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タバコを吸うことは体にとって負担になります。タバコによって体内に入ってきた有害物質に対抗するために、体はたんぱく質をとることで抵抗します。トレーニングや練習を行い、体をつくるために食事に気をつけて、栄養のバランスなどを考えてたんぱく質を摂取していても、タバコを吸ってしまうと一方ではそのたんぱく質を消費してしまうのです。

またタバコは食欲を減退させてしまう原因となります。禁煙した人が太ってしまうことが多いことからもわかると思います。アスリートとして競技をする人がしっかり食事が取れない状況になってしまうことは、選手生命としても致命傷となりかねません。  

体の外側に与える影響

タバコのにおいというのは吸わない人にはすぐにわかります。換気のいいところで吸っていても、体に染みついたにおいというのは本人が気づかないだけで、周囲にはすぐにわかるほどです。

タバコのヤニもまたよく目につきます。タバコの吸った先のフィルターが茶色に汚れているように、自分の体内ににも同じ汚れが入っていることになるのです。特に歯は黄ばみやすく、さらに吸い続けている人は汗にまでヤニが出てくるため、黄色い汗をかくといわれています。

さらに煙にはアンモニアが含まれているのですが(タバコの煙を参照)、肝臓に悪影響を与えるだけではなく、その刺激によって目の充血も引き起こします。タバコは体の内側だけではなく、外側にも深刻なダメージを与え続けるのです。
 

受動喫煙

タバコの煙には主流煙と副流煙があり、副流煙のほうにタバコの有害成分がより多く入っています。他人の吸った煙を吸い込むことでおこる「受動喫煙」は非常に有害なものであることを認識する必要があります。

換気はもちろんですが、吸う場所を限定すること、喫煙者と非喫煙者を分別することが重要になります。親の喫煙が子供の体に悪影響を与えることもさかんにいわれており、吸う人の「他人の生活環境への配慮」と吸わない人の「副流煙を吸わない環境とその権利」が求められます。

オリンピック会場が禁煙になっているように、今後国際的にみても、アスリートを取り巻く環境は禁煙へと進んでいくものと思われます。
 

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