9/3 Sun. <Bled> レストラン / マスを食べよう!
ホテルの案内板
ロンリープラネット/Slovenia (第4版)で、レストランの項に紹介されていたペンション。その Penzion Mayer が今晩のお食事どころです。 "Excellent" との評もさることながら、決め手となったのはメニュー例に挙がっていた "trout" の一語でした。他でも食べられるでしょうけど、確実な店に行きたい・・・
     湖では trout、マスを食べなくちゃね!         
Penzion Mayer 外観
さて、ハーツの営業所を確認し終えると、ネットで見覚えのある高級ホテルに囲まれていることに気付きました。
"へぇ~、あのホテルはここなんだ・・・"
キョロキョロ・ウロウロするうち、近隣ホテルの案内板を発見。その中にはこのペンションの名もあります! 意外にも隣のゴルフ・ホテル裏、パーキングを抜けるだけでした。道を尋ねようにも人影がなかったので助かった~♪
★★★★ Penzion Mayer
http://www.mayer-sp.si/
住所, マップ等は上記サイトでご確認下さい。
席はたくさんあるので予約ナシでもOKだろう
と思います(最盛期は謎ですが)。
ペンション入口
レストラン・サマーガーデン席にて
      ペンションと言ってもランクは様々。
         こちらは高級4つ星ペンションです。
いくつかの建物に囲まれるように、手入れの行き届いた庭が
広がっています。
レストランは門を入ってすぐ、右手にありました。内装もステキだけど、このシーズンはガーデン席が人気のよう。私も外のテーブルを選びます。

「メインを鱒のグリルにしたいんだけど、前菜には何がお薦め?」
メニューとにらめっこしていても埒があかなくて、尋ねてみました。そして選んでいただいたのが 『生ハム・メロン』。
生ハム・メロン
この国は肉料理が中心でしょう。そこでお薦めという、ご当地の生ハムならぜひ食べてみたい。気がかりは、ただひとつ・・・。

運ばれてきたお皿は危惧した通りの、いや、それをも上回る大盛りでした。メロンのお姿が見えませんっ!
イチジクとオリーブが飾られ、生ハムの下にはルッコラも潜んでいます。このルッコラは、久々に本物と出会えた気がするほど、かなりしっかりゴマの香りがしました。
メロンと生ハム、ルッコラと生ハム、そしてイチジクと生ハム。この妙味を楽しんだら、小食の私はもう十分満足です。
マスのグリル
    ・・・それでも、もちろんメインは食べます (笑)

正直申しまして、内心では魚のグリルなんて素材さえ良ければどこで食べても大差ないだろうと思っていました。
ところが、その先入観が覆されました。と言うと少々オーバーですが、ここではバジル入りのガーリックバター・ソースが別添えになっていてたんです。味に変化が付いて、満腹だというのに最後まで飽きることなく美味しくいただけました。我ながらビックリです。


以上2品とグラスワイン(白)、最後はエスプレッソで締め、合計で 4694 SIT (約\2,950) です。観光地で、この雰囲気とこのお味で、決して高いとは言えますまい。


夜のブレッド湖
9時をまわって、当然ながらすっかり日は落ちていました。それでも何のためらいもなく、歩いて帰ることにします。
人気のない夜道はなんとなく薄気味悪いものなのに、ここでは恐怖心が湧きません。

パーキングを抜け、ゴルフ・ホテルの屋内プールを左に見て、ショッピングセンターのほうへ階段を下っていきました。

眼下に広がるのは漆黒の湖面。街灯に縁取られて、くっきりそれと判ります。日中の眺めはさぞ素晴らしいことでしょう。高級ホテルが並んでいるのも頷けます。
湖畔の遊歩道まで出れば、人通りもあります。釣り人となると日中より増えていたほどでした。中には私が到着したときからずっと釣り糸を垂れている人さえも。
騒々しくはなく、寂しくもない。そんなブレッドは、夜もゆったりと更けていったような気がします。
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Slovenia
美しく碧きスロヴェニア(出発、リュブリャーナ、ブレッド湖ほか)
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その地に生きた人々(イドリア、Cerkno)
>> chapter 2

自然の造形、カルストの奇勝(鍾乳洞、洞窟城ほか)
>> chapter 3
Croatia
魅力いっぱいイストラ半島(内陸部、ロヴィニ、ポレチュほか)
>> chapter 4
Italia
イタリアの端っこトリエステ(市街、ミラマーレ城ほか)
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リベンジと再会(ヴェネツィア~帰国)
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