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〜スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報等〜 |
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スポーツ障害・外傷 | SLAP損傷 | |||||||||||
【肩・上腕】
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SLAP損傷のSLAP=Superior Labrum Anterior and Posterior(前後における上方関節唇損傷)のことで、肩の上方に痛みを伴います。特に選手は「肩の奥のほうが痛い」と訴えることが多く、投球動作を繰り返すことで起こりやすいとされています。 SLAPには大きく分けて4タイプあるといわれています。ただし、この分類は形態的な分類であり、発生メカニズムを考慮したものではないため、投球障害により引き起こされるSLAP損傷の分類という位置づけではないと考えられています。
上腕二頭筋長頭に牽引(けんいん)ストレスがかかり、負荷が増大することで慢性的な痛みとなって現れます。痛みが続く場合は投球を休んでRICE処置を行い、様子をみます。しばらく休んでも痛みが変わらない場合はそれぞれのタイプに応じた手術を行うこともあります。 発生メカニズムについてはいろんな意見があり、明確に解明されていないのが現状です。さまざまな説の中に後方のタイトネス(拘縮:こうしゅく)が原因となって上腕骨頭を後上方に押し上げ、その結果上腕の過外旋、上方関節唇の二頭筋による引き込まれが原因となってSLAPを引き起こすという説があります。
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