TOP > 113日間世界一周映画制作記 > アフリカ編 |
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岡本真夜の歌詞にも出てくる島。僕は実景撮影をしに街へ出たが、この日はあいにく雨が降ってしまったため、夕陽を見ることはできなかった。もともと撮影の予定は入っていなかったので、制作・カメアシの僕以外はみな、船待機で今後の事について考える時間になった。
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オリビアのエンジン故障のため、思わぬ20日間滞在を強いられた。キトラという日本人と出会った。ビリヤニという食べ物が美味しい。日本車がバンバン走っていた。ここはフォート・ジーザス。街の露店商でたった100シリング(約160円)のビーチサンダルを手に入れた。ルーシが港に到着したとき、岸壁でルーシを撮影していた。大切な人からもらった誕生日プレゼントの高価な腕時計を落としてしまい、ショックだった。 1953年、東アフリカ全域を支配していたポルトガルの手によって建造された砦。のちにケニアがイギリス保護領となった時代には、植民地政府の刑務所としても使用されたという。現在は博物館として一般公開されており、かつてこのあたりで取り交わされた交易品などが所狭しと並べられている。
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ここからインタビュー撮りをするようになった。寄港2日目、大変な事態になっているにも関わらず、僕たちは地元のチームとソフトボールをしに行った。街中でディスカウントショップを見つけ、そこでランド(約250円)の腕時計を手に入れた。バンドの部分がすぐに取れてしまうが、撮影で使うガムテープで補強して、東京まで使い続けた。いまだにしっかり動いている。
何もない国(ナミビア)。とにかく砂漠の広がるこの国にはホントに何もない。スワコプムンド。野生のフラミンゴが群がっていた。
オイスター(かき)が特産らしい。ドイツの植民地だったらしく、白人が多くいる。
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