大和開発工業株式会社

札幌市北区新琴似町1006番4

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芝生 ガーデニングはプラン(目的)作りが大事です      まずはどんな庭にしたいか考えましょう

 芝生は、洋風の庭にも和風の庭にもとても良く合います。
 芝生の美しい緑を保つためには、毎日の手入れの積み重ねが大切です。綺麗な芝生はすぐに手に入りますが、一度手入れを怠るとまた元の綺麗な芝生を維持するまでにはとても大変な手間と労力がかかってしまいます。
そうならない為にもちゃんと手入れをしましょう。

芝生の種類

芝生には暖地型芝生と寒地型芝生があり暖地型にはノシバやコウライシバ等があります。
寒地型はケンタッキーブルーグラスやクリーピングレッドフェスク等色々な種類があります。
このHPでは北海道で使う寒地型での説明をします。

寒地型芝生は
 常緑性で5℃前後から生育を開始して生育適温は15〜20度で5℃以下になると生育が停止します。これは目安ですが、種子にはそれぞれ発芽に適した温度があります。
 寒地型草本植物では20℃前後が発芽に適した温度で、5℃前後が発芽可能な温度限界と言われています。又、 30度を超える日が続くと夏枯れを起こす危険があります。
 植物が発芽するには、1〜2週間を必要としますが、更に多少の気象条件の変化に耐える個体に成長するには2〜3ヶ月が必要となります。

 寒地型芝生は牧草を改良したものなので、葉質が柔らかく、緑が濃い物が多く、種子繁殖が容易で、草種、品種によって耐病性、耐寒性、耐暑性が異なります。
 又、成長が早いので刈り込み回数を多く必要としたり、乾燥に弱いので常に灌水(水やり)が必要だったりします。
 寒地型芝生は多くの種類があり2〜3種類を混播して利用します。

発芽の条件
 発芽の条件は、水分、酸素、温度であるが、種子は一定の水分を周囲から吸収した後でなければ他の環境条件がどんなに満足していても発芽の現象は起こらない。この場合の水分は必ずしも液体の形で与えられなくても良い。
 例えば、土壌粒子に結合した水分や温度の高い空気(水蒸気等)の形でも種子はよく水分を吸収する性質を持っています。

芝生の種類
品種 主な種類 特徴
ベントグラス類 クリーピングベントグラス レッドトップ等 葉が細く低狩りにも耐えれるが乾燥に弱く肥料を多く必要とする
ブルーグラス類 ケンタッキーブルーグラス 葉幅は広く耐寒、耐暑、乾燥に強いが
初期発芽、生育が遅い
フェスク類 トールフェスク クリーピングレッドフェスク等 葉は粗剛だが環境適応力に
優れている 乾燥、日陰にも強い
ライグラス類 ペレニアルライグラス イタリアンライグラス等 低温に強く、初期発芽、生育が早い
が短年草の為に寿命が短い

混播する理由


 3種混合にする理由として、それぞれの種子には耐暑性、耐寒性、耐病性などの特性があり、1つの品種でそれを満たすものは殆ど無い為に、3種類程のそれぞれの長所を生かして、短所を補いながら設計されています。

 また、1種類、1品種での配合にしてしまうと、各種子の耐病性がそれぞれ違うので、その1種の弱い病気が発生すると全滅してしまい、床面を裸にしてしまう危険があるので、数種類の配合にしてお互いの欠点を補い、危険を分散することが出来ます。

 例えば、床面に種を蒔いた時に、雨などによる土壌の侵食を防ぐためにペレニアルライグラスのような発芽、初期成育の早い種子を利用します。
 しかし、ペレニアルライグラスは短年草なので長期的な緑化が出来ません。
 その為にケンタッキーブルーグラスやクリーピングレッドフェスクのような多年草を混播します。

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