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ストレッチ理論 伸張反射とストレッチ
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参考図書

オマケ

ストレッチを行っていくうえで、伸張反射(しんちょうはんしゃ)を理解する必要があります。

筋肉には、伸び縮みんだりしたときの状態を察知する2つの運動感覚器官があります。

●筋紡錘(きんぼうすい)
主に筋腹にあり筋の長さと速度を感知します。

ゴルジ腱器官(ごるじけんきかん)
腱と筋の移行部において筋線維に対して直列に結合しています。筋の張力を感知します。

筋が急激に引き伸ばされると、それを筋感覚器官が察知して中枢神経に伝えます。中枢神経では筋が伸ばされたことに対して、すぐに筋を収縮させる判断を下し、「収縮しろ」という指令を出します。こうして、急激に引き伸ばされた筋を収縮させる「防衛反応」がおきるわけです。これが伸張反射の流れです。

筋を伸ばすことが目的のストレッチで、特に反動をつけて行っていると「これ以上伸ばすと危険」という信号が運動感覚器官→脳と送られて逆に収縮させてしまうことになります。

バリスティックストレッチは伸張反射を招きやすいため、伸張反射を招かないような負荷での反動を用いることが必要となってくるのです。 

ストレッチを比較する

ストレッチのさまざまな方法について長所、短所を比較しておきますので状況に応じたストレッチを選択して行うようにしていきましょう。

【各種ストレッチの長所と短所】 
種類 長所 短所
スタティック
ストレッチ

・伸張反射がおきにくく、筋肉痛にもなりにくい
・傷害のリスクを減らす

・時間がかかる
・単一方向のみの伸展
・筋出力を低下させるおそれがある

ダイナミック
ストレッチ

・筋肉の弾性と関節の可動域を高める
・競技前に最適

・不十分な方法では伸張反射を引き起こすことがある

バリスティック
ストレッチ

・パフォーマンス向上のための伸張反射を助長する
・準備的ストレッチ

・急激な反動によるケガのリスクがある

徒手抵抗
ストレッチ

・大きなストレッチ効果が得られる
・複合関節にも応用できる

・習熟したパートナーが必要となる

 

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