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〜スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報等〜 |
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応急処置 | ショック症状 | |||
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ショックとはいろいろな原因・誘因によって急激に全身の循環血液量が減少し、精神的・身体的活動能力が著しく低下した状態をさします。原因としては、次のようなものがあげられます。 1)重度の障害で痛みが激しい。 2)複雑骨折、重度の挫傷がある。 3)大量の出血をおこす。 4)恐怖、悲嘆など精神的打撃が大きい。 5)内臓への障害がある。 症状としては、顔面が蒼白で、反応が鈍くなり、指先、唇、耳などは暗紫色への変化が現れます。顔や手に冷や汗が出て体温が下がり、しばしば体の震えや悪寒などが見られます。脈は速くて弱いため、触れることが出来ない状態になります。呼吸が浅くて回数が多く、しかも不規則であり、血圧も下降します。重症の場合は全く意識がなくなり、深く長い呼吸と浅く短い呼吸を繰り返すようになります。 ショック症状が見られる場合は、仰向けに寝かせて脳や心臓に十分な血液が流れるように枕を用いず頭を低くして10〜15度くらい下肢を挙げるようにします。頭部に外傷・障害のある場合は、水平の体位に保つかわずかに頭を高くするようにします。
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