「買って行きなさい」と神様が宣うたのだ。「神のお告げがあった」と言って、カミさんからカードをひったくり3機手に入れる。ウシウシと何百円か安くなって喜んだが、その帰り道に息子は小遣いをため込んでいたのだろう、2万円近くするエアガンを何の躊躇もなく買った、、、
そのときの3機は96艦戦(フジミ)、97艦攻(ハセガワ)、99艦爆(エアフィックス)ついに大量生産に入りました。

九九艦爆 は欲しかった11型でフジミとこのエアフィックスのがあったんだけど、フジミは22型で一度作ってるのでエアフィックスを買ってしまった。箱の絵が間違ってるし、あまり期待しない方がいいなと思っていたら案の定スゴかった。詳しくは99の写真をクリックして観て下さい。でもなんとかそれらしく完成し、何事も無かったような姿をしてますが、今までで一番手がかかったです。よく手を煩わせた子ほどかわいいなんて申しますが、真にその通りでございます。

だから次に制作した97艦攻はスムーズに組上がり、物足りなささえを感じたくらいだった。だから塗装は空母「赤城」の飛行隊長機としてバリバリに剥がしまくった。大きな翼に小さなエンジン(零戦と同型)3名乗り込み、魚雷も積んで、設計が良かったんでしょう。日本機は美しい。

96艦戦は噛みつかれて、この野郎とか言うと一旦逃げるんだけど、またすぐ追って来るというような「小憎らしいが憎めない」そんなイメージでみてしまいます。少々武骨な感じですが、よく観ると洗練されている機体は零戦の誕生を遅らせただけのことはあると思います。全面シルバー塗装は飾ってあっても一際目立つし、このフジミのモールドはよく出来てる。うん、気に入った。

えーと、何だかかわいい飛行機が作りたいなぁと思っていたら、ワイルドキャットの箱を見つけた。ありゃま、例の韓国製のアカデミーだ。道理で値段も安いと思った、まぁいいや買っちゃえ。中味はというとこれまたシンプルな構成だわ。日本製では近ごろあまり見かけない、飛行状態でディスプレイ出来るスタンドが付属してる。そりゃいいんだけど翼のスジ彫り間違ってないか、ペラのニードルも長過ぎるし、デカールも1種類で選べやしない。まぁ、そこをなんとかして制作する楽しみもあるか。なんてぶつぶつ言いながらも完成しちまった。むりやり空母「エンタープライズ」に搭載されていた機体にしてしまった。でも、手のかかるやつほどかわいい。

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