ち遠しいです。
「すぐに使える場づくり、関係性づくりのアクティビティ100連発」第3回
ワークショップ報告 〜2013年1月18日〜
4月にスタートした「場作り・関係性づくり」を学ぶワークショップの、
第3回目を開催しました。
会場は、いつもの「市民交流センターひがしよどがわ」の和室。
今回の参加者は、大学教員、中学校教員、子育て支援をしていらっしゃる方、
ある本を読んで「インプロ」というものがあると知り、
やってみようと思い立った方など、
様々な動機で集まってくださった8名の皆さんでした。
インプロで「出会い」、インプロで「遊び」、インプロで「学ぶ」
豊かな4時間半となりました。
愛知県あま市立伊福小学校4年生
授業報告 〜2014年1月15日〜
愛知県あま市では、市内のすべての小学校で、
「ドリームマップ」を実施しています。
4年生(または5年生)が、一日かけて、将来の夢を思い描く授業です。
外部講師としてこのプログラムを担当しているグループが、
昨年度に続いて、インプロを活用する、
スペシャルヴァージョンでの「ドリームマップ」を、
企画してくれました。(http://www.dream-map.info/)
通常子どもたちは、教室で6時間着席してこの授業に取り組むのですが、
この日は、体育館で実施、最初の2時間が私の持ち場です。
1時間目は「こころとからだの準備運動」。集まった72名の4年生は、
身体を動かしての即興表現を、45分間楽しみました。
2時間目は、4人組(生活班)に分かれ、
事前に考えてきた「将来やりたい仕事」を伝え合いながら、
それぞれの「未来写真」を創っていきました。
1人ずつ交代で主役となり、自分の未来像を語ります。
何歳で、何をしていて、どんなふうに過ごしているのか。
話し合ったことをもとに、その未来の瞬間の「静止画」をつくり披露しました。
誰もが1回ずつ、主役として写真の中心となるので、
同じ作業を4回繰り返したのですが、
子どもたちは、飽きることなく、最後まで楽しんで、
班の仲間の「夢」を共有し合っていました。
3〜5時間目で「ドリームマップ」を作り、
6時間目、クラスごとの部屋に分かれて、
1人ずつ、発表です。
1日じっくり自分の夢と向き合った子どもたちの発表は、
とても素敵なものでした。
そして、びっくりすることがひとつ起きました。
場面緘黙で、普段、声を発することのほとんどない女の子が、
クラスのみんなの前で、発表したのです。
じっくり時間をかけて本気で考えたことだから、
みんなに伝えたくなったのでしょうか?
あの瞬間に立ち会えて幸せでした。
高校1年生「コミュニケーションスキルアップ」授業 第2回
授業報告 〜2014年1月14日・21日〜
継続開催が決まった高校での授業が、新年の初ワークとなりました。
高校1年生対象の、インプロを活かした
「コミュニケーションスキルアップ講座」の2回目です。
初回は、2クラス合同80人(体育館)での実施でしたが、
今回は、1〜5組各8人ずつ(14日)、6〜9組各10人ずつ(21日)、
計40人の混成チームでの50分間(合宿所の和室)でした。
「知らないもの同士での即興コミュニケーション体験の場」を、
敢えてつくった趣旨を説明してから、
誕生日順の4〜5人グループ(男女比も、クラスも考慮せず)に分けて、
「タブーのないしりとり」
(「ん」がついても、さっき出た言葉でも、めちゃくちゃ言葉でも何でもアリ)
からスタートしました。
初めて話す者同士が多いので、もっと硬い雰囲気、
後ろ向きのエネルギーを予想していたのですが、
意外と早めにそれぞれの輪から笑顔と、笑い声がこぼれ、
場はどんどんほぐれていきました。
メインプログラムは『メジャーデビューポスター』
「自分たちは、もうすぐメジャーデビューする音楽ユニットである」
という設定で、4人(5人)で相談しながら、
「デビューのためのポスター(静止画でのポーズ)」
「ユニット名」「デビュー曲の題名」
を考え、披露していきました。
授業後のふり返りには、
何人もの生徒が記していて、
高校1年生たちにとって、貴重な時間になったことが窺えました。
来年度もこの授業を継続する方向で検討してくださるとのこと。
彼らとの再会が楽しみです。