そろそろ息子の零戦が出来上がる。解らないところだけ見てやっていたが、なかなか妥協を許さないところがあり丁寧だ。(この辺は誰に似たのか、親に似てない)

よーし、本気だして作っちゃうぞ。まだヘルキャットを塗ったカラーが残ってる。で、ドーントレスを買ってきた。零戦のエース坂井三郎の右目を打抜いたのはこのドーントレスの後方銃座の7.7ミリだ。モデルはミッドウェイ海戦で使った機体色に塗り分けて、上ネービーブルー、下ライトグレーに。ネービーブルーって好きな色で、街で見かけるBMWなんかもこの色のだとついジーっと見てしまいます。

ヘルキャット、ドーントレスと同じ機体の色が続くと違う色が欲しくなる。それで P-40ウォーホークを買ってきた。子供の頃描いていた米軍機はほとんどこのP-40で、前部にサメの歯のマークが描かれたやつで、見るからに強そうだった。しかし、零戦の前では歯がたたなかったようです。オリーブドラブっていう色も実は好きな色の一つです。軍隊のカラーだって言う人もいるけれど、女の人のスカートとか、こうゆう色使いするとシックじゃないですか。あまり見かけないですが、、、あっ、脱線してしまった。

P-40とくればP-38ライトニングですね(どうゆう順番なんだか) 贅沢な造りしてますよね、当時の米国の工業生産技術の高さをそのまま形にしたような。一人乗りなのにエンジン2つもくっつけて、速かったんだろうな(直線では)。と想像できますが、それでも撃ち落とす日本のパイロットもいたらしいから、バランスですね飛行機って、いろいろな。(あまり詳しくないらしい(^^)陸軍の機体なので思いっきりつや消しに塗装してやったら、デカールだけ浮いた感じになってしまった。後でつや消しスプレーしてやろうと思っててそのままだ。

あらま、息子が「隼」買ってきた。何やらやりたいことがあるらしい。写真で塗装がボロボロになった隼を見て、それを再現したいと言うので下地を銀に、その上に陸軍色をスプレーしてやったらナイフで削りだした。そのうちにやろうと思っていたハガシ塗装を、息子に先にやられてしまった。「あっ、何かいい感じになってるなぁ〜、オレもやろっと!」

意地も、外聞も、親もかなぐり捨てて真似することにする。何がいいかなと雑誌を観ていたら、雷電の制作記事が載っていた。よし、模型やへ直行する。ちょうどハセガワの雷電があった、するとその隣の箱がサンダーボルトで、P-40作って、P-38とくればP-47でしょ。また迷った挙句、どうせ買うんだからと2箱レジへ運ぶ。日米のデブ戦闘機対決

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