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〜スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報等〜 |
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知っておきたい疾患 | 運動誘発性気管支喘息 | |
エコノミークラス症候群 マルファン症候群 スポーツ心臓 摂食障害 運動誘発性アナフィラキシー 運動誘発性気管支喘息 低血糖症候群
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寒い時期におこりやすい疾患として運動誘発性気管支喘息(ぜんそく)があります。普通、喘息の発作は睡眠中の明け方や風邪をひいたとき、またほこりの多い場所に長時間いたときなどにおこりやすくなりますが、この運動誘発性気管支喘息は、特に寒い屋外で運動することで喘息発作がおこります。 アレルギー疾患である気管支喘息は成人100人中3〜4人ほどといわれており、スポーツ選手の中でも気管支喘息をもつ選手について考慮する必要があります。 原因の一つには、運動することで冷たく乾いた空気を吸い込み、これによって気管が刺激され、喘息発作を起こすのではないかと言われています。温暖で湿気のある場所(室内の温水プールなど)では発作が起こりにくく、スキー競技などではこの発作をおこしやすいと言われています。 予防方法としては、気道の冷却や水分喪失を防ぐためのマスクの着用や鼻呼吸を心がけましょう。またウォームアップの時間を十分にとり、運動強度を段階的に上げていくことで喘息の発作を起こしにくいといわれています。 なお、オリンピックでは、運動誘発性喘息予防のために、本来ならドーピング違反になる薬剤の使用が認められています。使用には事前の申請が必要となります。 |
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