なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第187号)

平成21年 9月14日

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こんにちは、ニャロメです。

「一日一万歩」を歩き続けて早1ヶ月が経ちました!
「継続は力なり」で健康生活に近づいたようで自己満足中です(笑)。
「継続することの大切さ」については、
イチロー選手のすごさを感じずにはいられませんよね。

「小さいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」

ヤッター!9年連続200本安打達成です!!


では187号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「クールダウンをする理由?」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「膝の内側側副靭帯損傷」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「『ほう・れん・そう』は自己アピール」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【クールダウンをする理由?】

公式戦シーズンに入り、
今週はチームの練習に帯同する毎日でした。
・・・ほかの事は何もしていないかも(^^ゞ

試合のときは試合の荷物準備から始まって、

●試合前のテーピングやストレッチ、ウォームアップ、

●試合中はケガに備えて試合をチェック、試合後の準備、

●試合後はアイシングなどのケア、クールダウン

などを行っています。


暑い夏場ではグランドに梅干を準備していたのですが、
試合の時にはクエン酸飲料などを用意します。
またいつもどおり、アーモンドチョコも準備します。

選手がいない間にチョコをつまみながら!?試合を見ています(^_^;)

クールダウンは試合後に各自で、
軽いランニングとストレッチを行うのですが、
これは行うのと、そのまま疲れて寝てしまうのでは次の日の疲労感
がずいぶん違うようです。

チームの選手たちは自主的に行うようになったのも、
こうした実体験に基づくものかな?と思っていたんです。
春のシーズンには「クールダウンの資料」も作成しましたし!

(クールダウンを徹底しよう!166号より)
http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/mm/166.htm

それも一理あるのですが、本当の理由は別のところにもあったようなのです。

それは・・・


「強豪チームの選手たちがしっかりクールダウンを行っている」こと。

どこからか誰かが聞いたようです。

「あのチームは自分たちで自主的に必ずクールダウンを行っているらしい」

「クールダウンを行わないと自己管理のできない選手だと思われる」

という雰囲気がチームの中にあるそう。
スゴイですねぇ!強いチームは自己管理もしっかり行うんですね。

ということで最近、選手が黙々とクールダウンを行う姿は
「これだったのか!」と思いましたが(笑)、
理由はともあれ、影響を受けてしっかり行うことはとても大切。

ぜひぜひ続けてもらいたいものです☆

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【膝の内側側副靭帯損傷】

たまたまワタシが別の仕事でチーム練習にいなかったとき、
選手が練習中に膝を痛めてしまいました。

病院では「膝の内側側副靭帯損傷」の診断。

たまたま診察してもらった先生がワタシの知っている先生だったので、
状況を後でメールで教えていただき、

「三度損傷だけど、固定期間を経て、きちんとリハビリすれば
 試合には間に合うよ」

とのこと。

ワタシはいまだかつて膝の内側側副靭帯を
単独で損傷した選手をみたことがなかったため、
(競技特異性なんでしょうね)

「そんなに早く復帰できるんだろうか?」

とビックリしたんですが、
結果的にはちゃんと試合に間に合ってほっと一安心です。
ワタシの机上の知識の中では、膝の内側側副靭帯の損傷は

●損傷程度が高くても手術をすることはめったにない

●前十字靭帯や半月板などを一緒に損傷している場合は手術することもある

●固定期間を過ぎたら教科書どおりにリハビリ※

●意外と復帰は早い?かも??

といった程度でした。

※可動域訓練 → オープンキネティックス(非加重のトレーニング)
→ クローズドキネティックス(加重のトレーニング)
→ 競技動作に即したトレーニング → 競技復帰

先生に指示されたことといえば、

「痛みの出ない範囲で順番にリハビリしてください」

といったくらい。
左右の筋力差を徒手抵抗でチェックしながら、
少しずつ膝に負担のかかるトレーニングを続けていき、
サポーターやテーピングで不安部位を保護しながら6週間後には
実践での練習試合にまで復帰しました。

初めてみるケガなのでまさに「教科書」を見つつ、
先生に連絡を取りつつのリハビリ指導だったのですが、
順調にいってこれまたビックリ。

うまくいきすぎて逆に不安・・・(@_@)

膝の内側側副靭帯損傷で気をつけたほうがいいことがあれば、
皆さんのご意見もお聞かせくださいませ m(__)m

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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【『ほう・れん・そう』は自己アピール】

【仕事で大事なルールは吉本興業で学んだ】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4769610114/dosportstrain-22/ref=nosim

私の憧れの人、元気いっぱいの大谷由里子さんの新刊です。
本屋に大谷さんの見慣れない本がいろいろあるなぁと思ったら、
ナント9月に4冊同時に新刊を出版されたとのこと!

さすがパワフル由里子さん♪

その中でも実際に手にとって面白そうだなと思ったこの本を購入し、
「仕事」に対するプロフェッショナルな考え方を読むにつれ、
心に響く言葉がたくさんあって思わず読み返してしまうほど。

「時間を守るのは、ルール。でも、15分前にくるのは、マナー」(P18)

「過去はヒストリー、未来はミステリー、今はリアリティー。
 今、目の前で、わたしたちは、真実を作っている」(P189)

その中でも、

「『ほう・れん・そう』は自己アピール」

という言葉はワタシの考えをわかりやすく一言でまとめてもらった感じで
思わず「そうそう、そういうこと!」とうれしくなりました(*^_^*)

報告・連絡・相談の頭文字をとって
「ほう・れん・そう」とはよくいわれることですよね。
どの仕事においてもコミュニケーションを円滑に図るために
行っていることだと思いますが、
これは自分が仕事に対してどのように取り組んでいるかという、
究極の「自己アピール」でもあるわけです。

参考ページ)報・連・相・打について
http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/trainer/at9.htm

http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/trainer/at92.htm

「トレーナーを目指す人へのアドバイス」という無料レポートでも
「形にして残す」ということの大切さを書いています。

(無料レポートの請求はコチラから)
http://www.enterprize-n.com/cgi2/smaildx/index.cgi 

「報・連・相」はスタッフ間の相互認識を図るためだけではなく、
トレーナー活動の「自己アピール」にもなるのですね!

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◆編集後記
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リハビリなどがうまくいかないと
「どうしたらもっとよくなるかな」と試行錯誤するのですが、
うまくいってしまうと
「これでよかったんだ」と思考停止してしまいそうでコワイです。

もちろんちゃんと競技復帰できることに越したことはないんですが!

「もっといい方法がないかな?」
とより良いリハビリ方法を模索したいと思います。


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では来週188号でお会いしましょう☆


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