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体内のさまざまな器官や組織を構成している10万種類にも及ぶたんぱく質は、わずか20種類のアミノ酸のさまざまな組み合わせによって作られています。アミノ酸はたんぱく質の材料としてつかわれるほか、必要に応じてカラダのエネルギー源として利用されます。20種類のうち、体内で作ることができず、食事から摂取しなければならないアミノ酸を必須アミノ酸といいます。

BCAAとは分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acids)のことをいい、必須アミノ酸である「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」から構成されます。

BCAAがスポーツ現場で注目されているのは、筋たんぱく質に含まれる必須アミノ酸の約35%をこのBCAAが占めていることや、筋肉内で直接エネルギー源として使われるため、スポーツの前や途中にBCAAをタイミングよく補給すると、筋肉の損傷を少なく抑え、筋力の低下を抑えることができるといわれているためです。

【20種類のアミノ酸(赤字は必須アミノ酸)】

バリン
ロイシン
イソロイシン

3つのアミノ酸はともに分岐鎖アミノ酸と呼ばれます。カラダのたんぱく質を増やす働きや、運動時のエネルギー源として重要な役割を果たします。

アラニン

肝臓のエネルギー源として重要なアミノ酸です。

アルギニン

血管などの機能を正常に保つために必要なアミノ酸です。

グルタミン

胃腸や筋肉などの機能を正常に保つために必要なアミノ酸です。

リジン

代表的な必須アミノ酸で、パン食・米食で不足しがちなアミノ酸です。

アスパラギン酸

アスパラガスに多く含まれます。速効性のエネルギー源です。

グルタミン酸

小麦や大豆に多く含まれます。速効性のエネルギー源です。

プロリン

皮膚などを構成する「コラーゲン」の主要な成分です。速効性のエネルギー源となります。

システイン

皮膚に含まれる黒いメラニン色素の産生を抑えるアミノ酸です。

スレオニン

必須アミノ酸のひとつで、酵素の活性部位などを形成するのに用いられます。

メチオニン

必須アミノ酸のひとつで、生体内で必要なさまざまな物質をつくるのに用いられます。

ヒスチジン

必須アミノ酸のひとつで、ヒスタミンなどをつくるのに用いられます。

フェニルアラニン

必須アミノ酸のひとつで、多種の有用なアミンなどをつくるのに用いられます。

チロシン

多種の有用なアミンをつくるのに用いられ、フェニルアラニンやトリプトファンなどとともに芳香族アミノ酸とも呼ばれます。

トリプトファン

必須アミノ酸のひとつで、多種の有用なアミンなどをつくるのに用いられます。

アスパラギン

アスパラギン酸とともに、TCA回路(エネルギー生産の場)の近くに位置するアミノ酸です。

グリシン

グルタチオンや血色素成分であるポルフィリンをつくるのに用いられます。

セリン

リン脂質やグリセリン酸をつくるのに用いられます。

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