BS4K放送




 平成も終わりを迎えた2019年の3月末、我が家のテレビも時代の終焉に殉じて故障し、映らなくなりました。
 早速近くの家電量販店で品定めをしたところ、4K放送の影響で画面の大型化が進み、我が家の37inchは新しい製品シリーズにはなく、43inchが最小サイズなのには驚かされました。
 まだ4K放送開始前だったので、液晶画面は4Kに対応しているものの4Kチューナーを内蔵していないテレビを「4Kテレビ」と称してチューナー分5〜6万円割り引いたものを販売して居りました。4K放送対応は放送開始の時点でよいと割り切って、SONY KJ-43X7500Fを8万円で購入しました。新しいテレビの設置を急いだ為に、同時録画可能番組が以前は2番組だったものが1番組になったのを見落としたのは、この時点では大きな失敗でした。
 私の住むマンションでは、建設当初から地上波TV電波の無料配信を条件に、ケーブルテレビ会社に各戸へのケーブルテレビ配線を許可していましたが、現時点ではケーブルテレビ会社が光ファイバーを活用してBS4Kを含めたケーブルTV、320MbpsのNET回線、固定電話などの総合サービスに乗り出しており、2019年10月の4K放送開始は光ファイバーを武器にした総合受注のチャンスとなりました。
 従来からBS受信アンテナはマンション側の設備であったため、今後の4K対応の受信アンテナの設置や維持管理はマンション側の問題となるため、光回線の利用を武器としたケーブルテレビ会社の総合サービスを受けようとする居住者にとっては非常に有利な環境の変化となりました。
 私の場合は、ケーブルテレビ会社のJ:COMとの総合契約を結ぶことで、従来のNTT,DOCOMOとの複雑な電話・NET回線の契約関係を解消し、ケーブルテレビ回線の利用で4Kアンテナ問題からも解放され、4Kチューナーを内蔵しない安価な「4Kテレビ」で2番組同時録画も可能となりました。同時に現番号を移行する一般電話、従来のMail Address の継承、光回線でのパソコンの高速化なども実現出来ました。: 
  (2020/1/20)