「このまま妻壁を張っちゃったら、どこから電気取るの?」 夫の言葉にハッとして、慌てて懇意の大工さんに連絡を取り、電気屋さんを紹介してもらう。 まだ内壁を張り終えていないロフトの東側にコンセントを二つ取り付けてもらった。外からのコードは桁に穴を空けて通すしかない。1階の壁はつみきブロックだから、 中にコンセントや配線コードを埋めることが出来ず、剥き出しになる。まぁ、仕方ない。配線してもらって、あまりに目立つようならブロンズの モールでも買ってきて付ければいいだろう コンセントの位置、スイッチの位置、照明の位置、TVの位置を書いた図面が欲しいと言うことで、姉と相談して決める。専門家の意見を聞かず適当に決めちゃって良いのかと言う疑問はあったが、 図面を渡しておけば、時間の空いたときに工事をしておいてくれるらしい。次回が楽しみだ。 |
大工さん、電気屋さん、左官屋さん、水道屋さん、ガス屋さんが大挙してやって来た。 隠れ家に近代的機器(?)が入るのだ。素人にはどうしようもない分野なので、照明や浴槽や流し台の指定をして、タイルの色を決めるくらいしか仕事がない。 水道屋さんが穴掘りに小型とはいえユンボを持ち込んだのには驚いたが、何の躊躇いもなく(躊躇ってちゃ仕事にならんて)つみきブロックの壁に穴を空け、必要なパイプなどを通していく。 こうやって家が出来てくるんだなーと感慨ひとしお。普段、当たり前のように使っている電気ガス水道も、こうやって人の手が入らないと使えないわけだ。 |
洗面所の排水パイプ。火打ちを除けて立ち上げ。 台所の床。突き出ているのは流し台の排水パイプ。 |
大雨の中、ガス屋さんが給湯器を付けに来てくれた。 夏しか使用しない(予定)なので、追い炊き無し、リモコン無しの風呂にしてもらった。 それから、瞬間湯沸かし器を付けるのと変わらないくらいの費用だというので、台所でもお湯が出るようにしてもらった。 それにしても、いったい全部でいくらかかるのか。「安ぅしとってくださいね」とだけは言ってはあるが、大工さん任せ(建具屋さん以外の業者さんはみんな大工さんの口利き)で見積も無い。 ま、基礎工事費も思ったより安かったし、大丈夫(何が?)かなー。 |
電気屋さんが来て配電盤を付けていった |
カバーを付けたらこんな感じ |
中身はまだ空っぽのメーター |
来たときには、もう配管がしてあった。水の管とお湯の管。水は来年から来るようにお願いしたので、まだ水道は使えない。 ここの冬は、雪はそうでもないが、『凍みる』らしく、凍結が心配なので、冬場は電気ヒーターで温めておかないといけないらしい。 管に巻く保温のカバー(?)などは水道屋さんが、外の電気コンセントの設置は電気屋さんにお願いした。 |
電気配線も殆ど済んでいるようだ。おお!電柱から我が「隠れ家」に電線が延びているではないか!! 室内に入ると玄関横にスイッチ類のコードがいっぱい。パチッと入れたら灯りが灯るのね〜♪投光器とカンテラの生活とももうすぐおさらばだ〜。 |
電気屋さんから請求書が来ていたので、照明器具は付いてるんだろうなと思っていたけど、来てみると、おお!凄い! 隠れ家の中を見渡しながら、カタログをチェックして決めたのだが、多すぎたらしく、やたら明るい。 暗いのは嫌だなぁ、と思っていたが、これじゃ明るすぎるかも。。。夏しか来ない筈の隠れ家なのに。。。 台所とロフトのペンダントタイプの照明は小さいものに替えようかな。それにしても、なんて豪華なファン付きシャンゼリア! ほっほっほ〜、実際住んでいるところの照明はしょぼいのにねぇ。。。(^^;;; |
今年初めての作業。左官屋さんから請求書が来ていたので期待して入ってみたら、おお!さすがはプロ。素人ではこうはいかないね〜。 玄関は《焼いた石》を敷いてもらった。いい感じだ。風呂のタイルは浴槽に合わせて緑系。床はザラザラ浴槽横(エプロン)はツルツル。 これで水道とガスが来ればお風呂にも入れる!嬉しい!隠れ家とは言え、快適に過ごせてこそ隠れ甲斐(??)もあるってものよ。 |
29日に持ってきてもらった流し台などが30日設置された。水も出る。トイレで手も洗える! 風呂の蛇口とシャワーヘッドも付けてもらったのでお風呂も入れる。 (風呂のガスは使えるが、ガスレンジは5月21日に設置なので、21日までは調理にカセットコンロを使っていた) 流し台の壁との隙間に水が飛んでカビそうなので、余っているバスカベを張って役物で留める。何でも役に立つものだ。 後でわかったことだが、台所の水道蛇口元から水漏れしていた。これは5月21日に修理してもらう。 同じく21日に台所とロフトの照明を代える。台所の照明は安いものに代えて、ロフトは18wの丸形にした。 これで、電気、ガス、水道完備!毎月の払いがちょっと怖いけど、ま、何とかなるでしょ。 |
今回は姉夫婦も一緒(ふくはお祖母ちゃん家でお留守番)なので、ウッドデッキに取りかかることにした。 ウッドデッキの基礎は、家の基礎と同じ時に設置済みなので、長い間に高さが狂ったり傾いているものを直して水平にし、 束で調節してその上に土台、デッキ床となる。束は端材をいくらか大工さんにいただいていたのと、そこいらに放って置いた端材を活用することにする。 土台も長い間(^^;)ガードラックだけ塗って外に放ってあった(ブルーシートは掛けていたが)ので、どうなっているかと恐る恐る取り出して並べてみる。 良かった。プレカット済みの杉材に書かれていた文字は読めないものもあったが、全部揃っているようだ。そんなに酷い日焼けや虫食いも無いようだ。 基礎をしっかりと据え付けるために、一部掘り起こして砂利を敷く。姉が空手道場からもらってきた(!)瓦も砕いて砂利代わりに敷く。 |
ウッドデッキは、玄関側(東側)から南側までL字型に付けるつもりだった。図面もそうなっていたし、ウッドデッキのキットもL字分来ていた。が、
ここで問題発生。玄関ドアが床より低い! 図面を見たら、やっぱり低い。全然気がつかなかったよ〜。 これでは、掃き出し窓から《降りて》デッキに出なくてはいけない。デッキは普通床と《つれ》でしょう? 仕方ないので、玄関の前だけドアに合わせてデッキを下げることにしようと思う。台所側はウッドデッキ無しでもいいし、縁側を作っても良いかなと思う。 |
今回は姉夫婦は来なかったので、ウッドデッキ基礎周りに砂利を敷いたり、草刈りをしたりした。 ひと月も放っておくと、夏草は溝を隠し、水道メーターを隠し、草ぼうぼうのひどいことになっていた。 家の中を掃除し、全部ではないが、床にワックスをかけた。本当は内壁にもワックスをかけないといけないのだが、 ま、取り敢えずウッドガードか、ナフタデコールは塗ってあるので、時間ができてから(いつ?)ゆっくりやろうと思う。 ※→ふくは今回来ていないが、この項淋しいのでゲスト出演♪(2005.8.14 撮影) |
コンクリートの基礎の上に束を立て、土台をのせた。束と土台は鎹(かすがい)で留めた。 (束は基礎の上にのっているだけ。高さを合わすのに苦労した) |
玄関ドアが床より低いので、ウッドデッキは玄関の所だけ下げて途中までにすることにした。 南側と東側(玄関側)の一部までは床の高さで、掃き出し窓から出たら段差無くデッキに出られるようにしたい。 基礎を動かすのは大変なので、基礎のある適当なところで土台を切って、横木を渡した。床の高さのデッキはここまでだ。 |
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チョコレート色に塗ったデッキ板を玄関前に張り終えて、今年の夏休みの作業はここまで。 台所の窓側のウッドデッキが無い(玄関前のデッキを伸ばしても良いが、掃き出し窓から”降りて”デッキに出たくはない。窓の所だけまた高くするのも変だし) のがちょっと哀しいが、これはこれでスッキリして良いかと思う。 デッキ板が余るので、その内(っていつ?)、縁台でも作ろうかと思う。 |
土台は前回完成していたので、今回はデッキ板を張っていく。デッキ板とデッキ板の隙間は1cm。
1cm厚の板を挟みながら並べていく。
角はやはり額縁のようにつき合わしていった方が綺麗なので、一枚一枚合わせながら切っていく。
当然、外側ほど短くなるので、余った板を適当に使う。結果、何か芸術的な形になった。
いくら芸術的でも、実用に向かない(危ないし、強度がない)ので、余分は切り落とす。
スッキリして、これでウッドデッキの出来上がり!
天気が良かったのでウッドデッキのペンキを塗り直す。 ここは雨ざらしだから、丁寧に。 雨どいが欲しい所だが、大工さんに屋根の傾斜がきついから、雨どいをつけても壊れると言われて断念。 ウッドデッキは雨に勝てるかなぁ。 |
なんのかんのと今年の作業もこれで終わり。 大方は出来上がったようだ。 ・・・・スゴイね。他人事のように感心してしまいます。 その気になりゃ、人間、大抵のことはできるんだなー。 おーし!あと少しで完成だ!ふぁいとー! 協力してくださった皆様、ありがとうございます。 励ましてくださった皆様、ありがとうございます。 あと少し、どうぞ最後までおつきあいくださいませ。 |
ウッドデッキの残り板などで階段を作った。 コンクリートブロック(台所側のウッドデッキを作らなかったので残った基礎)を埋めて、その上に階段を設置。 これでチビでも登れるようになった。 |
台所側はウッドデッキを作らなかったので、代わりに縁台を作る。 基礎ブロックの位置を変え、余っていた土台を掃き出し窓の幅に合わせて切って、端を加工する。 |
縁台の下はちょうどいい「ふく」の場所?ここにいてくれたら安心なんだけど、ここより車の下がお気に入りのよう。 |
天気が良かったので妻壁と破風板の塗り直しをしてもらった。 これまでも、つみきの壁などは、時間があったらちょこちょこ塗り直していたが、妻壁と破風板は梯子を使わないといけないので敬遠していた。 サンドペーパーでカビを落とし、ナフタデコール(塗料)を塗る地道な作業。カビは取り切れてないが、これでしばらく持つだろう。 これからはメンテナンスが作業の中心になるだろう。 家を持つっていろいろあるのね。 |
隠れ家内部の一番高いところにハチが巣を作ろうとしていた。 壊そうとすると襲ってくるハチ(当たり前だ)。取り敢えず巣の根っこ(?)を取り、ハチは殺虫剤で追い払う。 この時はスズメバチとは知らず、それで済ませてしまった。 9日、先に帰る夫がハチに刺され、腫れが引かないので帰宅してから近くの緊急病院へ。 ハチはキイロスズメバチで、もし刺されたら、すぐに毒を絞りながら水で流し、抗生剤があれば塗って、一刻も早く病院へ、とのことだ。 うわぁ、危ない、危ない。 |
11日、軒下に巣を発見。これもキイロスズメバチ? 巣はすぐに撤去。周りにハチがいなくて良かった。 ホームセンターでハチ用の殺虫剤を買ってこわごわ作業を進める。 次回の作業は9月中旬の予定だが、どうかハチが巣を作って我が物顔で飛び回っていませんように・・・。 |
今年初めに姉が植えた松が根付かなかったらしい・・・。 『松は難しいよ』とは聞いていたが、やはり無理だったようだ。 葉は茶色く枯れ果て、新芽も無い。でも、切り倒すのも忍びないので、門柱として役立ってもらおうと思う。”ぱいんつりーほーむ”の表札(?)でもつけるかな。 追記:松は梅雨の雨に根元から腐って倒れていた・・・・。ゴメンね、育ててやれなくて。合掌(2005.7.9) |
今年もお手伝いに来てくださったmwさんに「木槿(むくげ)」をいただいた♪ 枯れてしまった松の横に植える。放って置いても大丈夫、との力強い(?)お言葉。大きく育てよ〜。 mwさん、ありがとうございました。 |
去年mwさんに頂いた木槿は、草に埋もれて、それでも元気だった! 枯れてしまったのだと思っていたら、草刈りしてたら、あら、この葉っぱは・・・? おお、木槿だぁ〜! 草に埋もれてしまわないように、周りを石で囲う。 今は木槿の花の季節。いつか大きくなって花を咲かせてくれよ。(放ったらかしでゴメン。でも、咲いてね) (2005.9.23 撮影) |
一昨年mwさんに頂いた木槿は、今年も草に埋もれて、それでも元気だった! 一本は(枝が二またに分かれた片方?)、ちょっと生長が遅れ気味なようだが、なんとか元気でいるようで嬉しい。偉いぞ、木槿! 頑張れ、木槿! 7月に行った時は元気に生長していたが、8月に行ってみたら、青虫君が葉っぱをほぼ食べ尽くしていた。取り敢えず青虫は捕ってポイしたが、さて、どうなっているだろう・・・。 (左:2006.4.29撮影 右:2006.6.10 撮影) |
長年借りていたプレハブをお返しすることにした。 余った木材、ペンキ、梯子・・・。 ウッドデッキの下に置いてもいいが、木材はできれば濡らしたくない。 と言うわけで、仮設の物置を作ることにした。 柱はウッドデッキの余り、壁はバスカベの残り、屋根はコンパネにアスファルトルーフィングとアスファルトシングルで完璧だ。 最後にブルーシートで開口部を覆えば出来上がり。 仮設なのでいつでも取り外せる。その内に(いつだろう?) ちゃんとした物置を作ったらこちらは取り外す予定だ。 |
プレハブで使っていた食堂の椅子の、座面を取り外して4脚並べ、余っているウッドデッキの板を渡してベンチにした。 おとーさんの喫煙場所が決まったね。 |
ウッドデッキにヤモリ発見! 家を守ってくれそうで、なんか嬉しい。 この家は留守がちだから、しっかり守ってね〜。 mwさんより、写真は「トカゲ」じゃない?とのご指摘をいただきました。あーーー!ホントだ。よく見るとどうみても「トカゲ」でした。 すみませんでした〜。(トカゲでも、家を守っててね〜) |
姉のご主人が靴棚を作ってくれた。要らない時は折りたためる優れものだ。 だが、いつも靴やスリッパが玄関周りに溢れているので、結局折りたたむことは無さそうだ・・・。 |
姉のご主人が靴棚をもうひとつ作ってくれた。折りたたみ式のよりも大きめで、側面にはハートの飾り切りが施してある(職人技だ〜!) これで、靴やスリッパがなんとか収まりそうだ。ありがとうございました。良かった、良かった♪ |