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TOP > スポーツ障害・外傷 > 肘・前腕 > 内側側副靭帯損傷/ 肘部管症候群 |
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スポーツ障害・外傷 | 内側側副靭帯損傷 | |||||
【肘・前腕】
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肘関節靭帯損傷には、転倒などの1回の大きな外力による外傷と、スポーツなどによる繰り返し加わるストレスによる障害とがあります。内側側副靭帯の障害は野球などの投球動作を繰り返すことによる過度のストレスなどが原因となることが多く、陸上の槍投げ選手などにもみられます。 肘の内側に痛みが続く場合はRICE処置を行い、その痛みの原因となる動作をしばらく休んで様子をみるようにしましょう。内側側副靭帯を痛めている場合は、 ・全力投球をしようとすると初球から痛くて投げられない ・肘内側部に圧痛(あっつう=押されたときに感じる痛み)がある。 ・肘関節を外反、または過伸展を強制することで肘内側部に痛みがでる などがあげられます。痛みの原因となる動作を中止して、肘周辺部のリハビリテーションを行い、その状態が1〜3ヶ月たっても変化がない場合は再建術を行う場合があります。再建術は手の長掌筋(ちょうしょうきん)の腱を使用することが多く、術後半年〜1年かけて競技復帰します。 手術をする場合は術後のリハビリテーション時期が長くなることもあり、競技からもしばらく離れなければならないことから、競技に対する強い復帰の意欲をもつことが手術を行う条件となるでしょう。
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