長湯厳禁




 冬場の入浴で一般によく注意を喚起されるのは、入浴前の寒い浴室での脱衣による血圧の急上昇が原因の事故です。
 私は現在のところ血圧は正常ですが、掛かり付けのお医者さんの注意としては、少々晩酌を過ごして好い気分で長湯をした場合、飲酒と長時間の入浴の両者が原因で血管の拡張を促して低血圧を引き起こし、結果、失神して浴槽内で溺死する事故の危険性だそうです。
 最高血圧が80mmHgを切って70mmHgになると完全に意識を失うとのことです。 折角の温泉旅行では、お酒を過ごすのは当たり前ですので、温泉の入浴は夕食前に済ませ、ほろ酔いの長湯の贅沢を避ける勇気が必要です。
 自宅の入浴で気分が悪くなった時は、家人に助けを呼ぶ前に浴槽の水栓を引き抜くことで、失神〜溺死のリスク回避が可能となるとのことです。
  (2018/12/25)