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スポーツ生理学 | エネルギー消費量の求め方 |
スポーツ生理学は難しい? 食べ物がエネルギーになるまで おにぎりとお茶 水と油 20分運動の誤解 脂肪分解を高めるカフェイン 筋肉痛の原因は? 苦しさは後からやってくる エネルギー消費量の求め方
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運動することはエネルギーを消費することですが、その源となるエネルギーは糖(炭水化物)や脂肪から得られます。このとき酸素が使われるため、体内にどれだけ酸素が取り入れられたかを測定することで、運動でどれだけエネルギーを消費しているのかということの指標となります。運動の強度が上がれば、酸素摂取量や心拍数も上がります。 運動強度とエネルギー消費量は比例関係にあり、運動強度が上昇すれば、それに伴ってエネルギー消費量も増加します。またエネルギー消費量は酸素摂取量と比例しますので、運動強度は酸素摂取量と比例するということも出来ます。 最大酸素摂取量を測ることでその人のエネルギー消費量を推察することができ、それが持久的な体力要素の一因として評価されることもあります。 【簡便なエネルギー消費量の推定法】 この推定法を利用すると体重60sの人が5q走ったら、60×5=300kcalとなります。またこの人がマラソンを完走したら60×42.195≒2500kcalとなります。 ただしこれは速度の運動強度を考慮に入れていないため、歩いても走っても同じエネルギー消費量ということになってしまいます。実際には速度による運動強度を考えなければいけません。 大まかな推定となってしまいますが、エネルギー消費量を推定するということは、運動強度や体力レベルの指標として有効に活用できるものです。
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