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スポーツ選手なら誰しも一度は「炭酸飲料を飲むと体によくないから飲まないようにしたほうがいい」とアドバイスされるといいます。何も疑問を持たずに炭酸飲料を飲まなかった人、「どうしてだろう?」と思いながらいた人など受け止め方はいろいろですが、なぜそのように言われてきたのかを考えてみます。

【よくない派】
まず第一に考えられるのは糖分の取りすぎです。炭酸水はもともと「酸性」であり、何も入っていない状態では刺激があり、酸っぱく感じます。これを飲みやすくするためには多くの糖分が必要となりますが、水分補給などとして飲む場合はどうしても糖分を過剰に摂取してしまうことになりがちです。

糖分摂取の目安としては一日に50g程度まで(角砂糖3gで約17個)。たちは三度の食事で糖分を取りますが、それに加えて炭酸飲料を取ってしまうとどうなるでしょう。コーラ350mlで約34g(角砂糖11.3個)。これが1日1本ではなく、朝、晩・・・500ml・・・と考えると明らかに過剰摂取となってしまうのです。

また炭酸飲料を飲むことによってどうしても胃腸に「膨満感」が出てしまうため、スポーツを行う前などに飲むことはパフォーマンスに少なからず影響が出てしまうと考えられます。

【よい派】
炭酸水を飲料として飲むと筋肉の疲労回復によいといわれています。一般の水と比べて、炭酸水はその中に含まれている重炭酸によって筋肉にある乳酸を体外に排出する効果があるといわれています。サッカーイタリア代表チーム公認の微炭酸飲料などがあるように、その効果を積極的に利用しているところもあります。

ただし必ずしも、乳酸=疲労物質ではないことも理解しておく必要があります。乳酸は体の中で再利用されてエネルギー源となるからです。

「炭酸飲料が体に悪い」といわれてきた理由の大きな原因は糖分摂取にありますが、よい点も理解しながら上手に利用するとよいでしょう。

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ウリベート 1.5リットルPET 12本入  

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