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物理療法 ケーススタディ1(足関節捻挫)
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ケーススタディ1(足関節捻挫)

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現場の問題点

足関節捻挫をしてしまった選手に対応する場合、損傷の程度を評価し(靭帯のゆるみ具合、圧痛、自力歩行が可能かどうか)、医師の診察を受け(損傷程度の確認、骨折の有無、痛みのコントロール等)、その後、競技復帰に向けてのリハビリテーションとなるのですが、その中で物理療法を取り入れて行っているケースを紹介します。

※傷害には個人差があり、すべてがこの例に適応するとは考えられません。実際の設定は医師と相談のうえ、行うようにしてください。

【受傷時】
スパイクが地面にかかってしまい転倒。試合中だったため応急処置のテーピングを巻いて、そのまま競技続行。試合後RICE処置を行う。

【病院へ】
試合後に診察を受ける。明日も試合があるため、その相談に行く。腫れと痛みを最小限に抑えるためにどのような物理療法を選択すればいいかを相談する。

【実際の物理療法】
アイシング×超音波治療(パルスモード)を交互に行う。

【なぜ急性期で超音波を選択?】
超音波治療によるマイクロマッサージ効果を選択することで、治癒促進に不可欠な血流の促進を促します。またパルスモードを使用すると温熱効果は伴わないため、腫れを拡大させないようにすることが出来ます。またアイシングを行うので、血流を促進させながら、痛みをコントロールします。

【人的・時間的な効率】
選手が自分で行うことも可能ですがアイシングと超音波の入れ替えが頻繁であり、設定と時間配分がむずかしいかもしれません。アイスバケツとの併用も考えたのですが、圧迫と挙上というRICE処置の2項目が対応できません。このケースでは明日が試合で何が何でも出場させなければいけなかったため、トレーナーが1対1で対応しました。

【便利なアイシンググッズ】

アイシングセットS 2218←アイシングバッグとバンテージの組み合わせ(Sサイズ)

アイシングセットM 222
アイシングセットL 223 もあります。

 

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