ヤマレコ
■自然は友だち〜春夏秋冬〜21ページ目(2013年7月〜9月)・・・・・・・・・・2007年9月19日より
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■金剛登山396回目(青崩道)
 2013年9月30日(月)
水分道十八町石  車を走らせながら、今日はどのルートを登ろうか?と考えた結果、水越峠方面から「青崩道」を登ることにしました。いつもより長距離コースです。今年6月30日(日)に行った以来です。水越峠側から登る時は、私はいつも「水越川公共駐車場」(無料)に車を停めるようにしています。この辺から登る人は、水越峠トイレの前の路肩に車を停める人が多いです。今日は平日だったので、路肩駐車の車は少なめでしたが、休日はかなりの台数の車が停まっています。「水越川公共駐車場」も休日は満車ですが、今日は7割方でした。
 登りは駐車場を出発して、山頂まで約2時間程掛かりました。最初の約30分の登りがキツイです。丸木の階段で道は良く整備されているのですが・・・。
 下りは「ダイトレ」でガンドバコバ道を通り、駐車場へと戻りました。これも約2時間掛かりました。途中、「パノラマ台」と「金剛の水」の場所には立派なベンチが設置されていました。あんな大きな丸太、どうして運ばれたのでしょう?

<今日のコース>
水越川公共駐車場より
登り:青崩道(北尾根)ルート
下り:山頂→葛木神社→一の鳥居→ダイヤモンドトレール
 天候:晴れ時々曇り 頂上の気温:17℃(11:43現在) 家出発8:00→帰宅16:10
<今日の登山の様子(ヤマレコ)>
■金剛登山395回目(アキギリ)
 2013年9月25日(水)
アキギリ  今日は家内と二人登山です。平日なので府営ではなく、私営の駐車場へ車を停めました。府営駐車場は曜日に関係なく¥600円なのですが、私営の方は平日は¥500円なのです。(土・日・祝は¥600円)しかも、駐車券を5枚溜めると次の2回分が只になるという仕組みになっているのです。今日は5枚溜まっていたので、それを渡すと今日の分の料金は取られずに、次回の無料券を1枚くださるのです。駐車7回で¥2500円なので、1回分が¥357円となり大変お得です。この私営駐車場は、土・日・祝は満車の場合が多いので、その時は仕方なく府営駐車場へ停めます。府営駐車場に停めると、「百ヶ辻」へ下山してから駐車場まで石段で少し上らなければならないのが少々キツイです。
 3日前に「寺谷」を登ったのですが、今日も寺谷登りです。家内に台風の被害場所を説明しながら、約1時間15分で頂上へ到着しました。
 下山は「馬の背」を下ったのですが、ここはほとんど台風の被害はありませんでした。途中、写真の「アキギリ」(秋桐)(シソ科)が咲いていました。名前の由来は、秋に桐に似た花を咲かせるというところからきているそうです。花期は8月〜10月と少し長いです。

<今日のコース>
百ヶ辻付近私営駐車場より
登り:寺谷ルート  下り:馬の背(谷側)ルート
 天候:晴れ 頂上の気温:21℃(11:07現在) 家出発8:05→帰宅14:40
■金剛登山394回目(台風の爪あと)
 2013年9月22日(日)
「寺谷」の山崩れ  ここ数日、台風18号(9月15日)の被害が金剛山関連のホームページやブログに書かれています。私が良く利用する「寺谷」の被害が大きい事が書いてあったので、今日はその「寺谷」を登ってみました。
 まず驚いたのが、入口の「百ヶ辻」(もまつじ)の道が増水の影響により、道路がズタズタになり石がゴロゴロとむき出しになっていました。かなりの水量だったみたいです。寺谷入口迄の伏見道は、それ程被害が無かったらしくきれいに整備されていました。只、そこから「細尾谷」入口間の谷川側の山が崩れ、土砂と倒木が伏見道の上に覆い被さって、道がかなりの間寸断されていたみたいです。これは下山時確認しました。現在は歩行出来るように整備されています。
 寺谷は、中間地点の、以前山崩れした開けた所の手前の山が2箇所崩れ(写真)、土砂や倒木で登山道が数十メートル埋め尽くされていました。しかし、地元の方や関係者・ボランティアの方々のお陰で、新しい登山道が早々と造られていました。本当に有難い事です。そこに有った休憩用のベンチは、土砂に押しつぶされたのか見当たりませんでした。そこから上、頂上までは特に被害は無かったみたいです。
 何れにしろ、今年1月の大雪や、今回の台風により金剛山の至る所に被害がもたらされています。山も様相が変わってきています。これからは、何時もより慎重に山歩きをするように心がけていきたいものです。
 下りで利用した「細尾谷」は、少し荒れていた程度でほとんど問題なく通れました。只、普段より水量が多かったです。

<今日のコース>
ロープウェイ下府営駐車場より
登り:寺谷ルート  下り:細尾谷ルート
 天候:晴れ 頂上の気温:22℃(10:55現在) 家出発8:00→帰宅15:30
<台風の被害(ヤマレコ)>
■金剛登山393回目(ジャコウソウ)
 2013年9月11日(水)
ジャコウソウ  ここ数日、天候があまり宜しくないので山歩きは控えていましたが、今日は良い天気になりました。
 何を思ったか、義妹が金剛山に登りたいと言うので、家内と3人で出掛けることにしました。義妹は山用グッズは何も持っていないので、一昨日、近くの好日山荘なんば店で登山靴を急遽購入しました。丁度、ミズノ製の¥18,900円の登山靴が特価で¥11,800円だったので、迷わずそれに決めた次第です。店員さんに、何故この靴が安いのかと聞くと、型が古くなったからだと仰いました。しかし、現行の物と比べると同じ型名だし機能・仕様も同じなのです。後で調べると色(ローズ×グレー)が完了だったようです。ゴアテックス防水仕様でビブラムソールなので、基本機能は備わっており、いい買い物をしたと思っています。只、全体に初心者にとっては堅いかな、と思っていたら、案の定、登りの途中で踵が痛く(靴ずれ)なってきたようです。特に傾斜道の時に。まぁ、履き慣れると大丈夫だとは思いますが。
 初心者と一緒なので、迷わず「寺谷」を登る事にしました。途中、ベンチのある休憩所が4箇所あり、その全てで休憩を取りながら約1時間45分で山頂広場へ到着しました。2時間くらいは覚悟していたのですが、まあ、無事に登れて良かったです。金剛登山八十数回で、3ヶ月振りの家内の方が逆にシンドがっていました。
 写真の「ジャコウソウ」(麝香草)(キク科)があちらこちらに咲き始めています。茎や葉を揺すると、ほのかな香りがすることから名付けられたそうですが、麝香(ジャコウ)の香りはしません。(麝香はジャコウ鹿から取られる香料の一種)花は筒状で花期は8〜9月。

<今日のコース>
百ヶ辻付近私営駐車場より
登り:寺谷ルート  下り:文珠中尾根ルート
 天候:晴れ 頂上の気温:22℃(12:03現在) 家出発8:40→帰宅15:55
■金剛登山392回目(寺谷源流部)
 2013年9月1日(日)
寺谷源流部  朝7時過ぎに、SA〜さんに、「金剛登山、今日は中止ですか?」とメールを打つと、直ぐに、「行くよ。」とメールが返ってきました。今日はグループ登山の予定ですが、天気予報はあまり良くないのです。さらに、「千早赤阪村の天気予報では、午後3時まで曇りで、それから弱雨となってました。まあ、信用は出来ないですけどね。覚悟はしてます。」と。「まあいいか」と思いつつ、9:02発の急行に乗るべく家を出て、南海なんば駅へと向かいました。電車の前から3両目に乗ったのは、SA〜さん、エロちゃん、きらくさん、私の4人です。途中の「新今宮駅」から、師匠様が乗ってこられました。今日は総勢5人です。
 河内長野駅に着くと、本格的に雨が降り出してきました。しかし誰も「今日は中止」とは言いません。天気予報の「曇りのち午後3時から弱雨」を信じ、また、師匠様の「俺は晴れ男だ」と発せられた言葉を信じ、決行した次第です。バスは我々の他数人だけで、楽々と座れました。
 登りは、皆の意見で軟弱ルートの「寺谷」に決定されました。時々、小雨が降る状況です。最後の水場のある休憩所まで登って来た所で、私が「未だ、源流部を登ったことが無い!」と言うと、隊長のSA〜さんが、「それじゃあ、そちらを登ろう!」と決定されたので、私としては初めての寺谷源流部へ挑戦しました。SA〜さんは何度か登ったことがあるそうです。なかなか面白いコースで満足しました。
 食堂で昼食の後、師匠様のご意見で「馬の背」(尾根側)ルートを下り、無事に金剛登山は終了しました。一日中小雨。

<今日のコース>
金剛山ロープウェイ前バス停より
登り:寺谷源流ルート  下り:馬の背(尾根側)ルート
 天候:小雨 頂上の気温:19℃(12:05現在) 家出発8:40→帰宅17:00
■金剛登山391回目(ヤマホトトギス)
 2013年8月28日(水)
ヤマホトトギス  土曜日に雨が降ってから急に涼しくなってきました。約1ヶ月35℃以上の猛暑日が続いたのですが、土曜日頃からやっと気温が下がってきて、少し過ごしやすくなってきました。
 1週間振りの金剛山でしたが、まだまだ暑いので今日も軟弱コースを選びました。登りは「細尾谷」で、下りは「文珠中尾根」です。只、「文珠中尾根」の中間地点からは、久し振りに「ババ谷」を下りました。下り始めの坂が急坂なので難儀します。登る時はもっと大変です。特に変わった所は無かったのですが、所々、歩き易いように丸太で道が整備されていました。本当に整備されている方には感謝です。
 金剛山の所々に秋の花が咲き始めています。写真は、細尾谷に咲いていた「ヤマホトトギス」(山杜鵑草)です。この花を初めて見たのは、2008年7月22日のダイトレでした。何と奇妙な花だな、と思いカメラに収めていました。でも、その時の花は「ヤマジノホトトギス」(山路杜鵑草)で、この花と同類ですが、微妙に違っていることが後で判りました。主な見分け方は、写真の「ヤマホトトギス」は花被片(花びら)が反り返っているのに対し、「ヤマジノホトトギス」は花被片が反り返っておらず水平に(平らに)開いています。
 <ヤマジノホトトギス>2008.07.22撮影
 以後は、どちらの「ホトトギス」も金剛山でよく見かけます。「ヤマホトトギス」の方が、限られた山にしか見られないそうです。園芸種で良く似た花を民家の庭で見かけることがあります。因みに、何故ホトトギスと言う名が付いたというと、花にある斑点模様が鳥のホトトギスの胸にある模様と似ているからだそうです。鳥のホトトギスは漢字で「不如帰」と書く、と言う人もいる。

<今日のコース>
百ヶ辻付近私営駐車場より
登り:細尾谷ルート  下り:文珠中尾根よりババ谷ルート
 天候:晴れ 頂上の気温:20℃(11:28現在) 家出発8:30→帰宅15:30
■金剛登山390回目(ツルリンドウ)
 2013年8月21日(水)
ツルリンドウ  「寺谷」を登って「馬の背」を下ったのですが、良く見ると色々な夏の花が咲いています。目立つのは「ダイコンソウ」、「ヌスビトハギ」、「ミズヒキ」、「クサアジサイ」、「フシグロセンノウ」などですが、目を凝らして歩いていると、「ヘクソカズラ」なども可憐な花を咲かせています。
 下山時の「馬の背」の中腹辺りで写真の花を見つけました。帰ってから調べてみると「ツルリンドウ」(蔓竜胆)という花でした。「つる性」の植物です。金剛山では初めて見る花だったのですが、何処かで見たことがあるなぁ?と思い出してみると2010年9月7日に高野三山に登った時見ていました。その時の様子です。
 それから、その場所からあまり遠くない所の笹の中に「ヤマノイモ」(山の芋)の花を見ました。これも「つる性」の植物です。名前は後で調べました。この植物の地下に、いわゆる山芋(自然薯)が出来るようです。

<今日のコース>
百ヶ辻付近私営駐車場より
登り:寺谷ルート  下り:馬の背(谷側)ルート
 天候:晴れ時々曇り 頂上の気温:23℃(12:23現在) 家出発9:25→帰宅16:10
■金剛登山389回目(細尾谷)
 2013年8月19日(月)
細尾谷  一昨日に続き、涼しい「細尾谷」を登りました。細尾谷ルートのほぼ中間地点に、写真のような涼しい沢歩きの箇所があります。水を避けて石の上を歩くのも良いですが、ここは思い切って水の中をバシャバシャ歩く方が気持ちよく快適です。普通の運動靴では靴の中まで濡れてしまいますので、防水性(ゴアテックス等)の有る靴が必要です。時々、浮石があるのでその石に乗ってしまうと最悪転びます。
 この「細尾谷ルート」は、私の足で頂上まで約1時間15分で、数ある登山道の中では比較的短時間に登る事が出来るルートです。また、別名「シルバー道」とも呼ばれています。あまり急坂が無いので、年寄りでも楽に登れると言うことでしょうか。
 また、「細尾谷」は「木場(きば)道」とも呼ばれています。昔、切り出した木材を木場(きんま)という方法で運搬したからのようです。

<今日のコース>
百ヶ辻付近私営駐車場より
登り:細尾谷ルート  下り:文珠中尾根ルート
 天候:晴れ時々曇り 頂上の気温:24℃(11:33現在) 家出発8:40→帰宅15:20
■金剛登山388回目(ツチアケビの果実)
 2013年8月17日(土)
ツチアケビの果実  涼しい「細尾谷」を登り、国見城址の広場の下の広場で昼食としました。国見城址の広場は、ベンチも中央の広場も昼食休憩の登山者で満員です。それもそのはず、今日はお盆休み最後の土曜日でした。百ヶ辻付近の私営駐車場は満車で、府営駐車場も70パーセントくらいのほぼ満車状態でした。
 すぐに下山するのは勿体ないと思い、金剛山遊歩道で「しゃくなげの道」へ行ってみました。7月14日に見た「ツチアケビ」が写真の如く果実になっていました。確かに果実はアケビによく似ています。「ツチアケビ」と言う名が付けられたのがよく分かります。何とも奇妙な植物です。
 土曜日のロープウェイは本来は30分毎に運行するのですが、私が通った時間帯では、お客さんが多いせいか、ほぼピストン運転していたみたいです。乗車定員が46名なので、その便に乗り溢れた場合は、次の便まで30分も待たなければならないので増便していたのだと思います。因みに、この前乗った「びわ湖バレイ」の新型超高速ゴンドラは乗車定員121名です。

<今日のコース>
ロープウェイ下府営駐車場→伏見道→細尾谷→頂上→金剛山遊歩道→しゃくなげの道→ちはや園地の広場→伏見峠→伏見道→ロープウェイ下府営駐車場
 天候:晴れ 頂上の気温:23℃(11:30現在) 家出発8:35→帰宅16:20
<今日の細尾谷ルート>
■金剛登山387回目
 2013年8月7日(水)
フシグロセンノウ  大阪地方は、連日、最高気温34〜35℃の暑い日が続いています。気温の測定は、一般的には白い百葉箱の中で測られます。太陽が直接当たらず、照り返しもなく、風通しの良いところの地表から1.2〜1.5mのところで測られるのです。ですから、我々が歩いている道路などは、気温35℃と言われても実際は40℃くらいあると思われます。
 という訳で、今日も涼を求めて金剛山に登りに行きました。正午頃、山頂にあるデジタル温度計は23℃を表示していましたが、私の持っているデジタル温度計は26℃くらいでした。この差は、やはり山頂のデジタル温度計は少し条件の良い場所で測られていると思われます。
 写真の「フシグロセンノウ」は、登山時、百ヶ辻から少し行った伏見道の左手に咲いていたのでカメラに収めたのですが、下山時には見当たりませんでした。誰かが摘んだのか、花がしおれたのか、分かりません。誰かが摘んだのとしたら、大変残念な事です。最近、金剛山においては、「勝手に花を持ち帰る人を見かける」という話をよく聞きますが、本当に残念です。また、花などの写真を撮るにしても、周辺を踏み荒らさないことがマナーです。今日も寺谷ルートの中腹の岩の所に「イワタバコ」が咲いており、写真を撮りに沢に降りたのですが、周りはかなり荒らされていました。

<今日のコース>
百ヶ辻付近私営駐車場より
登り:寺谷ルート  下り:馬の背(谷側)ルート
 天候:晴れ 頂上の気温:23℃(12:04現在) 家出発8:50→帰宅16:20
■金剛登山386回目(カトラ谷ルート)
 2013年8月2日(金)
キバナノショウキラン  カトラ谷の水場を過ぎた頃、立ち止まっていた一人の年取った男性に声を掛けられました。「花は好きですか?」と。咄嗟に「はい。さっきそこでイワタバコを見たので、写真を撮ってきました。」<イワタバコの写真>と答えると、「ここにショウキランが咲いているよ。もう終わりかけみたいだけど。」と仰り、足下を指差してくれました。古い丸木の下のジメッとした所に、生えていました。写真で見ると6輪かな?垂直に立っているのが、よく咲いているようです。写真を2枚撮り、「初めて見ました。ありがとうございます。」と言うと、「最近は、あまり見かけないので、珍しいよ。」と仰いました。後で調べると絶滅のおそれのある植物で、近い将来における絶滅の危険性が高いという「絶滅危惧IB類」にランクされているようです。金剛山で最近見かけた「ツチアケビ」や「ギンリョウソウ」と同じ仲間の「腐生植物」(葉緑体を持たず菌類に寄生する植物)です。何とも奇妙な植物です。

■キバナノショウキラン(黄花鍾馗蘭)ラン科
葉緑体を持たずに菌類に寄生する「腐生植物」。高さは10〜25cm位。花期は6〜7月頃。
名前は、花の形を烏帽子をかぶった鍾馗(しょうき)の姿に見立てたもの。

<今日のコース>
まつまさ駐車場より
登り:カトラ谷ルート  下り:千早本道
 天候:晴れ 頂上の気温:21℃(11:48現在) 家出発8:40→帰宅15:25
■金剛登山385回目(寺谷ルート)
 2013年7月28日(日)
寺谷  昨日に引き続き、「my登山道」の「寺谷ルート」が古くなったので新たに作成する為に「寺谷ルート」を登りました。2008年9月9日に作ったものなので、それからこのルートはかなり変わっています。特に木の梯子が多く作ってあります。ほぼ中間点の左の長い階段は、2009年10月初の台風18号による土砂崩れの為、道が寸断されたので作られたものです。
 家を8:45に出発し約1時間半後の10:15頃ロープウェイ下府営駐車場に着いたのですが、駐車場はほぼ満車でした。そう、日曜日に加えて子供達が夏休みなのです。この時期、ロープウェイで往復する人も多いようです。土・日・祝は、ロープウェイは15分間隔で運行しています。約6分で頂上駅へ着くので便利です。下界に比べ温度差は約10℃あるので、今日なんかでも下界は大変暑いですが上は涼しいです。

<今日のコース>
ロープウェイ下府営駐車場より
登り:寺谷ルート  下り:馬の背(谷側)ルート
 天候:晴れ 頂上の気温:23℃(11:48現在) 家出発8:45→帰宅15:40
<今日の寺谷ルート>
■金剛登山384回目(タカハタ谷ルート)
 2013年7月27日(土)
タカハタ谷  ロープウェイ前バス停付近より登ることが多いので、今日は登山口バス停付近の「まつまさ駐車場」に車を停め、思案した挙句「タカハタ(高畑)谷ルート」を選びました。
 ルートを決めて登る時いつも頭に浮かぶのは、そのルートの一番辛い箇所です。例えば、「寺谷ルート」であれば、最後の急坂とか、「カトラ谷ルート」であれば、これも最終の急坂。今日の「タカハタ谷ルート」は、水場を越えた所から「松の木ルート」の合流地点迄の植林地の登りです。約30分の登りです。ここまで来れば一安心で、あと20分程で山頂に到着します。
 今日は「my登山道」の「タカハタ谷ルート」が2008年8月5日に作成したもので古くなったので、新たに作ろうと写真を撮りながら登りました。また後日アップする予定です。山全体に今日は少し「もや」がかかっている状態であり、写真も所々それが表れています。
 写真は、ツツジ尾谷分岐より5分程度行った所で、如何にも「谷」と言う箇所です。

<今日のコース>
まつまさ駐車場より
登り:タカハタ谷ルート  下り:千早本道
 天候:晴れ 頂上の気温:21℃(11:46現在) 家出発8:35→帰宅15:40
<今日のタカハタ谷ルート>
■金剛登山383回目(グループ登山)
 2013年7月21日(日)
馬の背ルート  4〜5日前、SA〜さんより、「今度の日曜日に日本橋界隈の連中と金剛登山に行く予定なので行かないか。」と言われたので、同行させて頂くことにしました。
 「金剛山ハイキングきっぷ」を南海難波駅で購入し、SA〜さん御夫妻と一緒に9:02発の急行(前から2両目)に乗り込むと、既に3名様のお仲間が座っておられました。新今宮駅からは5月26日ポンポン山でご一緒して頂いた「師匠」様が乗って来られ、総勢7名で「馬の背ルート」を登りました。河内長野駅から出る「金剛山ロープウェイ前」行きのバスは、平日は1時間に1本しか出ていないのですが、土・日・祝は1時間に4本(8時、9時台)も出ているので、非常に便利です。
 SA〜さん隊長指導の下、百ヶ辻を10:30頃出発し「馬の背ルート」を登りました。暑さの為、何度も休憩を入れながら12:00には国見城址の広場に立つことが出来ました。  <SA〜さん提供写真>
 皆、汗ビッショリなので着替えを済ませた後、食堂へ直行。皆さんビールを飲む方が多いので、私も思わず2杯頂いてしまいました。山ではアルコール類は飲まない、と決めていたのですが、ついつい意志が弱くなってしまいました。と言うのも、以前、山頂でビールを飲んで下山時非常に疲れた経験がある為、トラウマになっているからです。一応、今日は大丈夫でした。
 あと、食堂での出来事は、
@、Kさんが瓜ぐらいの大きさのスイカを、わざわざザックの中に入れて持って来られ、我々に振る舞って下さった事。保冷剤が入れてあったので、冷たくてとても甘かった。前回は、パイナップルを持って来られたそうです。
A、5月26日にポンポン山へ登った時、途中の「本山寺」でヒョッコリ現われた「NTTさん」が、この食堂でまたヒョッコリ現われ驚いた事。下山の「文珠中尾根」は一緒に下りました。彼は、金剛バスで富田林駅へ向かわれました。
 下山の「文珠中尾根」の途中に開けた所(展望所)があり、ここでKさんが下界に向かって吟ずる詩吟を聞きました。<その写真> 我々以外の方も5〜6人居られて、無理やり拍手を頂いた次第です。上手いのか下手なのかは私には分かりませんが、それなりに良かったです。後は、14:47発のバスで帰路へ。
 私は単独登山が多いのですが、たまにはグループ登山も楽しいものです。皆さん、ありがとうございました。

<今日のコース>
金剛山ロープウェイ前バス停より
登り:馬の背(谷側)ルート  下り:文珠中尾根ルート
 天候:晴れ 頂上の気温:23℃(11:53現在) 家出発8:40→帰宅16:10
■金剛登山382回目(ツチアケビ)
 2013年7月14日(日)
ツチアケビ  家に居ても暑いので、今日も金剛山行きです。しかも上りは安直に前回同様「寺谷」を選びました。上りの途中、遠くでカミナリの音が聞こえ、天候が心配でしたが今日一日何とかもってくれました。
 やはり山頂は下界に比べ涼しく、ゆっくりと約1時間休憩。折角来たので直ぐに、「馬の背」とかで下りるのも勿体無いので、「金剛山遊歩道」をゆっくり歩き、「ちはや園地の広場」、「千早峠」、「久留野峠」を経て、府営駐車場へ戻ってきました。
 途中の「しゃくなげの道」で珍しい奇妙な花(写真)を見ました。傷付けられないように、細いロープで囲ってあります。実は、6月25日にも見たのですが、その時は未だ茶色い茎だけで、奇妙な植物だな、と思って見ていました。今回、花が咲いていたので、写真を撮りまくり帰ってから調べると、「ツチアケビ」(土木通)という植物だということが判りました。前回の7月10日にもここを通り、この植物をSA〜さん達と見たのですが、その時は花は咲いて無かったように思います。<花のアップ写真>
 蛇足ですがアケビの漢字は「木通」と「通草」の二通りありますが、とてもアケビとは読めません。

■ツチアケビ(土木通)(ラン科)
葉は退化して、「ナラタケ」と共生する腐生植物。6月〜7月頃、黄褐色の花を咲かせる。高さは30〜80センチくらい。果実は赤く「アケビ」のような形をしているので、ツチアケビという名が付いた。

<今日のコース>
ロープウェイ下府営駐車場→伏見道→寺谷→頂上→金剛山遊歩道→しゃくなげの道→ちはや園地の広場→伏見峠→久留野峠→久留野道→ロープウェイ下府営駐車場
 天候:曇り 頂上の気温:21℃(11:35現在) 家出発8:40→帰宅16:20
■金剛登山381回目(初登山者と)
 2013年7月10日(水)
左がSHOちゃん  6月20日、SHOちゃんと金剛登山の約束をしていたのですが、その日は大雨で今日に延期しました。例のSA〜さんご夫妻にもご一緒して頂き、上りは比較的短時間で上れる「寺谷」を選びました。何しろ、SHOちゃんはまだ登山経験が浅く、この前「生駒山」へ登ってから今回が2度目だそうなのです。ということで、金剛山は初登山で万一の事があっては私一人では対処し切れないと思い、SA〜さん夫妻を誘ったわけです。また、SHOちゃんは十数年前に足を複雑骨折し、踵が普通の人より低いのです。登山靴も「山とスキーのヨシミ」で購入し、それなりに中敷きを調整してもらったそうです。
 ところが、意外とSHOちゃんが健脚なのです。2度休憩を入れて「寺谷」を約1時間30分で登りました。転法輪寺の石段も一人で上り、お参りされました。我々3人は石段を上らず下で待っていた次第です。
 折角なので、「金剛山遊歩道」を歩き、「しゃくなげの道」、「ちはや園地の広場」を案内し、初登山者には不向きな「香楠荘尾根」で伏見道へ下りました。
 SHOちゃんは、こんな大汗を掻いたのは初めてだ、と言いながらも、とても満足して頂いていたようです。

<今日のコース>
百ヶ辻横私営駐車場→伏見道→寺谷→頂上→金剛山遊歩道→しゃくなげの道→ちはや園地の広場→香楠荘尾根→伏見道→百ヶ辻横私営駐車場
 天候:晴れ 頂上の気温:23℃(11:28現在) 家出発8:30→帰宅16:15
■金剛登山380回目(れんげ祭り)
 2013年7月7日(日)
火渡り修行  まつまさ駐車場に車を停めて、久し振りに「松の木ルート」を上りました。頂上に到着すると何やら転法輪寺の境内が賑やかです。そうか、今日は「れんげ祭り」なのだ。私のところにも参拝の案内ハガキが来ていましたが、全く忘れていました。今までは、平日しか登れなかったので、これはいい機会だと思い約2時間程、初めて見学させて頂きました。山伏姿の方が大勢参加されており、ホラ貝も吹いていた人もいました。恒例の護摩行「火渡り修行」は一般の人も参加出来ますが、熱そうなので私は見るだけにしました。素足で焼けた丸太の上を歩いて熱く無いのかな、と思います。小さな子も渡っていました。「心頭を滅却すれば火もまた涼し」かな?
 「れんげ祭り」は毎年7月7日、役行者の命日(旧歴)に、一言主の神を祀る「葛木神社」と法起菩薩を本尊とする「転法輪寺」との珍しい神仏習合の祭りだそうです。
 案内のハガキによると、午前11時より「葛木神社」で一願成就祈願・夏山安全祈願祭を行った後、「転法輪寺」に移動し、12時より転法輪寺法要・柴灯大護摩供厳修が行われるようです。私は12時半〜2時半までの約2時間見学させて頂きました。2時半少し前から「火渡り修行」は始まりました。
 <丸太が燃えているところ>

<今日のコース>
まつまさ駐車場より
登り:松の木ルート  下り:千早本道
 天候:晴れ 頂上の気温:22℃(11:45現在) 家出発8:35→帰宅17:05
■権現山・蓬莱山(滋賀県)
 2013年7月2日(火)
小女郎峠  平バス停から、権現山、ホッケ山、小女郎峠、蓬莱山、打見山、びわ湖バレイロープウェイで下山、というコースを行ってみました。「関西周辺、週末の山登りベスト120」(山と渓谷社)にそのコースが載っています。昨年2012年5月22日に、ロープウェイ山麓駅からキタダカ道で蓬莱山に登り小女郎峠から「JR蓬莱駅」に下りた経験があるのですが、その時、後半大変バテたので、今回はロープウェイで下山することに決めていました。その本も、下山はロープウェイ利用です。
 JR堅田駅から細川行きのバスに乗るのですが、このバスが朝は8:50発の一便しかありませんので、乗り過ごすとこの計画はもう断念するしかありません。JR堅田駅8:40着の電車が最良なのですが、余裕を持って8:21着の電車で行きました。バス停のすぐ傍にきれいなトイレがありますので、用を済ませておきましょう。このコースは道中トイレが有りません。まぁ、男性は何処でも用を足せますが・・・。
 平バス停に9:25分頃到着。写真を撮ったり、ナビの調整をしたりして、9:30に出発しました。バスには登山風の人が15人位乗っていたのですが、このバス停で降りたのは私と男性3人組の計4人でした。男性3人組は、バス停に設置してある「登山届」の箱に登山計画書を入れて直ぐに出発されました。私は用意して無かったのでパス。この方達とは、結局最後まで全く同じルートで、JR志賀駅でも同じ電車に乗った次第です。
 平バス停が私のナビで標高450m、権現山が標高996mです。旧国道から左に入る登山口からは、平坦な道は無く、約1時間強掛けて一気に権現山まで登ります。金剛登山と同じような状況ですが、階段状の道は無く、ずっと傾斜の道なので最後の方は足のカカトの後ろの皮膚が靴で擦れて痛くなってきました。権現山頂まで来ると、あとはアップダウンを繰り返しての道です。
 権現山へ登る途中に「アラキ峠」という所があるのですが、ここを通り過ぎたところで、木の上から「山ヒル」が落ちてきて、右手の甲に貼り付いてきました。2cmくらいの長さです。息を吹きかけて落とそうとしても、離れません。とっさに、そこらの木の枝を拾い振り落としました。もう少しで血を吸われるところでした。比良山地では、じめっとした所に良く出るとは聞いていたのですが・・・。「山ヒル」なるモノ、初めて見ました。良く足に吸着するらしいのですが、血は吸っても毒性は無いようなので、気にしない人もいるようです。でも怖い!それからは、「山ヒル」を気にしながらの歩行でした。
 今日は曇り空で歩き易い日でしたが、びわ湖の眺めは今一でした。また、2008年2月に新設された、最新鋭・日本最速のびわ湖バレイロープウェイは圧巻でした。何でもスイス製で121人乗り、最速運転時は3分半だそうです。今日は6分位の運転で、下りで乗ったのは私一人でした。上りのゴンドラは団体さんが大勢。
 天候:曇り  家出発6:50→帰宅16:25
<権現山・蓬莱山登山の様子>
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 自然は友だち〜春夏秋冬〜(by修丹)