〜スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報等〜

 

 


 

TOP はじめに (たぶん)日刊トレーナーニュース プロフィール

TOP > スポーツ栄養学 > ペットボトル症候群

スポーツ栄養学 ペットボトル症候群
運動中の水分補給

水の補給方法

何を飲めばいいの?

疲労をふせぐスポーツ栄養の知識

体脂肪をふせぐ

食事のポイント

スポーツドリンクを飲む

朝ごはんを食べよう!

鉄分をとる

プロテインって効くんですか

グリコーゲンローディング

アミノ酸って何?

必須アミノ酸とBCAA

ペットボトル症候群

グリセミック指数

鉄欠乏性貧血について

貧血かな?と思ったら

炭酸飲料は体に悪い?

風邪のときの食事

ウエイトアップのために

ウエイトダウンのために

果糖と水分補給

スポーツ時の水分補給は必要不可欠ですが、大量のスポーツドリンクや清涼飲料水を飲む習慣がついていると、急性の糖尿病を起こす可能性があります。若い人たちを中心に常にペットボトル飲料を飲んでいたことからペットボトル症候群ともよばれています。

ペットボトル飲料に限らず、市販で売られている飲料水には飲みやすさを考慮してかなりの糖質が含まれていることが多く、手軽に飲めることから知らず知らずのうちに過剰な糖分を摂取してしまいがちです。人間が1日に摂取する糖分量の目安は20〜40gといわれており、スポーツドリンクにはおよそ5%の糖質が含まれています(もちろん各ブランドによって違います)。

仮に5%の飲料水(500ml)を1日2本飲むと、25g×2本で50g。それだけで1日に摂取する糖分量を上回ってしまいます。さらに食事で糖分を補給してしまうので、この生活習慣を続けていると糖尿病のリスクが高まっていくのです。

ペットボトル症候群の予防としては、

●成分表をみながら糖分濃度をチェックする習慣をつける

●スポーツドリンクは2〜3倍に薄める

●スナック菓子などのどの乾きやすい食べ物を多くとらないようにする

などです。

またこのような自覚症状があらわれた時には、糖尿病の疑いがあるため一度病院で診察を受けるようにしましょう。

【糖尿病の代表的な自覚症状】
のどがよく乾く
頻尿
疲れがとれない
肩こり
急激な体重減少
食べても満腹感がない

[←前の記事へ] [後の記事へ→]