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アレクサンドル・デュマの名作『ダルタニャン物語（三銃士）』。

私がこの物語に出会ったのは、今から12年ほど前にNHKで放映された『アニメ三銃士』という番組でした。主人公ダルタニャンと三銃士の息もつかせぬ冒険の数々。そしてなにより「All for one, one for all」という合言葉に象徴される彼らの友情のありかたにとても興味を持ちました。
決闘や冒険の日々は彼らが生きた17世紀フランスのものだけど、彼らが守り抜いた名誉や信じるものにささげた忠誠心は、間違いなく現代にも通じるものと思います。
彼らを好きになってから全11巻に及ぶ原作も（やっと(^^;)）読破できました。原作を読み終えて改めて、映画・舞台・漫画やアニメ・絵本などいろいろな形で繰り返し紹介されるこの物語の奥深さを痛感した次第です。彼らへの興味は多分これからも尽きることがないんじゃないかな。彼ら、そして彼らの生きた時代は、私の永遠の憧れです。