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ミラーレス一眼 NEX-7

  2012年6月29日購入
 ミラーレス一眼 NEX-7 (2012/01発売)を推奨する理由は、
@ カメラ本体の重量はわずか291gで、バッテリーなどを含めても350gと言うその軽量さは、カメラの重量化・大型化に悩まされて来た高齢者にとっては何よりの福音と言えます。
A ミラーレス一眼であっても、XGA有機ELの視野率100%の高解像度・高コントラストの電子ビューファインダーを備えていることで、2430万有効画素の一眼レフカメラ同様の撮影が可能となります。
B ミラーレスの利点として、フランジバックが18mmと極めて短いために、各種のマウントアダプターを介して35mmカメラのオールド・レンズを使用することが出来ます。
 撮影素子がAPS-Cサイズなので、35mmフイルム・カメラのレンズには焦点距離が1.5倍となり、望遠には有利ですが、広角には不利な設定となります。私の場合は保有するNikonのレンズ群が焦点距離1.5倍の問題はありますが有効再利用できる点です。 かって小型軽量の35mmフォーカルプレーン式AFレンジ・ファインダーカメラであった CONTAX G2 の愛用者にとっては Carl Zeiss のGマウントのレンズ群をオートフォーカス・レンズとして利用できるマウントアダプターも販売されているのでその利用価値は高いと言えます。 この点、Nikonやオリンパスなどの一般的なミラーレス・カメラが、デジカメ同様のフォーサーズ(実撮影画角が焦点距離の2.7倍)の撮影素子であることとの差別化は極めて大きく、APS-Cサイズの一眼レフNikonD7100と同列として比較したいと考えます。
C カメラもエンプラ全盛の時代にあって、ライカ版35mmカメラ時代の金属感触を取り戻すマグネシウム合金をBodyに採用し、「金属製カメラ」の機能美としての感触と完成度を楽しむ事が出来ます。
D 従来のフイルム・カメラ時代の延長とは一線を画すDigital電子機器時代の製品として、世界最高速の0.02秒の高速レスポンスを始め、最高10コマ/秒の高速連写、60pフルハイヴィジョン動画や「スウィング・パノラマ」など軽量ながらDigital 一眼レフ最高機種以上の機能を楽しむ事が出来ます。
 http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-7K/
E NEX-7 は 現在も SONY α の最高機種ですが、10ヶ月後(2012/11)に後発機種として販売されたNEX-6はやや大きすぎて取扱いに苦労する総画素数を1610万に抑え、操作性の大幅向上を狙った実用機として登場し、従来の約半分の薄さの新型軽量標準ズーム・レンズを採用する等、両者は比較検討の対象に値します。