綺麗な芝生の中に生えてくる雑草は、とても目立ち、見苦しく感じます。
芝生の中の雑草は、根がとても深いものや芝生の根や茎に絡まり簡単に抜けないものや、葉や茎が柔らかく抜こうと思っても途中で切れてしまい土の中に根が残り、また生えてしまう事もあり、簡単には防除出来ません。
定期的に草刈をしていれば段々芝生は密度が濃くなりますし適度に雑草を取っていればそんなに目立つことはありませんが、面積が広い場合は手で取るには大変な作業になってしまいますので、除草剤を使うと便利です。
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雑草を取る専用の道具です。 |
これを使えば根まで簡単に取ることが出来ます。 |
除草剤を使う場合は噴霧器を使うと簡単に散布できます。
除草剤については、雑草ごとに薬剤が違いますので、間違わないように使用します。
薬剤のビンにはそれぞれ希釈率とu当りの使用量が記載されているのでよく読んで正しく使いましょう。
また、夏場の暑い時期はあまり除草剤を播くと芝生が弱くなってしまう恐れがあるので、必要ならば薄く希釈して使用します。
展着剤を除草剤と混合して使用すると、薬剤が植物や病害虫にムラ無く付着し、更に固着するので、薬剤の効果が高まり、また雨露、朝露による流亡も軽減されるので効果の持続が期待出来ます。
除草剤、展着剤等はホームセンターでかなりの種類がありますので、わからない時は店員さんに聞いた方が良いと思います。
除草剤を噴霧器で散布した場合は、使用後に噴霧器を良く水で洗い、展着剤を使用するとノズル内で固まってしまいますのでノズルにも一度良く水を通しておいた方が良いでしょう。
他に質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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<除草剤散布量> |
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単位100u当り g |
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薬剤 |
ブロードスマッシュ |
MCPP |
バンベルD |
ザイトロンアミン |
雑草 |
タンポポ |
0.002〜0.008 |
- |
0.01〜0.02 |
0.02〜0.06 |
希釈 15〜20 |
希釈 10 |
希釈 15〜20 |
ブタクサ |
0.002〜0.008 |
- |
0.01〜0.02 |
0.02〜0.06 |
希釈 15〜20 |
希釈 10 |
希釈 15〜20 |
クローバ |
0.002〜0.008 |
0.05〜0.1 |
0.01〜0.02 |
0.02〜0.06 |
希釈 15〜20 |
希釈 10〜20 |
希釈 10 |
希釈 15〜20 |
オオバコ |
- |
0.05〜0.1 |
- |
0.02〜0.06 |
希釈 10〜20 |
希釈 15〜20 |
タデ |
- |
- |
0.01〜0.02 |
- |
希釈 10 |
ハコベ |
0.002〜0.008 |
0.05〜0.1 |
0.01〜0.02 |
- |
希釈 15〜20 |
希釈 10〜20 |
希釈 10 |
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<殺虫剤散布量> |
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単位1u当り g |
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薬剤 |
スミチオン |
トクチオン |
カルホス |
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虫 |
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スジキリ
ヨトウ虫 |
0.3〜2 |
- |
- |
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1000倍 |
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シバツトガ |
- |
0.5〜1 |
- |
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1000倍 |
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コガネ虫 |
- |
3 |
3 |
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1000倍 |
1000倍 |
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<展着剤散布量> |
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薬剤 |
グラミン |
バスフォンテン |
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用途 |
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殺虫 |
1〜3ml |
- |
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10ml |
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除草 |
- |
10ml |
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10ml |
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