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スポーツ障害・外傷 ルーズショルダー

【肩・上腕】

ローテーターカフについて

インピンジメント症候群

肩関節(亜)脱臼

ルーズショルダー

肩峰下滑液包炎

有痛性ベネット病変

鎖骨骨折

胸郭出口症候群

肩甲上神経障害

SLAP損傷

リトルリーグ肩

肩関節亜脱臼や脱臼が習慣性となってしまった肩関節のことを一般的にルーズショルダーと呼びます。肩関節の柔軟性は個人差がありますが、関節が不安定になってしまうとスポーツをおこなう上で支障をきたすことになります。

ルーズショルダーは一度の衝撃によっておこるものではなく、長い時間肩関節を使用することでおこってくるものです。このような傾向が見られた場合はローテーターカフを中心として肩関節周囲筋群の再教育をおこなうことが必要です。またローテーターカフを覆っている大筋群とのアンバランスさが原因となることもありますので、大筋群に見合ったローテーターカフの強化が必要となるでしょう。

保存療法で進展が見られないときは手術療法をおこなうことで症状が改善する場合もあります。
 

肩峰下滑液包炎

インピンジメントの原因の一つです。肩関節を取り巻くローテーターカフ、この場合は棘上筋(きょくじょうきん)と肩関節との間には動きをよくする潤滑油のような役割、滑液包があります。肩に十分休養を与えないまま、使いすぎると滑液包は炎症し、腫れて関節内で癒着をおこします。そのため筋肉の動きが制限されて、肩のひっかかり感や痛みを誘発するのです。

初期の段階ですと、十分な休養と炎症を抑えるためのアイシングが非常に有効です。しかしこの状態のままさらに肩を使いつづけるとローテーターカフ自体を傷つけてしまうことにもなりかねません。からだの痛みは「使いすぎの警告」と受け止め、無理をせずに休みを取るようにしましょう。

痛みが軽減してきたら、インピンジメント症候群と同じように十分なアフターケアをおこなうようにしましょう。

【ローテーターカフのアフターケアに】

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