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〜スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報等〜 |
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マメ知識 | 信頼関係を築く |
なぜ医師は様子をみましょうというのか 上手な診察の受け方 痛み止めがいけないワケ 必ずケガを目撃する 信頼関係を築く 天気と痛みの関係 朝練は体に悪いのか? トレーナーの資質とは スポーツ選手と視力矯正 末梢神経障害とビタミンB12 選手と熱中症と腎機能障害 組織修復期間の目安
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これはトレーナーに限った問題ではないのですが、「トレーナーとしての信頼関係をどう築くか?」を考えてみたいと思います。 まずはじめに、トレーナーは100%カンペキということはありません。どの仕事にも共通していえることですが、「知れば知るほど己の無知を知る」のです。常に情報を仕入れ、整理し、場合によってはカスタマイズしながら自分のツールとしていくのです。 私はいろんな方から教えていただき、それを習得し、組み合わせながら自分のツールとしてトレーナー活動に活かしています。そうなってはじめて教えていただいたもの=自分のもの、として使いこなせるのではないかと思います。 100%ではないので知らないこと、わからないこと、自分で対応できないこと、がわかります。「わからない」ということが「わかる」というのは非常に重要です。そこに伸びしろがあるのです。 選手に聞かれたことに対して答えられないことが、信頼関係を失うことにはなりません。聞かれたことに対して「わからないので調べておきます」と約束し、調べてフィードバックさせることが信頼関係を築いていくことにつながっていると思います。わからないものを放置しておくことこそ、信頼関係をくずす原因になってしまいます。 同様に「自分で対応できないこと」がわかる場合は、「対応できる人に紹介する」ということになります。もちろん信頼できる方へお願いするわけですが、その場合は医師であったり、国家資格を持った施術家であったり、リハビリテーションを行う理学療法士の方であったりするのです(私の場合は国家資格がありませんので)。 コーディネーターとしてのトレーナーの役割は非常に重要であり、うまく活用することで自分の何倍もの対応が可能になるのです。
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