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自分で知る、自分の体 周径囲
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正しい姿勢を保つために

体の各部位を測る周径囲では、左右差が大きいと隠れた障害やかたよった体の使い方が考えられます。上腕・前腕・大腿・下腿・胸・腹の周径囲を定期的に測りましょう。またトレーニングによる筋肥大の評価にもなります。

★周径囲は筋力評価の指標となる

常に同じ位置の周径囲をはかることと皮下脂肪の厚さ(皮脂厚:ひしこう)に変化がないことが条件となりますが、この条件を満たす場合、周径囲は筋の屈筋(くっきん:曲げるほうの筋)と伸筋(しんきん:伸ばすほうの筋)のサイズの尺度として評価することが可能です。

【筋肉はたくさんの筋原線維の集まりです】

たとえば・・・

上腕周径囲(直径×π)が10%増大
=上腕直径も10%増大
=上腕半径も10%増大
=上腕横断面積(半径×半径×π)は約20%増大

このことから上腕周径囲が10%増大したことで、上腕の屈筋と伸筋の筋力はあわせて20%増大したというおよその目安がつけられます。

【注意点】

●同一人物による測定が望ましいとされています(誤差を少なくするため)

●座位、立位など姿勢によっても影響されるので同じ姿勢で行いましょう。

●何度かはかって平均値をとると誤差が少ないといわれています。
 

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