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スポーツ障害・外傷 コンパートメント症候群

【下腿・足部】

足関節捻挫

疲労骨折

シン・スプリント

アキレス腱炎

足底筋膜炎

偏平足障害

コンパートメント症候群

衝突性外骨腫

種子骨痛

ジョーンズ骨折

スポーツによる打撲、骨折などで組織内に出血がおき、腫脹や痛みが出現します。組織内では出血によって他の血管や神経などを圧迫し、ひどい場合には組織が壊死(えし:細胞が死んでしまうこと)してしまうことがあります。特に下腿部、大腿部などによくみられるこの症状をコンパートメント症候群といいます。コンパートメントとは区画のことを意味します。

コンパートメント症候群には急性の外力によって起こる急性コンパートメント症候群と、繰り返しのジャンプやランニングなどによって起こる慢性コンパートメント症候群があります。急性コンパートメント症候群の場合、急激な痛みやしびれ感などを訴えることが多いため、大きな外力を受けた後の患部の様子をしっかりとチェックする必要があります。慢性コンパートメント症候群の場合にはトレーニングプログラム、シューズ、ランニングフォーム、サーフェス(地面)などを確認し、改善していくことで再発予防に努めます。

組織内圧が高くなって、組織の壊死が進行してしまうと機能障害が残ってしまう場合があるので、迅速な判断が必要となります。重篤な場合には組織内圧の除圧を行うための手術を行います。

このような症状が疑われる場合は、原因となるスポーツ動作を中断し、RICE処置を行います。急激な痛みや腫れ、変形などがある場合はすぐに医療機関を受診するようにしましょう。症状が軽減されてきた段階よりストレッチを開始し、痛みが出なくなったところから患部のトレーニングを行っていくようにします。
 

衝突性外骨腫

慢性捻挫や滑膜炎などにより、足関節の前方や後方、内外側に骨棘(こつきょく:骨のとげ)ができ、足関節を動かすことによって骨の衝突や内部にある滑膜を圧迫して炎症を生じることがあります。ダッシュのストップやジャンプ動作で足関節の内側前面、または後方や外側の痛みが感じられます。

痛みがある場合は運動を中止し、RICE処置を行いましょう。医療機関でレントゲン撮影を行い、骨棘の有無を確かめることが必要です。しばらくはダッシュ、ジャンプ系の動作は行わず、足関節の動きを抑制する意味でテーピングや装具をつけるようにします。

痛みが続く場合は骨棘の摘出手術を行うことになります。その後は足関節の可動域回復のリハビリトレーニング、足関節周囲筋群のトレーニングを行い徐々にジョギング、ランニングに移行していくようにします。
 

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