9/3 Sun. のんびり駆け足のリュブリャナ観光 Part 1
ようやくスロヴェニア最初の朝を迎えました。
初日とはいえ一日遅れなので、今日は早くもブレッド湖へ移動しなくちゃなりません。
このまま計画通り午前中のバスに乗る? まさか!
そうするくらいなら、いっそのこと空港からブレッド湖に直行してしまえば良かったのです。空港はリュブリャナ市街とブレッドのほぼ中間に位置しているのですから。でも遠路はるばるここまでやって来たんですもの。少しは首都、リュブリャナを見ておきたいじゃないですか。もう二度とこのあたりを訪れるなんて出来ないかもしれないし。
出発を昼まで延ばすことにして、これだけは外せないリュブリャナ城に行くことにします。朝食をとり、チェックアウトを済ませ、荷物を預けて外に出たのが8:30。 ← これ、かなり気合い入ってます、私としては・・・(笑)
表通りを50mも歩いたでしょうか。リュブリャナの中心、プレシェーレン広場に出ました。
中央がフランシスコ教会。右に広場の名にもなっている詩人、プレシェーレンの像がある。
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通りの最後、広場左手にある
Hauptman Houseは
外壁の装飾がステキ |
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三本橋、手前が広場側 |
広場とリュブリャニツァ川を隔てた旧市街とを結
んでいるのが三本橋 (トロモストウイエ)。その
名の通り三本に分かれていて、中央が車道、
両端の二本は歩行者用です。渡ると朝もやに
包まれた向こう岸には骨董市が立っていました。
時間がないと言ってもそこは気ままな一人旅。何のためらいもなくススーッと吸い寄せられていきます。少額のユーロしか持ち合わせていないので買い物こそできませんが、並んだ品々をチェックしながらぶらぶら。駆け足で効率的に名所をめぐるなんて、私には無理ってことですかね・・・(^^ゞ。
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三本橋の南にある橋から
欄干越しに見るフランシスコ教会 |
この骨董市は毎週日曜の午前中に開かれているそうです。
そろそろ三本橋に戻ってリュブリャナ城に向かいましょう。
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三本橋より。正面は市庁舎。
丘の上にリュブリャナ城が顔を覗かせている。 |
でもその前に。まずはお金をおろさないことには衝動買いもままならない・・・いやいや、そうじゃなくて(^^ゞ・・・入場料も払えない。
今日は日曜ですが、PLUS対応のATMがあれば私の銀行口座から現地通貨が引き出せます。ATMはすぐ見つかりましたが、残念ながらPLUS非対応でした。
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壁色や窓枠のペイントで自己主張(?) |
もう少し川沿いを進んだところにあった銀行のマシンも同じ。探しまわる時間もないので、Masterカードでキャッシング (※) することにします。
※ レートによってはキャッシングのほうが口座引き出しよりお得
という場合もあります。
一本裏通りに入ると、橋周辺で目にしたような威風堂々とした建物はすっかり姿を消し、可愛い建物が並んでいました。それでもクロアチアの首都、ザグレブよりは古くからの都会という気がしますが。
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大聖堂 |
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大聖堂入り口 |
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扉が閉まりかけるところ |
通りの左手には大聖堂があります。
表の壁龕にあったキリスト像を眺めて
いると、地元の人たちが重厚な銅の扉
を押し開け入っていきました。
ああ、日曜礼拝ね・・・、そう思いながら彼らを目で追っていてビックリ。一枚板に見えたドアが不思議なところで切れているんです。比較的新しいものなのか、デザインもかなり斬新。皆が触れるノブだけが金ピカになっていました。