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スポーツ障害のメカニズムを説明する前に、「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」の言葉の違いを説明しておきましょう。

「スポーツ外傷」
明らかな外力によって組織が損傷された状態。スポーツ活動においては衝突、打撃、転倒などがその要因にあげられる。突発的に起こる。

「スポーツ障害」
スポーツ活動によって蓄積された疲労や身体への強い刺激が、局所的な組織障害を起こすもの。一過性のものではなく、断続的・可逆的である。

スポーツ障害の主なメカニズムとして次のものがあげらます。

1)オーバーユース(使いすぎ):原因としては過度に継続的にくりかえされるスポーツ動作(例えば投球動作、長距離走)

2)オーバーロード:くりかえしの頻度が少ないがストレスの強い運動(例えば重量挙げなど)

スポーツ障害を解消するためには、スポーツ活動の質と量、個人の身体的要因(基礎体力や年齢、性別など)、環境因子(天候や気温、グランド状態など)などを考慮に入れた上で状況に応じたスポーツ活動をおこなう必要があるといえるでしょう。
 

セルフチェック

1)ケガをしたときの状態(どういう格好で、どういう状況で、落ちた、転倒した、捻った、打撲したなど)

2)動けるか、動くか、変形しているか、歩けるか、しびれがあるかなど

3)痛みは我慢できる程度か、できないほど強いかなど

4)腫れがあるか

以上の4点について自分でチェックし、医療機関に行くかどうかを判断してください。疑問が残る場合は医療機関への受診をおすすめします。
 

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