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体調の変化は安静時の脈拍や血圧に影響します。日常の脈拍や血圧を測定しておくことで、体調のバロメーターを自分で管理することが可能です。 

【正しい脈拍の測り方】

測定を行う指は人差し指と中指の2本を使って親指側の動脈にあてます。

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親指で測定するとうまく動脈がとれなかったり、親指そのものの脈が混ざってしまってしまいます。

【注意点】 
●強く押しすぎると反射で脈が落ちてしまいます。

●1分間測定すると誤差が少ないといわれています。30秒×2、15秒×4などと測定する時間が短くなればなるほど誤差が生じます。

●ストレス、カフェインの摂取、タバコは脈拍に影響を及ぼします。

●〜60/分は徐脈(じょみゃく)、60〜100/分は正常、100〜/分は頻脈(ひんみゃく)といわれています。

体調が悪く、徐脈や頻脈が続く場合には何かしらの病気が存在する場合もありますので医師に相談するようにしましょう。
 

血圧

血圧は肥満、運動不足、アルコールやカフェインの摂取、喫煙習慣、暴飲暴食などの生活習慣で高くなることが知られています。
 

血圧は1日のうちの時間帯によっても、また身体的、精神的活動によってもかなり大きく変化します。毎日の体調チェックとしてはいつも同じ時間に測定をするようにするとよいでしょう。

収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上が高血圧の診断基準です。

【肥満と高血圧】
「1s減量すると血圧が15mmHg下がる」と言われるほど肥満との関係は深いといわれています。最近の研究では、肥満している人は満腹時に食欲を抑えるホルモン(レプチン)に対する感受性が鈍くなり、その分、放出量が多くなってしまいます。レプチンには昇圧作用があるため高血圧を引き起こすのでは?といわれています。
 

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