TAKESHI IKEDA
- CINECITTA
探しているもの
1.イタリア人のミュージシャン
作曲ができてしかも演奏できる人。
映画の中で音楽を使わせてもらいたい。
ジャンルは問わないが、欲をいえばクラッシック系(バンドネオン)
2.映画を紹介してくれる人。
宣伝マン。
3.新しい映画の流れを一緒につくろうとしてくれる人。
僕の理想 smiles 名前の由来
S
| spiral
| 西洋の直線的な観念、東洋の渦巻き的観念を合わせ持つ、ケルティックな螺旋的観念形態のことを意味する。多様性を認めあおうということ。
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M
| movie
| 映画
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I
| integration
| 融合、バランス
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L
| love
| 愛
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E
| eco
| 生態
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S
| synapse
| ニューロン同志の接続部、接続関係
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「Smiles」は、宮沢賢治が花巻農学校で教鞭を執っていたときの生徒への「最も長い英単語は?」という問いに対する答えである。
1mile≒1.6km。sとsの間に1mileの笑顔が並んでいるというイメージ。
究極的な理想郷とは、すべての生命体が愛を持ち、
ラポール(言葉の上ばかりでなく情動的な共感を伴う深い理解が感じあえる状況)を施していき、笑顔が並んでいくこと。
『真の人格者とは、他人の行動をコテンパンに批判して事態をさらに悪化させるより、自分が多少傷ついても辛抱する方を選ぶ。
また、自分より恵まれない境遇にいる人の弱さや過ちには寛大な心で接しようとする。
富や力や才能に驕らず、成功しても有頂天にならず、失敗にもそれほど落胆しない。
他人に自説を無理に押しつけたりせず、求められた時にだけ自分の考えを堂々と披露する。
人の役にたとうという場合でも、恩着せがましいそぶりはみじんも見せない。
これが真の人格者である。
日常生活のどんなこまごました場面でも、自分をさておいてまで他人のためにつくそうとするーそこにこそ、
真の人格者のあるべき姿が如実に示されているのである。』
Samuel Smiles『自助論』より
そういう人間が人々に気づき、癒しを与えることのできる芸術家である。
チャップリン監督の『独裁者』のテーマ曲は「SMILE」である。
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映画製作を通して、成し遂げていきたいこと
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他人の気持ちを理解する。
多くの苦労をして、人に優しくなりたい。
謙虚に生き、すべての人に対し尊敬の念を抱いていきたい。
人々の愛情のなかで成長していく。
思いやりをもらいたい。
他人あっての自分であり、生かされていることを感じて生きる。
本当の愛を示していきたい。
先入観、枠組みを壊したい。
既成概念にとらわれない。
問題の根本を見抜けるようになる。
人々と多くのいいものをわかちあう。
他人の影響を受けたい。
感性を磨きたい。
自信を自ら培いたい。
強さを育みたい。
人はつながっていることを確かめたい。
多様性を認めたい。
何事にも感謝したい。
目に見えず、言葉にできない何かを得ていく。
この世にある、壮大な存在の価値を感じていく。
人間関係、コミュニケーションの大切さを説きたい。
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イケピーの映画観
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映画は、さまざまなツールを利用することにより、
自らの観念をもっとも理想的な形で多くの人々へと伝えることのできる、コミュニケーションの手段である。
言葉という日常的なコミュニケーションツールではなく、観念的なモノを人々の無意識にダイレクトに訴えかけメッセージを送る。
たくさんの様々な要素を複雑に絡ませ、組み合わせることで、一つのテーマを表す。
人間関係の表現である映画こそはまさに相互依存の賜物で、人間の想い、エネルギーがぶつかりあってできるもの。人間愛の表現媒体である。 制作された時代背景を反映させつつ、いつの時代でも変わることなく理解できる普遍性をもたせる。
人々の心に気付き、癒しを与え、そして希望に燃え、心に油を注ぎ、世の中を明るく、地球をありのままの姿へともっていきたい。
о直感へと五感を利用して訴えかける
あらゆる角度から感性へと働きかけることにより、メッセージを受信してもらう。
оサイレントに近い、目で観せる形で描く
そういう形態の映画をいかにして観せるのか?
映像でのコミュニケーションは言葉よりわかりやすいもの。
形にすることが人に理解してもらうためのファーストステップであり、この世の価値観では映像にしたもので証明していくことが最適である。
оホログラフィックコミュニケーション
イルカの情報伝達方法ホログラフィックコミュニケーションとは、ホログラムのようなイメージを送受信する。
立体映像に近い形でストレートに送るので伝達は早く正確。
映画でこのようなコミュニケーションをすることで、人間の魂の宇宙レベルを向上させたい。
ホモドルフィナス、イルカ人間宣言である。
コミュニケーションの障害、壁を乗り越え、生命の進化を遂げ、時代を前進させ、誰にでもわかりやすい世界にしたい。
оシンクロニシティー
偶然の一致、共時性を起こす。
点で起こっている現象を線にしていく。無意識の部分でのつながり、コミュニケーション。
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映画を創る上でのキーワード
Life
| 命
| 死を描くことで本当の生の姿を浮かび上がらせられる。生を実感する。
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Death
| 死
| 死はインパクトが強く、死を意識して生きたときこそ、人は強く生きられる。
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Love
| 愛
| 愛は力を兼ね備える。
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Power
| 力
| 愛と書いてパワーと読む。
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Alternative
| 1/2
| 人は二つの相反する矛盾したものを含んだ1/2の存在。
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Relationship
| 関係
| 欠けた要素を互いに補いあって、バランスを保ち1/2×2=1になる。
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Opposition
| 対立
| 1/2の人間がまったく異なった要素を持ち合わせ、対立が起きる。それゆえ互いを理解
しようとする関係になり、その接点から調和が生まれ、ポジティブへと変換していける
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Understanding
| 理解
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Horography
| ホログラフィ
| 目に見えないメッセージを言葉ではなく、想いをダイレクトに送られる。
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Silence
| 沈黙
| イルカの映像コミュニケーションと同じ方法で、無意識の部分へと語りかけることにより、
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Synchronicity
| シンクロニシティ
| 多くの人々へと伝達することができ、偶然の一致、共時性が生まれる。
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映画を創る理由
人々の存在価値を高める。
イコール、人に感動してもらう。
人に楽しんでもらう。
喜んでもらう。
笑顔が増えればいい。
ただそれだけ