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スポーツ傷害マップ 体操競技
「種目別スポーツ障害の診療」 林光俊・岩崎吉純(南江堂)より

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【スポーツ傷害マップ】

【競技特性】
体操競技は男子では6種目(ゆか・あん馬・吊り輪・跳馬・平行棒・鉄棒)、女子では4種目(ゆか・平均台・跳馬・段違い平行棒)あり、それぞれの種目特性があります。空中で持続的に演技を行うあん馬、吊り輪、鉄棒、平行棒は上肢に荷重関節と同じ程度の負荷がかかります。またすべての種目において跳躍・着地時に下肢と体幹に大きな負担がかかります。

四肢すべての関節において安定性と柔軟性が要求されるスポーツであり、体操競技特有の傷害もみられます。

 
【よくみられる傷害について】

膝前十字靭帯損傷
三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷
舟状骨骨折
肘関節脱臼 など

 

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