「うずのしゅげ通信」

 2024年4月号
【近つ飛鳥博物館にて】
今月の特集

一推しの脚本

フェイスブック

俳句

「うずのしゅげ通信」バックナンバー

ご意見、ご感想は メールで。

私俳句「ブラジルの月」(pdf)
私家版句集「雛の前」(pdf)
2024.4.1
一推しの脚本

『賢治先生がやってきた』で公開している脚本の一推しランキングを考えてみました。 このホームページの中では学校種別で分類していますが、そんなことは考慮せずに、すべての脚本の中で、 作者としての一推しの作品を選んでみることにしました。作品として力を持っていると思える脚本、上演するに あたってかなり力技を要する脚本、そのようなものを選びました。上演にあたっては一言一句をそのままにということはなく、 力技というのは、状況に応じて改作することも含めての努力がいる、ということです。 興味のある方は覗いていただけたらと思います。


1,『地球でクラムボンが二度ひかったよ』

2、『地球でクラムボンが二度ひかったよ』(改訂版)

3、『地獄百景亡者戯もどき』

4、『竈猫にも被爆手帳を』

5、『賢治先生がやってきた』

6、『ぼくたちはざしきぼっこ』

7、『3・11 宮沢賢治インタビュー』

8、『賢治花壇』

9、『「銀河鉄道の夜」のことなら美しい』

10、『ぼくたちに赤紙が来た』


ほとんどが、すでに上演されています。まだ、上演されたことがないのは、
3、『地獄百景亡者戯もどき』 
9,『「銀河鉄道の夜」のことなら美しい』
の二つの脚本だけです。どこかで上演していただけたら幸いです。


2024.4.1
フェイスブック


〈2024年3月8日ににフェイスブックに投稿したものです〉

「今日の拙句です。

  (免許更新)
顔認証済ましてぼくはうぐひす餅

路線バス消えて逃げ水残りけり

闇狎れの光らぬ眼春の蛇

一句目、先日投稿したうぐいす餅の句の詠み直しです。
運転免許の更新に警察にゆき顔認証をして、その帰りうぐいす餅を買ったというそれだけの句です。
二句、生活の大切なインフラであるバス路線があちこちで削られたり減便されたりしています。
大切な足がなくなると、とくに高齢者には厳しいことになってしまいます。どうにかならないのでしょうか。」

〈2024年3月15日にフェイスブックに投稿したものです〉

「今日の拙句です。

遠き音は昔を誘ひ鳥雲に

  (板をめくるとてんとうむし)
啓蟄の地下シェルターの混みぐあひ

  (術後の話を)
啓蟄やカーテン越しに譫妄(せんもう)のこと

庭のチューリップが花芽を出しはじめました。
今年はどれくらい咲いてくれるのか楽しみです。
三句目、私は何度か全身麻酔の手術をしていますが、譫妄の症状に陥った経験はありません。
去年入院したとき、隣ベッドの同年輩の患者さんが、執刀医に「虫のようなものが見えた」と尋ねているのがもれ聞こえました。 「そんな話はよく聞きますよ」と医者は答えていましたが、
病院の廊下に譫妄のことを説明したポスターも貼ってあって、 このような幻覚もそんなに特別なことではないと考えた方がいいのでしょうね。」


2024.4.1
俳句


〈2024年3月にフェイスブックへ投稿した拙句です。〉

  (免許更新)
顔認証の帰りにぼくはうぐひす餅

何はともあれうぐひす餅の平和かな

  (病院に紙雛)
吹きぬけの雛は日常手術は非常

  (免許更新)
顔認証済ましてぼくはうぐひす餅

路線バス消えて逃げ水残りけり

闇狎れの光らぬ眼春の蛇

遠き音は昔を誘ひ鳥雲に

  (板をめくるとてんとうむし)
啓蟄の地下シェルターの混みぐあひ

  (術後の話を)
啓蟄やカーテン越しに譫妄(せんもう)のこと

春の星妻あたらしき水晶を得て

遠き列車の音迷ひ来る朧の夜

―御侍史(おんじし)宛のデータ携へ雨水かな

マスク紐片耳はづし白木蓮

暗渠に入りし椿の花と並びゆく

つちふるや父は「中支」を懐かしむか

菜の花や咲き継ぎ千年匂ひ継ぎ

杞憂と知りつつ老いては憂ふ紫木蓮

春薔薇をぐるぐる巻きて天球儀

  (賢治の『農民芸術概論綱要』)
逃水追ひて賢治の論ならおもしろい

  (得生寺)
左右(さう)の柱に脇侍は仏名(ぶつみょう)桜餅

早桜つい十年の金次郎

寝転べば紫雲英冷たし土冷たし

寄せ植ゑの片葉も咲くかチューリップ

ぢだんだは己とのもの青き踏む



「うずのしゅげ通信」バックナンバー

メニュー画面に