〜スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報等〜

 

 


 

TOP はじめに (たぶん)日刊トレーナーニュース プロフィール

TOP > 他にも知っておきたい疾患 > スポーツ心臓 / 摂食障害

知っておきたい疾患 スポーツ心臓
エコノミークラス症候群

マルファン症候群

スポーツ心臓

摂食障害

運動誘発性アナフィラキシー

運動誘発性気管支喘息

低血糖症候群

スポーツ心臓とは長期間にわたって非常に高度なトレーニングを続けてきた運動選手にみられることがあり、主に心臓の肥大と徐脈(じょみゃく:一分間あたりの脈拍が少なくなること、60以下/分)をさします。

スポーツ心臓がみられる競技には、マラソン・水泳などの持久的能力を要求されるものと、重量挙げ、柔道などの筋力トレーニングを主に行っているものとに分けられます。持久的競技では、全身の筋肉への酸素補給を長時間にわたり維持するために、体静脈量が増えるので、心臓の容積の拡大を生じるといわれており、筋力トレーニングを行っているスポーツ選手では、運動中に血圧があがり、心臓が血液を押し出す抵抗が増すので、心臓の筋肉自体が強化されぶ厚くなるといわれています。

これらスポーツ心臓にみられる心臓の拡大、肥大や徐脈は、心臓の異常を表すものではないかと懸念されていましたが、現在ではこれらの変化は病的なものではなく、高度なトレーニングによる適応現象であるといわれています。また長期間のトレーニング成果として副交感神経が優位になるために、徐脈や心電図異常を起こしていることも考えられます。

スポーツ心臓は競技をやめてから約1〜3年程度で消失するといわれていますが、心筋症などとの判別がむずかしく注意が必要です。特にスポーツ歴が短い、トレーニングの強度が高くない、成人になってから運動をはじめたような人に心臓拡大、肥大、心電図異常などが認められるときには、スポーツ心臓よりではなく他の心臓疾患である可能性がありますので、検査を受けるようにしましょう。
 

摂食障害

摂食障害とは食べることに関して何らかの障害があることをさします。有名なのは拒食症、過食症ですが、多くの場合は拒食と過食を繰り返しているといわれます。

拒食症では食物を受け付けなくなってしまい、食べることを拒絶する結果、体内の栄養分が不足し、深刻な状況を招いてしまいます。食べたくても食べられない人、太るのが怖いために食べることを拒む人などがあげられますが最悪の場合は死に至ることもあります。

過食症については多くの場合、身体的な特徴を気にすることからはじまり、ダイエットが原因であることが多いといわれています。太ることに恐怖感を持っているために、食べたものを吐いてしまう、下剤を頻繁に使用してしまい、その後食欲が抑えきれずに過食をしてしまうようです。これらの摂食障害は心理的なサポートが必要となるケースが多く、時間をかけて取り組む必要があります。

スポーツ選手においては、体形や見た目が重要視されるといわれる種目の選手に、特に摂食障害の傾向がないか注意しましょう。一般的にいわれているのは、長距離ランナー、体操、フィギュアスケートなどの女性アスリートです。

 

[←前の記事へ] [後の記事へ→]