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山形に通じる関山街道(現在の国道48号)出口には弘法大師が錫杖を突いた所から湧き出したと云われる清水がある。泉の名を山上清水と呼び,
付近の山を弘法山という。泉は柳清水,鹿の子清水とともに仙台三清水の一つに数えられ,付近の地名の由来ともなった。
泉は今でも湧き続けており,どんな日照りにも涸れたことが無いといわれている。
また,現在仏舎利塔がある付近は国見峠である。四方が見渡せる眺望により2代忠宗公以降の藩主が鹿狩を行った折に領内を俯瞰したことからこの名がある。
5代藩主吉村公がかつて大年寺を凌ぐ黄檗宗寺院臨済院を造営した所でもある。現在周囲は大規模な住宅団地が整備されている。
河北山臨済院は4代藩主伊達綱村によって元禄14年(1701)仙台城下角五郎丁に創建された黄檗宗の禅寺で,のち正徳5年(1715)5代藩主伊達吉村によって 現在地に移された。当時境内には塔頭が10,末寺が23という大寺院であったが,明治に入って藩の庇護を失い廃寺になった。 現在はこの弁才天堂のみが残っている。茅葺であった屋根は昭和63年の解体修理工事の際に銅板葺とされた。 周辺は歴史公園臨済院公園として整備されている。
参道中腹から泉が湧いて,手水となり池を満たしている。周辺は新しい住宅団地ですが,ここは臨済院跡とともに公園化されており, 木々が繁って夏でも涼やかです。このお堂も周囲を含めて綺麗に手入れされていて気持ちがいい。
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宗派は日本山妙法寺大僧伽(だいさんが)で当寺はその仙台道場。昭和34年(1959)開山。以来長年の工事により昭和49年(1974)基壇直径36.4m,高さ30.5mの 仏舎利塔を完成させた。仏舎利(釈迦の真骨)は昭和29年(1954)インドの故ネール首相より日本の平和国家建設を祈念して贈呈されたもので, 同年から熊本花岡山を皮切りに,全国六十ヶ所以上に同様の大仏舎利塔が建立されている。
(上)戸口に寺号が書かれた扁額がありますが,
何の建物なのでしょうか?わかりません。
(左)仏舎利塔。仙台で仏舎利塔といえばここ。
国見峠にあって市内の眺望がいい。
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慶長8年(1603)伊達家家臣嶺八兵衛が創建。享保元年(1716)5代藩主吉村公が改修した。本尊の文殊菩薩には最澄作との言い伝えもある。 卯年生まれの守り本尊として市民に親しまれている。
(左)鬱蒼とした杉参道。
山は鷲巣山あるいは文殊山と呼ばれ,広瀬川から急な勾配で立ち上がっています。車で遠回りする手もありますが,やはり参詣は参道が本筋でしょうか。
(下)本堂右の竹駒神社。他に境内社天満宮もあります。
(左上)本堂。
森の中に適度な広さの境内を持つ静かなお堂です。鳥の囀りと木漏れ日が心地よい森林浴が味わえます。
(左)長床でしょうか。菩薩堂には珍しいですね。
(下)平成14年(2002)開山400年を記念して翌年
完成した三十三観音が境内に並んでいます。
(上)本堂手前左に白水観音(左)と延命地蔵(右)
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日蓮宗。昭和10年(1935)開山。平成14年(2002)立教開宗750年を記念して建立された日蓮聖人銅像(高さ8m)がある。
こちらの山号は「文殊山」です。
(上)境内の日蓮上人像は市内を見守るように
建っています。
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享徳2年(1453)米沢龍宝寺住職澄海法印の建立による一間四方の小堂。境内に四国八十八塔碑,弘法大師腰掛石などがある。
(右)本尊の弘法大師石造丸彫坐像。
(上)四国八十八塔碑。
一つづつ巡ってお参りすると四国八十八箇所霊場巡りをしたのと同じ御利益があると云われています。
弘法山の中腹にあります。どこまでが境内なのかわかりません。石碑石仏群がなければ,ただ山の斜面に何気なくあるといった感じです。
(右)中央石仏の向かって左に「弘法大師腰掛石」。
大師がここに座った?かも。
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国道沿いに数多くの石碑が建っています。集められたものか,徐々に置かれていったものか不明です。
一番古いものは宝永7年(1710)の南無水神供養碑だそうです。
鳥居は平成9年建立でした。(読者情報です。ありがとうございます。)
このHPは石碑のみは掲載対象にしていませんが,鳥居があったのでチェックしてみました。
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真言宗智山派。慶長7年(1602)東三番丁現仙台プラザホテル付近に城下鬼門除けとして大聖歓喜天を祀り,定禅寺末寺の歓喜院として開山。 元禄7年(1694)現寺号。歓喜天は当初寺地の地中から発見されたとも,岩出山城に祀られていたともいう。 明治初期に廃寺となった密乗院の本尊不動明王を移建し本尊とした。宝永4年(1707),明治3年(1870)焼失で再建。 昭和20年戦災後は昭和32年(1957)元寺小路に再建。昭和54年(1979)現在地に移転。定禅寺,密乗院の歴代住職位牌も守る。
(上)
平成元年(1989)現在地移転再建10周年を記念して建てられた山門。急勾配の階段に続きます。
(左上)
不動明王を祀る本堂。壮大なRC製です。
(左)
このお寺の発祥ともなった大聖歓喜天を祀る聖天堂。
高台にあって登るのは大変ですが,見晴らしのいい場所です。このほか境内には建久3年(1192)との刻字があり県内最古の石仏と 云われる延命地蔵があります。最近鞘堂も造られたようです。
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仙台藩の火薬製造所が近くにあったため,安全を祈って雷神を祀ったといいます。いつの創建かはわかりません。 かつては近くの雷神山の頂にあったそうですが,今は小公園の中に祀られています。
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