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参考サイト&文献

ニコチン依存の程度を間便に判定するために、1978年にFagerstrom(ニコチン代替療法の開発者)が開発し、1991年Heathertonにより改定されたチェックシートです。臨床的に有用性が認められており、喫煙者が自らチェックすることで、ニコチン依存の程度を簡単に知ることが可能です。

喫煙習慣のある方はぜひこのチェックシートでニコチン依存度を調べてどのくらいニコチンに依存しているのかを認識してみてください。その上でタバコに関するさまざまな事柄について、読みすすめていただくとなおいっそう「禁煙する」という明確な目標ができる・・・といいなぁと思っています。

FTND (Fagerstrom Test Nicotine Dependence) (Heatherton,1991)  

    0点 1点 2点 3点
1

起床後、最初のタバコを吸うまでの時間は?

60分〜 30分〜60分 6分〜30分 〜5分
2

禁煙の場所で喫煙しないでいるのは困難ですか?

NO YES
3

1日の中でどの時間帯のタバコをやめるのが困難ですか?

どれも同じ 朝の1本目    
4

1日の喫煙本数は?

10以下 11〜20 21〜30 31〜
5

起床後数時間はその後より頻繁に吸いますか?

NO YES    
6

病気で臥床しているときでも吸いますか?

NO YES

  

あなたの点数    点

  

0〜2点・・・低い
3〜6点・・・ふつう
7〜10点・・・高い

 

タバコの煙

タバコの煙の中には、約4,000種類以上の化学物質が含まれており、このうち200種類以上が有害物質といわれています。代表的な有害物質としては、ニコチン、一酸化炭素、タールに含まれるベンツピレンなどの発がん物質があげられます。

タバコの煙は「主流煙」といわれる、喫煙者がタバコから直接吸い込む煙と「副流煙」といわれるタバコの火のついた先から出る煙とに分けられます。主流煙と副流煙の成分を比較すると、副流煙の方にニコチン、一酸化炭素、タール(発ガン物質を含む)などの有害物質が約2〜4倍多く含まれています。

副流煙は喫煙していない人にもその害を及ぼすことになります。有害な煙を吸わない環境を保障してもらわなければなりません。

【副流煙は主流煙の何倍有害物質が含まれるのか】  

  主流煙 副流煙 有害作用
ニコチン 1 1.8 依存性薬物
タール 1 2.1 発がん物質
一酸化炭素 1 4.7 酸素欠乏状態
カドミウム 1 3.6 腎障害
ベンツピレン 1 3.7 発がん物質
ベンゼン 1 10 発がん物質
アンモニア 1 46 肝障害
ホルムアルデヒド 1 50 目・鼻・気道の刺激
ニトロソアミン 1 52 発がん物質

厚生労働省「喫煙と健康」より

 

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