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〜スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報等〜 |
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スポーツ栄養学 | 果糖と水分補給 |
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運動を行うエネルギー源として糖質が必要であるということはよく知られていますが、水分補給の中に効率よく糖質を取り込むには糖質の中でも「果糖」に着目するとよいとされています。果糖はクエン酸と一緒に体内に取り込まれると他の糖質に比べて吸収が早く、運動中のアスリートにとってすばやくエネルギー補給ができます。 運動中のアスリートの体内は低血糖状態ですが、多量のグルコース(砂糖、ショ糖、ブドウ糖など)を摂取すると、血液内で急激に糖質濃度が上昇し、これをおさえるために大量のインスリンが分泌されてしまいます(この作用がうまくいかなくなるのがU型糖尿病)。インスリンの分泌によって血中の糖質濃度は下がるので、結果として低血糖状態を引き起こしてしまうのです。これをインスリンショックといいます。これではエネルギー補給になりません。 果糖はこのようなインスリンショックを引き起こすことがなく、糖質補給が出来るという点で優れています。 最近のスポーツドリンクにはこのような利点を活かし、果糖を使ったものが増えてきていますが、単独で使われているものは少なく、高果糖液糖(果糖が混じった砂糖)・果糖ブドウ糖液糖などの表示がされているため、果糖自体の使用比率も不明です。 運動中に水分補給を行う際には糖質補給という点から「果糖」に着目してみるとよいと思います。ただし一気に大量に飲むとお腹をくだしやすいといわれていますので、その点に気をつける必要があるでしょう。
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