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自分で知る、自分の体 セルフチェックのススメ
セルフチェックのススメ

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スポーツ傷害にはスポーツ外傷(急性のケガ)とスポーツ障害(慢性のケガ)に分けられます。特に慢性のケガであるスポーツ障害には早期発見が有効であるといわれています。ケガを予防し、シーズン通してしっかりとプレーできる体作りのために、場所をとらずに行えるセルフチェックをご紹介します。 

体脂肪

体重が同じであっても、筋肉や脂肪の占める割合が異なれば運動機能に差が生じます。脂肪は筋肉のように自ら力を発揮するわけではないので、特に体重移動を伴う身体運動には余分な負担となります。また筋肉は重く、脂肪は軽いため、体重が重いこと=肥満ではないことを理解しておく必要があります。

人間の体は水分が約60%、たんぱく質(筋肉など)が約20%、その他、骨や内臓などが約20%といわれています。このうち、成人では骨や内臓の重さは変化がないとみなし、体重の増減を決定する要素はたんぱく質、水分、脂肪と考えています。
 

トレーニング前に体重60sの人の体脂肪率が15%であった場合を考えてみます。

【体脂肪】60(s)×0.15=9(s)
【除脂肪体重】60−9=51(s)

この人がトレーニングをして3ヵ月後には63s、体脂肪率が10%になったとします。

【体脂肪】63(s)×0.10=6.3(s)
【除脂肪体重】63−6.3=56.7(s)

(前)56.7(s)−(後)51(s)=5.7(s)

 
除脂肪体重の変動は骨や内臓に関与されないということから、増えた5.7sというのはたんぱく質(筋肉)と水分であることがわかります。このように体脂肪を計測して、体重の変動がどの要素によるものなのかを把握することが大切です。

体脂肪は体重移動(たとえば柔道や体操、ボクシングなど)を行う競技にとっては「おもり」となってしまいます。日頃から自分の状態を常にチェックしておくようにしましょう。

 

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