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05 構造計算からさらに詳しい図面へ |
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実施設計とは、さらに細かい設計内容を詰めながら図面を作成していく作業です。ここでは構造計算も行われます。日本の2階建て木造住宅のほとんどが構造計算されていないという事実は意外と知られていません。なぜ計算していないのか。それは軽微な建物との判断で法的な規制がないからです。当事務所は木造2階建てでも、十数年前から設計を依頼された建物はすべて構造計算をしています。構造計算をすることで、構造的にも無駄のないスリムな設計ができます。設計者として当たり前のことです。さらに最近の社会的な地震の問題からも、正確に計算されていれば、耐震的にもより合理的に耐えうることができることも当然といえるでしょう。このように骨組みのかたちを決めつつ、さらに詳細の図面を描いていくのです。
間取りや姿の図面だけでは思いが伝わらないことがたくさんあります。限られた空間を様々なアイディアで有効に活用するためにも、それをできるだけ詳しく"つくり手"(施工業者)に伝えるために様々な図面を書いていきます。
また、このように詳細な図面を書いておくことで、将来のリフォームや増築などもスムーズに計画できます。図面は住まいを作るときだけではなく、出来上がったあとも、その住宅を取り壊すときまで何度でも役に立ちます。
設備に関しても右上の写真のように当社オリジナルのプレゼンボードを用いて、最新の設備の中から適格な商品を選択し、提案していきます。
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