「うずのしゅげ通信」

 2024年12月号
【近つ飛鳥博物館にて】
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私俳句「ブラジルの月」(pdf)
私家版句集「雛の前」(pdf)
2024.12.1
ホームページ、どうする?

〈2024年11月16日ににフェイスブックに投稿したものです)

「今日の拙句です。

バーコード切れば退院冬帽子

年々を太る球根冬の月

  (乳母車の私と母)
乳母車セピアの母は着ぶくれて

  (幻聴?)
梟の声聞く夜の遠電車

私が現役で働いていた頃、『賢治先生がやってきた』という学校劇のホームページを立ち上げました。
自作の脚本ばかりですが、もう24年間続いたことになります。その間、かなりの数の脚本が上演されました。
ところが最近、plalaから連絡がきて、来年3月で個人的なホームページには貸せなくなるというのです。
これまでプロバイダーは変えないできたのですが、どうにかしなければなりません。
この歳になるとめんどうなかぎりですが、ホームページをやめるか、他の業者に移るか、 ちかいうちに決めなけれがなりません。」

ということで、この「賢治先生がやってきた」のホームページは来年3月末までには、どこかに移転するかもしれません。
移転するとしても、いつのことかわかりません。来月の「うずのしゅげ通信」は、ぷららから他のドメインに変わっている 可能性もあります。
もし、移転先がわからなければ、申し訳ありませんが、検索してみてください。
どうしても見つからなければ、残念ながら「賢治先生がやってきた」を打ち切りにしたということになります。
ということで、どうなるかわかりませんが、まずは先にお礼を申しあげておきます。
また、いつかお会いできる日を楽しみにしております。ながい間、ご覧いただきありがとうございました。



2024.12.1
フェイスブック

〈2024年11月26日ににフェイスブックに投稿したものです)

「今日の拙句です。

干柿のもみごろを説く友ぞよき

冬木影クニモサレズのたたずまひ

  (村役の火の用心、にはかは俄)
夜廻はまつり提灯にはかの柝(き)

ハッチ出てまづはくしやみの帰還かな

古暦を表紙に綴る拡大コピー

久しぶりの投稿です。
遊歩道の南京櫨、いま緑、黄、赤の葉っぱが朝の日差しを受けてとてもきれいです。
同じ道路脇でも紅葉の緩急があって、その色が混じり合って幻想的な感じがします。
すでに葉を落としている木もあり、白い実が見えます。実が落ちた道路を歩くとパリパリと小気味よい響きです。


2024.12.1
俳句


〈2024年11月にフェイスブックへ投稿した拙句です。〉

外人も耳寄せ秋の水琴窟

糸瓜ほど句に手は掛けず父逝けり

ほほばりて経飲むごとくデラウェア

穴つつくこげらは枝もつつきけり

わが影の振り切りがたし秋哀れ

  (子どものころ、二句)
台風を待つ昼闇におちつかず

秋出水木橋に迫る夢うたた

  (大根を葉っぱごといただき)
立冬の大根菜飯刻み和へ

  (遊歩道に)
十一月の桜大樹を伐り残し

秋待つやカラメル香る桂黄葉(きば)

  (植えたばかりのチューリップの球根)
球根の角はじき出し冬の雨

バーコード切れば退院冬帽子

年々を太る球根冬の月

  (乳母車の私と母)
乳母車セピアの母は着ぶくれて

  (幻聴?)
梟の声聞く夜の遠電車

干柿のもみごろを説く友ぞよき

冬木影クニモサレズのたたずまひ

  (村役の火の用心、にはかは俄)
夜廻はまつり提灯にはかの柝(き)

ハッチ出てまづはくしやみの帰還かな

古暦を表紙に綴る拡大コピー



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