〜スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報等〜

 

 


 

TOP はじめに (たぶん)日刊トレーナーニュース プロフィール

TOP > 教科書にはのらないマメ知識 > トレーナーの資質とは

マメ知識 トレーナーの資質とは
なぜ医師は様子をみましょうというのか

上手な診察の受け方

痛み止めがいけないワケ

必ずケガを目撃する

信頼関係を築く

天気と痛みの関係

朝練は体に悪いのか?

トレーナーの資質とは

スポーツ選手と視力矯正

末梢神経障害とビタミンB12

選手と熱中症と腎機能障害

組織修復期間の目安

トレーナーの知識や技術、勉強しなければいけないことを教えてくれる学校は増えてきました。しかしトレーナーに向いている人、向いていない人、備えておくべきトレーナーの資質などという話は私自身教わってきませんでした。活動していく中で、自然と身についていくものではありますが、せっかくですのでまとめてみました。

【生活のお手本として】
トレーナーはチームや選手とともに行動したり、生活をともにすることが多くなってきます。そのときに、選手はトレーナーを「指導者として」みていることを自覚しましょう。たとえば選手に「好き嫌いなく食べよう」とアドバイスしても、トレーナーが食事を残しているようでは説得力がありません。「タバコはアスリートにとって好ましくない」といいながら、トレーナーが喫煙者であるとその矛盾を選手はどうとらえるのでしょうか?

せめて選手の前ではそのような矛盾が起こらないように努力する必要があります。

●食べものは好き嫌いなく食べる。

●ファーストフードは極力食べない。

●タバコは吸わない。

など、生活のお手本となるように心がける必要があります。選手にアドバイスする言葉はトレーナー自身にとっても当てはまることでもあるのでぜひそのことを覚えておいてください。

【時間の大切さを認識する】
選手に対する指導の時間、ミーティングの時間、コミュニケーションをとる時間等、トレーナー活動といってもいろんな人との関わり合いの中で行っているもの。時間の大切さをいつも認識しておきたいものです。そのためには食事を5分!でとらなければいけない・・・なんてこともあります。早食いを推奨するわけにはいかないのですが(太ってしまいますしね)、時と場合によってはスケジュールに合わせた時間の使い方をしなければならないときがあるということです。

食事の時間で会社員時代に教わったのは「どんなに忙しくても食事をとる」ということ。優秀な営業マンほど時間の管理が出来るのでちゃんと食事がとれるそうです。「忙しい」といって食事を抜いたりせず、出来るだけ食事時間を確保するようにしましょう。「食べなければ動けない、頭がまわらないよ」とアドバイスしていることを自分自身で実践することが大切です。

コミュニケーションに関する事項については別途記載します。

 

[←前の記事へ] [後の記事へ→]