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トレーニングを行いその効果を的確にとらえるために必要な要素は主に次の5点だといわれています。

1)対象となる人の体力的要素を分析し、今トレーニングが必要な要素(たとえばハムストリングスの筋力など)は何かを明確にすること(具体的な目的の設定)

2)それらの体力要素に対し、もっとも効果的と考えられるトレーニングを行うこと

3)トレーニングプログラムに関して、そのメカニズムや期待できる効果がある程度説明可能なこと

4)それぞれの要素のトレーニング効果について適切な効果測定を行うこと

5)トレーニングプログラム、効果測定の両面に関して、年齢やトレーニングキャリアなどを考慮すること

これからの条件が満たされた上で、個々の要素に関して十分な効果が得られれば、トレーニングは成功したといえるでしょう。
  

測定の重要性

トレーニング効果を的確に把握するためには適切な測定が必要となります。トレーニング効果を客観的にとらえることで、トレーニングの結果何が変わったのかがわかり、それをフィードバックすることが可能です。

1)現状を把握する

現在の状態を把握することで持久力を強化したい、瞬発力を強化したいなど今必要であると思われる体力要素を決定します。

2)目標を設定する

目標を設定し、それに対してどのくらいトレーニングをするのかの量とプログラムを決定することになります。具体的な目標が決まることでトレーニングに対する前向きな姿勢が現れます。

3)トレーニングの方向性を確認する

トレーニングを行っていても効果的な結果が出てこない場合にその方向性が間違ってないかどうかを定期的にチェックし、必要に応じて修正していく必要があります。

4)ケガをしたときの体力評価

ケガをしてしばらく競技が出来ない場合、またリハビリテーションなどを行いながら競技復帰を目指すときに、定期的に体力を評価し、復帰に必要な体力的要素が回復しているかどうかを把握します。
 

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