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〜スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報等〜 |
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スポーツトレーニング | オーバートレーニングとは | ||||
なぜトレーニングを行うのか 競技力向上のピラミッド 水分補給の必要性 トレーニングの前に トレーニングの基本7原則 トレーニング効果を考える 測定の重要性 筋力発揮の種類 筋力アップのために 筋肉の赤と白 トレーニングの動作様式 ウォーミングアップ クーリングダウン トレーニングに最適な時間 回復に必要な休養日 トレーニングと筋断面積 片側か両側か オーバートレーニングとは 超回復の原理 遅発性筋肉痛
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運動やトレーニングを継続して行っているスポーツ選手の中には、スポーツなどによって生じた生理的な疲労が十分に回復しないまま、運動などを続けてしまい、慢性疲労状態におちいってしまうことがあります。この状態をオーバートレーニング症候群と呼ぶことがあります。 トレーニングの負荷と休養、栄養のバランスが崩れている状態で、このことにより競技のパフォーマンスが低下するといわれています。
オーバートレーニング症候群の特徴としては、疲れやすい、全身倦怠感、睡眠障害、食欲不振、体重減少、集中力の欠如などがみられます。また症状が進行するとうつ病に類似した兆候がみられることがあります。これらの傾向がみられる場合にはトレーニング負荷などを軽減もしくは中止します。 このような状態におちいってしまう原因としては、 ・能力以上の過大なトレーニング負荷 などが考えられます。 オーバートレーニング症候群は日頃のセルフチェックやトレーナーチェックで早期発見が可能です。特に起床時の心拍数が増大するといわれているため、体調管理のためにも起床時心拍数をチェックする習慣をつけるとよいでしょう。その他には体重の減少、食欲低下、以前には楽にこなせた練習がきつく感じるなどの自覚症状を注意深くチェックしていくことが重要です。 重症度があがるにつれて、競技やトレーニングを中止する期間を長くしなければならず、復帰までに長時間を要することになります。日頃から選手の体調管理に気を配り、トレーニング、休養、栄養のバランスを考慮したプログラムを提供することが必要です。 |
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