2003年06月前半の日々の雑記



更新情報/2003.06.08


第19話「純白の正義」/555感想を更新。

■第18話「ヴェネツィア、涙のマンマ・ミーア」/明日のナージャ感想
 倫敦どんより晴れたらパリ、カルメン麺よりパエリア好き♪というフレーズが頭から離れない今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。100%悪い人も100いい人もいないという話でした。アントニオが悪の象徴となってナージャ一座とバトルというのを妄想していましたが、そういうアニメじゃありませんでした。ジャンプ漫画の見過ぎです自分。
 ナージャの視聴率がスッゲー高いことにビックリ。SEED負けてます。

■瞑想
 現存する世界の紛争には、その原因として根本的に二つの論理的誤謬があるように思う。一つは「ペンギンとしては白クマを殺しますが、ペンギン的に傷つきたくないです。だってケガしたら痛いじゃないですか」という論理。もう一つは「白クマとしては白クマを殺されたので、ペンギンを殺します。白クマを殺したペンギンかは分かりませんが、とりあえずペンギンだから殺します」という論理。前者は等価(=)という基本論理が崩れた形であり、後者は部分≠全体という基本論理がくずれた形だ。特に後者、部分<全体ではあるが部分=全体ではないのだ。その論理を崩したままの報復が世の中まかり通り過ぎてはいないだろうか。論理には人間皆が生得的に正しいと判断する普遍的な論理と、どちらかというと後天的に形成される文化的論理とがあるが、部分と全体の論理なんてのはかなり普遍的な論理なはずだ(言語学的に所有関係からの証明もできそうだ)、それを悪い意味での文化的論理がねじ曲げているために紛争が終わらない。昨日そんなことに気づいて、ここしばらく新聞の国際欄、政治欄を見ながらいつも心に引っかかっていたものが少し解けた。
 以上、ラクス・クラインについて考えていたときにふと思ったことでした。


更新情報/2003.06.02


WJ27号/WJ感想を更新。


雑感/目が死んでるなー/2003.06.03


■フレームオンにしてみる
 やっぱ更新のときあった方が便利でした。イメージとしては仮面ライダー555のTV画面。横に長い感じが結構気に入ってます。

■第09話「Calculate Alex(カリキュレイト・アレックス)」/ラストエグザイル(LAST EXILE)感想
 次回予告とアレックスの仮面っぷりが印象的な第09話。作品的にどうなんだろうか。どっちもギャグですヤハハハで片づけたい所なんだが、微妙にシリアスなんで笑っていいのか分からない。なんで突然ラブモードに入ってるんでしょうか。ラブを描くなら最終回で演出過多で描いた方が燃える作品だと思うんだが。最終回でラブというと当サイトの閲覧者の皆様は『機動武闘伝Gガンダム』を思い出すと思いますが、アレは何をやっても「いや、まあ熱いから」で済ませられる便利な作品でした。どうして話が脱線しているかというと、今回も普通に面白かったので斜めに感想書くのは難しいから(-_-)。この作品は素直に楽しむのが一番ですね。
 タチアナとアリスティア好きなんだけど設定16なの?21くらいにしてくれればなー。あとディーオはいろんな意味で無理。ラヴィにはクラウスを守りきって欲しい。

■擦り切れ
 ドクター5年の知人と久々に遭遇。今年度中に博士論文提出は難しいとのこと。「俺は脇道にそれすぎて専門をおろそかにしちまったよ、ヤハハハハ」とか言ってた。専門だけじゃなく幅広く興味を持って勉強したり研究したりって大事だし理想なんだが、それだけでは現実的に生きていけないのが切ない。自分の目指す所へ続く一本道から逸れてみることで人間的にはレベルアップしちゃったりするんだが、現実的にはジェネラリストではなくスペシャリストを目指さねばならないのが今の世の厳しさか。

■どうも
 充実してる割に顔色が冴えない。蒼白です。白クマだからか?


雑感/目が生き返ったかも/2003.06.04


■マガジン
●クニミツの政
 佐和さんの部屋の本棚燃え。
●探偵学園Q
 Aクラスの面々燃え。
●ツバサ
 ヤンマガとのつながりっぷり燃え。阪神燃え。
●輝
 四宮が焼いていたDVD-RWメディア燃え。
●ネギま!
 水泳部の生徒ほとんど外見が素子燃え。
●3.3.7ビョーシ
 なんだかんだ言って面白かった燃え。

■本日は
 良い密度で過ごせて満足。早起きが大事。
 明日は久々に都内に出てきまーす。


雑感/東京行ってみる/2003.06.05


■5万アクセス
 多謝です。

■東京行ってきた
 ジョーチ大学に行って来ました。論文に使う資料取りに。ジョーチの人はオシャレですね。自分ちょっと浮いてたんじゃないでしょうか。空手着にラウ・ル・クルーゼの仮面というスタイルで上京したんですが。
 ついでに高校時代の後輩に会ってくる。司法試験目指して毎日勉強してるとの話を聞いてちょっとやる気出てきた。俺と互角に困難な道を目指す男が一人。何か俺の代の奴らはみんな目標が高いなー。俺としてもこのまま終わる気は毛頭無いので頑張らねば。
 あともう一人後輩で三浪してトーダイ目指してたヤツが遂に諦めた話なども聞いた。ヤツでもトーダイは無理でしたか、恐るべし。でもそう落ち込むな。お前ならどこからだろうといい国際弁護士になれるさ。


雑感/これからどうしましょう/2003.06.06


■第10話「おかえりなさい」/宇宙のステルヴィア(stellvia)感想
 WEBで感想をパラパラっと見てみたんだが意外なほど不評だ。結構面白かったじゃん。01話から言い続けていたグレートミッションという最クライマックスなのに盛り上がりに欠けるっていうのが不評の主な理由なんだが、コレ意図的に押さえたんでしょ?実は2クールなこの作品。後半のラストに仕掛けイベントがあって真のクライマックスがあるんだろう。天才志麻のプログラミングがでなかったのは温存、温存ってことだろ。グレートミッション失敗しそう→志麻が宇宙を計算し尽くすくらいの勢いでミッション再構築プログラムを書き上げる…という最燃え展開をみんな期待してたと思うんだが、その展開は後半に温存、温存。逆に今後の展開が楽しみ。共通の目標を解決してしまった人類が再び対立し始める戦争編を希望。そこに1クールで描いてきたキャラがばらければ面白いと思う。

『社会学の根本概念』/マックス・ヴェーバー/岩波文庫
 責任って何?秩序って何?みたいなホント根本的な概念にM・ヴェーバーが定義を与えている論文と言えそう。
 確認しておきたいのは定義をめぐる議論ってのは生産的にならないってことかな。「愛って何?」「命って何?」「言葉って何?」こういった問いを立てても漠然とした思弁的議論が展開するだけであんまし面白いことは発見できない。むしろ効果的な最初の接近法としては「とりあえずこう定義しておきましょう」って方法。そして「こう定義することで、これこれこういった面白い現象が説明できますよ」という風に議論を発展させる。「愛とは?」「命とは?」「言葉とは?」そういった問いの全貌が見えてくるのは、大分先の話。ここが分からないでぶっ飛んだ文章書こうとする人って結構いると思う(そんな人ってどデカイ思想体系に自分を預けてしまいがち)。
 で、この論文ってヴェーバーの「とりあえずこう定義しておきましょう」集って見方でいいのかな。正直難しくって一読しただけではよー分からなかったんだが、そういった定義を使ってヴェーバーは社会の諸事象をどう説明していくのか?その点の興味は非常にかき立てられる内容だった。コレはちょっとがっつりヴェーバーの書籍読んでみようかな。まあ専門外の趣味になっちゃうんだけど。


更新情報/2003.06.07


第35話「舞い降りる剣」/SEED感想を更新。


更新情報/2003.06.08


第20話「美しき刺客」/555感想を更新。

■第19話「霧の夜・黒バラの真実」/明日のナージャ感想
 ダメだ。黒薔薇がラウ・ル・クルーゼに見える。ナージャをそのまま気絶させてさらっていきそう。そして気づいたナージャは「ここはどこ?」って感じで逃げまどう。「おやおや」と黒薔薇。
 まあそんな妄想はさておき黒薔薇がフランシスの行為を偽善者と批判する場面が。二人同一人物ちゃうの?双子の兄弟?僕の中では遺伝子を分け合ったクローン同士という説が有力なんですが、それはSEEDのフラガとクルーゼの関係を予想したものでした。ニュータイプ黒薔薇。「フランシスか……近くにいる!!」


更新情報/2003.06.09


WJ28号/WJ感想を更新。


雑感/いや、時間無くて/2003.06.10


■第10話「Swindle(スウィンドル) )」/ラストエグザイル(LAST EXILE)感想
 ディーオが面白いキャラになってきた。悪役になるのかなーと思っていた最初の登場からすると最近のどこか憎めないエキセントリックな行動はかなり予想外。ちゃっかりシルヴァーナに来ちゃったりしたんで、もう敵になっていくのか何なのかさっぱり分からん。でも予告のアルとのやりとりとかホント憎めないよなー。むしろ味方になるのだろうか?
 ラヴィのメカニックに転向します宣言の所のBGMがキレイだった。絵と音楽で非常に味わい深い場面に仕上がっている。闘うためのヴァンシップに乗るのは嫌だけどクラウスの側にはいるという決断が非常に愛らしい。

『高校時代』/三田誠広/角川文庫
 再読。初期一番好きな作家三田誠広。一番は文句なく『いちご同盟』だとして、二番目はもしかしたらコレかもしれない。『僕って何』『恋する家族』とで迷う所だが。
 この小説はほとんど自伝。高校時代の三田誠広がモデルの主人公視点で話が進む。今読んでも色褪せないのは普遍的、根元的問いを問う主人公(三田)に未だ自分が重なるから。あくせくと働き、他人と同じような生活を送り、せいぜい子供に夢を託して死んでいく。そんな人の一生を自分はどう生きるのか。他人と同じように生きる事に疑問符を打つのは、どこかで自分には自分だけのかけがえのない何かがあると信じたいから。そう思って画一的な集団である受験戦争からドロップアウトしてみても、また新たな集団に組み込まれてしまう。学生運動に流れてみても、体制を打破せよとシュプレヒコールを挙げる仲間がいづれはエリートとして体制に組み込まれていくという矛盾を見据えてしまう。
 今の時代もそんなに変わったものじゃない。受験戦争は今でもあるし、気を抜くと簡単に画一化、均質化の圧力に飲み込まれるのも同じだろう。自分で考えて自分の向かう方向を見出すことは今でも難しく、俺なんか大分歳をとってしまったけど、まだまだこういったことはタイムリーな問題だ。コレを読み返すと誰かに思考を預けてしまうんじゃなくて、本気出して自分で考えよう。そういった初心を思い出すのだ(自分で考えた結果集団と同じになることはあるけれど)。
 結局三田誠広は学校という集団を一旦ドロップアウトして小説を書き始める。その作業が上記のような問題意識を克服するためにどうしても必要だったことが凄く伝わってくる。そして17歳で処女作『Mの世界』を世に送り出すことになる。彼はかなり理想的な形で問題を克服し、自分を証明したのだ。この辺りの話を思い出すたびに、未だ何ごとをもなし得ていない自分にプレッシャーがかかる。三田誠広は天才型じゃなく努力型の作家だけに、たまに読み返すととてもやる気がでるのだ。


雑感/いや、眠いって/2003.06.11


■マガジン
●クニミツの政
 ドラマ化ですか。講談社漫画賞受賞ですか。まあ普通に面白いからね。『サイコメトラーEIJI』の文庫化が気になります。沢木亮好きだったからなぁ。
●探偵学園Q
 うん。帰納法を極めればそうなるわな。
●ツバサ
 結構ぶっ飛んだ世界設定持ってきますな。クダンは持ち霊とかスタンドの類?分からん。
●ネギま!
 こういう思考回路の人は年中幸せそうです>委員長。
●3.3.7ビョーシ
 キレイに終わりました。燃え。

■明るいニュース無いねェ
 社会問題を考えていると胃が痛くなる。否定せねばならないのは確かだと感じても確信を持った代案が提出できない。自分の限界を呪う。本業の片手間に落ち着かなく考えているので、何か焦燥を感じてまた胃が痛む。しかし新聞やTVを見ていただけではどうしても答えにたどり着ける気がしない。天才と呼ばれた人間達の思考方法を書物でがっつり学ばねばならない時期にきているのかもしれない。僕はたまに波が来て硬質の書物にハイるときがある。しかしまあ目の前の進路問題を考えるにそんな暇が無いのが悔しい。
 あと胃痛を直す方法を聞きたい。ヘリで中華人民共和国へ行ってみる。祈祷士を呼ぶ……といった案は考えてるんですが。


雑感/オーガ切れ気味/2003.06.12


フリーダムなキラ/SEED感想を更新。
 久々に真面目に考察してみた。

■第11話「ほんとうのあなた」/宇宙のステルヴィア(stellvia)感想
 町田さんがダーティーに。でもそんな町田さんが人間臭くて好きだな。努力型だし。志麻も音山君も超絶天才型で見てる分には楽しいが感情移入はできない。あの瞑想してるお姉さんが意外と仲間思いで忠告してるのが良かったね。その思い汲み取ってやれよ、町田さん。
 つーか音山君は何者?ビアンカ分身してたんですけど。ヒーローノリで駆けつけてきたのはカッコよかったけどよー。
 いよいよ謎の飛行物体とかに言及されてて戦争の予感。ヒュッター先生も怪しすぎて燃えてくる。

■ピコ休憩
 ゼミも終わったし、ようやく指導教官にも面白そうだって言われたし、今日はちょっと自分を称えるためにビールとか飲んでみた。超久しぶり。なんかコレプラハで飲んだのと同じヤツな気がするんだけど同一のものかな。超売れて品切れになってるっていうエビスの新型も飲んでみたいんだが。


雑感/自分寝過ぎ/2003.06.13


■昼夜逆転
 AM10:00→PM9:00と爆睡。バカか自分。昨日ゼミ終わるまで寝てなかったから疲れていたのだろう。きっとそうだ。
 今、ガンガン目が冴えてる。夜通し何しようか。

■第02話「偽ゆうれい」/ゆうれい貸します感想
 NHKの金曜時代劇。上記の時間に起きてしまい、TV付つけたら偶然やってた。何かハマって結局45分観てしまった。でもかなり面白いぞコレ。人情あり、ロマンスあり、コメディーあり、活劇あり。豊富な内容を45分で消化しきっててスゲー充実感ある。二時間映画観きったような満足感。鶴田真由が幽霊を好演。ハマる。

■一日寝てたからあんま書くことないな
 Wordでも樹形図が描けることが最近判明。Wordはバカなんでそろそろ変えたいんだが、新しいツールは覚えるのにそれなりに時間かかるからもうちょっと落ち着くまで保留。こんな感じに描けた↓

 「秋にはリンゴが食べられる」という文を見たときに、こういった図を考えてしまうのが僕らのような人種である。ヤハハ。


更新情報/2003.06.14


第36話「正義の名のもとに」/SEED感想を更新。


コラム/パルティア射法/2003.06.15


 結構自分のSEED感想読まれてるんだなーとピコ驚き>掲示板。

 読まれてると意識するとプレッシャーを感じてしまうものなんですが、とりあえず当サイトはいつもどうりまったり白クマモードでいきます。

 というわけで今日はガンダムSEEDとは何の関係も無いパルティア射法の話題です。

 パルティア射法↓



 えー、上の図だけで分かるでしょうか?ようするに馬に乗って振り向き様にヒュン。これがパルティア射法。

 今回マーケティング指向の僕はまたしても新たなビジネスを考えてしまった。

 パルティア射法使える!!

 日本でも治安が悪化してきている昨今。特に女性の間で護身術のニーズが高まってきている。そう、もう分かっていただけたね?ズバリパルティア射法を護身術に取り入れるのだ。

 つまりはこういうことだ↓……あ、馬はとりあえず忘れておこう。いちいち用意してたら金がかかり過ぎる。振り向き様にヒュンがメインの方向で。



 まさに最強のストーカー対策。

 全国の護身術教室に売り込んでみよう。

 柔道、空手、合気道……の文字の下に「パルティア射法始めました」と書き加える方向で。

 ……

 また話は変わるがマーケティングを考えるときは気を付けねばならないことも多い。

 例えば著作権。

 上のパルティア射法の絵とかパルティア人が絵画にしてた構図をまんまトレースしたもんなんで実はハラハラものだ。

 ヤベー、パルティア人に訴えられたらどうしよう。

 著作権って何年くらいでしたっけ?

 パルティアは2000年前くらいに栄えた国なんですが。

 

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