9/7 Thu. 世界遺産のシュコツィアン鍾乳洞 part 1
本日は日帰りで2ヶ所を訪問する予定。前半ではマップ上、モスグリーンの部分を往復します。
目的地のシュコツィアン鍾乳洞 (Škocjanske jame)は、現時点でスロヴェニア唯一のユネスコ世界遺産です。
  ※シュコツィヤン鍾乳洞の公式サイトはこちら
       (スロ語/英語/独語)   ↓

  http://www.park-skocjanske-jame.si/

午前10時、Sobeの駐車場を出ました。昨晩、宿泊客の車が少なくとも3台はあったはずですが、もう皆さん出掛けてしまったようで、私がラストでした。
10:03 バスターミナル前通過
10:07 あっという間に郊外の一本道となる
最寄り駅のディヴァチャ(Divača)まで、コペル方面の表示に従って西へ約30km。さほどの距離ではないから、今日も高速道路を使わず一般道で参りましょう。
10:13 ひたすら直進中
お天気はいいし交通量も少ない。一車線ゆえ、数回の追い越し・追い越させはあったものの、総じて快適なドライブです♪
10:30 ディヴァチャ付近から再スタート
車のフロントガラスが映りこんでしまったが・・・
←30分ほどでディヴァチャ付近に到着。一旦、駅に通じるらしい脇道に入って、空き地で地図を確認しておきます。
10:31 右折
10:34 あともう一歩
この先、道が複雑そうに思えたため復習したわけですが、案ずることはなかったみたい。
要所要所に表示が出ていて、すんなり鍾乳洞のパーキングが見つかりました。

Sobeからのトータル所要時間は35分!
チケット売り場
まずはインフォメーションセンターへ。広場に面した建物にはレストランやスーベニア・ショップもあるようです。ただ、チケット売り場は無人でした。
6月~9月のハイシーズン、ガイドツアーは10時から17時まで毎時スタートします。次の回は11時。きっと直前に窓口が開くのでしょう。

先に展望台のほうに行ってみることにしました。
園内の道標に従い、崖上につくられた遊歩道に進むと、いくつかビューポイントがあります。
                         展望台より
特に3番目のビュー・ポイントからの眺めは最高!

正面の高台には、小さな村がちょこんと乗り、村とこちらの間にはぽっかり2つの 「ドリーネ」 が口を開けています。
ドリーネとはカルスト地形特有の凹地で、雨水の浸食や、鍾乳洞の天井が崩落することによってできるのだとか。
10:48 ドリーナに流れ込む川
このドリーネ、手前がヴェリカ・ドリーナ、奥はマーラ・ドリーナです。両者を隔てる壁のような岩間から、水が滝となって流れ込んでいました。その水は私の立つ崖の下で再び地底に潜っていき、最終的にはアドリア海に注いでいるのだそうですよ!
インフォメーションセンター壁面にあった鍾乳洞の平面図と断面図
そろそろ引き返そうかと思っていたとき、もっと奥から日本人らしき女の子がやって来ました。話しかけてみるとやはり日本から来た大学生。ポストイナとシュコツィアン、どちらか一方を見るならシュコツィアンがお勧めと聞いて、リュブリャナから日帰りで来たのだそうです。
ディヴァチャ駅からの5kmはバスもタクシーもないため、一時間以上も歩いたんだとか。日差しを遮る物がなく、かなりキツかったと言っていました。聞いただけでくらくらしてきそうな私 (笑)。帰りは駅まで送ってあげると提案し、まずは鍾乳洞ツアーをご一緒することにします。
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Slovenia
美しく碧きスロヴェニア(出発、リュブリャーナ、ブレッド湖ほか)
>> chapter 1

その地に生きた人々(イドリア、Cerkno)
>> chapter 2

自然の造形、カルストの奇勝(鍾乳洞、洞窟城ほか)
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Croatia
魅力いっぱいイストラ半島(内陸部、ロヴィニ、ポレチュほか)
>> chapter 4
Italia
イタリアの端っこトリエステ(市街、ミラマーレ城ほか)
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リベンジと再会(ヴェネツィア~帰国)
>> chapter 6


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