9/3 Sun. 1泊 <Bled> 湖畔のペンション
ペンション外観
  朝な夕な
    表情を変える湖を眺めて過ごす

・・・なぁんて、まるで何日も滞在したみたいな口振りでしょうか。
でもほぼ一日あちこちから --- おそらくそのなかの7時間ほどは宿の窓辺で椅子にもたれて --- 湖に見蕩れていましたから、脳にも皮膚にも体の隅々にまでも、どっぷりと非日常に浸った感触が残り、ぜんぜん一日だけだったという気がしません。
このときは相変わらずお気楽な性格だな~と自嘲するだけでしたが、実際、旅行直後の健康診断で視力が上がっていたのには驚きました。これは絶対スロヴェニア効果に違いないですよ!
この "Grani Penzion Pletna" は、プライベート・ルーム (sobe) に分類される、比較的リーズナブルなお宿です。
しかも全室レイク・ビュー!

予約しようとしたところ、
「5部屋とキャパが小さいので、ハイシーズンは1泊、2泊の予約は受けられません」
との回答でした。
それでも再度メールを送信。
「チャーミングなおたくのペンションに泊まりたいので、当日空いている可能性があるなら、予約ナシで行きたいのですが」
粘ってみるものですね。
「いい考えだと思います。可能性はあります。空きがなかったら他を探す最善の努力をしましょう」
そんな温かいお返事を受け取り、それにすがらせていただくことにしたのです。
★★★ Grani Penzion Pletna
住所  Cesta svobode 37, 4260 Bled
TEL&FAX  +386 4 574 37 02
E-mail  pletna@bled.net
紹介 Page  http://www.sloveniaholidays.com/SOBE-PLETNA
全5室。ハイシーズンの予約は3泊以上のみ可能です。
2人(朝食付) で1泊 53euro。私の部屋はその5室とは違うからか、
1人使用だからか、30euro (朝食付、税込)にしていただきました。
※最新の料金は上記ホームページでご確認ください。
2015年現在ココはČarman Guest Houseになっており、
Booking.com内のČarman Guest Houseページ
                              で予約できます。
             室内
1階手前側は土産物屋で、ペンション入口はその先にあります。でも宿の人がいればどちらでも構わないらしく、私は土産コーナーのほうで応対してもらいました。
ただしsobeですから、しばらく無人になることもあるようです。
窓からの眺め (1)
部屋を出たところ。奥がシャワー&トイレ
唯一空いていた部屋は、増築したような部分の2階でした。予備部屋なのかな。5室のはずが6号室です。
他と違ってバルコニーがないことや、トイレとシャワーは専用だが部屋の外だということは、最初に部屋を見せてもらったときに説明を受けました。
窓からの眺め (2)
ブレッド島行きボート乗り場が近いことは前のページでお話ししたとおり。
他にも隣には "Gostilna Pletna" というピッツェリアが、その数軒先の角にはスーパーマーケット "Mercator" があります。

ミネラルウォーターを調達し忘れ、夕食後に寄ろうとしたらスーパーは閉まっていました。
仕方なくピッツェリアで分けてもらうことに。300 SIT (\190弱)、テーブルに出す価格でしょうから割高ですが、背に腹は代えられません。
ちょうど焼きたてのピザがテーブルに運ばれていくところで、なかなか美味しそうな匂いでした!
バルコニー右隣の窓が私の部屋。
そのさらに右がピッツェリア
閉店後のスーパー
窓からの眺め (3) 望遠
窓からの眺め (4)
上の写真は午前4時。ブレッド島の教会がライトアップで浮かび上がっています。
左は午前5時50分、少し空が白んできたころです。実際はもう少し暗かったかな・・・。
窓からの眺め (5)
6時を過ぎ、遠くの山並みが朝日に輝きはじめます。
下の写真は午前7時20分、ブレッド島にも日が当たってきました。
窓からの眺め (6)
部屋での朝食
ダイニングルームがないので朝食はお部屋で。
お願いしておいた8時、マダムがトレーを運んできてくださいます。
朝食のトレー
ハムや卵、チーズにパン。ジュース、コーヒーとカフェオレ用ホットミルク。
とりわけ卵の半熟加減が絶妙、しかも熱々のままだったのには感激しました♪
Sobeのロビー
こちらは玄関ロビーです。向かい側にはフロント・カウンターがあります。入口の造りも、一定の距離を置いた宿泊者への対応も、ホテルに近い雰囲気。同じSobeでも2003年にクロアチアで体験した家庭的な宿とは全く趣が違います。スロヴェニアのほうが都会的なのかな~。それぞれの良さがあって甲乙は付けられませんけどね。
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06旅行記トップ <目次&ルートマップ>
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Slovenia
美しく碧きスロヴェニア(出発、リュブリャーナ、ブレッド湖ほか)
>> chapter 1

その地に生きた人々(イドリア、Cerkno)
>> chapter 2

自然の造形、カルストの奇勝(鍾乳洞、洞窟城ほか)
>> chapter 3
Croatia
魅力いっぱいイストラ半島(内陸部、ロヴィニ、ポレチュほか)
>> chapter 4
Italia
イタリアの端っこトリエステ(市街、ミラマーレ城ほか)
>> chapter 5

リベンジと再会(ヴェネツィア~帰国)
>> chapter 6


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