2002.06.23 TAKUROプロデューススペシャル、「GLAY ANTHOLOGY」
●オープニングトーク
TA:気がつけばデビューから8年と1ヶ月。みなさんのおかげでここまできました。 GLAY RADIO COMMUNICATION、スペシャル企画第4弾はTAKUROバージョンでいきたいと思います。
TA:何をやろうかと悩んだ結果、メンバープロデュース最後ともいうこともあり、やっぱりGLAYモノでしめたいと思います。
題しまして「TAKUROプロデューススペシャル GLAYアンソロジー」。
アンソロジー、「GLAY名曲集」ということなんですけれども、実際に曲を作っている本人が紹介するってことで、タダの名曲集にはしたくないんですね。
今日はですね、沢山のデモ・トラックを聴いてもらいながら、どうやってGLAYの曲が出来上がっているのか?ということを、GLAYというバンドはどういう形で曲を作っているのか?ということを、みんなに知ってもらいたいと思います。
俺達の音楽の制作現場の裏側を少しだけ、といっても、出来るだけ紹介したいと思います。
TA:まぁあの、自宅に眠る沢山のデモテープをですね、ひっくり返しながら「どれをかけようかな」と悩んでいるうちに、結構朝になったりとかね、そういう意味でも思い入れのたっぷりな曲を集めてみました。
今日の放送は完全保存版になるはずです。
TA:ということで、いきなりなんですが、レアなデモ・トラックを聴いてもらいましょうー。
もちろん本邦初公開なんですが、この曲はですね、2002年初のGLAYのシングルですね。
『Way of Difference』という曲なんですけれども、この曲は今までのGLAYの曲のやり方とは別の、自分の中でですね「バンドの再構築」というのがバンドのテーマとしてあって、まず一番最初に僕とプロデューサーである佐久間正英さんがスタジオに入って、まず曲の原型をほぼ作ってしまって、もうそのままリリース出来るんじゃないか?ってくらいまでのクオリティを作って、そっからバンドのメンバーに集まってもらい、ブッ壊してもらう。
今までの0(ゼロ)から作っていくっていうのから、100から0にするっていう、逆のベクトルを試してみた曲です。
それではですね『Way of Difference』、デモ・バージョン、そして、途中からは「こういう風になりました」っていう意味を込めまして、今現在リリースされているバージョン、その2曲を続けて聴いて欲しいと思います。
◆ 『Way of Difference』 デモ・バージョン
イントロでTERUさんかな・・・?
息を吸う音拾ってマス。(^^;歌に入ろうとした?
デモになると、TERUさんが肩の力抜いて歌ってるせいか、歌声が非常〜に甘いデス。(^^)
TAKUROさんのギターが・・・。
CDだと他の音にかき消されて聴きにくいんだけど、すっごい柔らかい綺麗な音なのー。←噂によるとHSMSでも聴けるとか?
そういう音だというのを、東北ライブで初めて気がついた。××
CDでその音聴けたかな・・・。
CDだと音の構成変わってるから、このTAKUROさんのギターはライブでしか聴けないかもしれない・・・。>_<;
◆ 『Way of Difference』 CD音源
「傷つけあわずに〜♪」からCD音源へ。
TAKUROさんが「100から0へ」と言ったとおり、ぼんやり聴いてるとアレ?って思うくらい、デモ音源の音が完成されてます。
ラジオの人サスガプロ!タイミングバッチリなので、2つの曲が繋がっても全然違和感なし。T▽T
●近況報告
TA:GLAYは夏の活動に向けて充電中なんですが、・・・もう1ヶ月程前になりますね、5月の下旬なんですがちょっと上海の方に行ってきて、『またここであいましょう』のプロモーションビデオを撮ったり、この夏の新しいGLAYのビジュアルを撮ったりということでですね、まぁ初めて中国大陸に上陸するGLAY、ってのが、1ヶ月程前にあったんですが、その辺に立ってる赤い旗を見るとね、「おぉー、中国本土に来たんだなぁー」っていう、そんな風に感じましたけれども。
その後はですね、メンバーそれぞれオフに入りまして。
・・・まぁ、みんなに会える、声だけですけどね。
「会える」ってのはこの番組だけっていう、ますます心細いような状況になってきますけれども(苦笑)。
●今回のソロ企画について。
TA:「何で1人でやったんですか?」っていうおハガキを沢山もらったりしたんですけれども、理由はねわりと簡単だったりするわけですよ。
4人でやると、中々こういった音楽的なことを深く掘り下げたり、リスナーと1対1になって、例えば悩みや昨日あった出来事に対して、答えられないと。
やっぱりこう、真摯に向かってくる気持ちに対して、こっちも真摯に受け止めた方がいいんじゃないかっていう話がありまして。
ちょうど夏の動くイイタイミングで。ココでじゃぁ1人1人じっくり今思っていることをぶつけようよ、という話になって、1人企画が生まれた訳なんですけれども。
TA:そして僕がやろうと思ったのは「GLAYの曲を解体する」ということ。
冒頭でも言いましたように、GLAY結成して約8年。(・・・デビューの間違いかと(^^;)
そろそろ「GLAYらしさ」とかね「GLAYっぽさ」っていうのが出てきたんですが、それはあのぉー・・・良い所であり、やっぱり自分の中でどんどんマンネリ化してくのを防ぐ意味でも解体していくっていう意味で、・・・例えば『Way of Difference』なんかは完全にバンドサウンドじゃないところから、いかに最終的にバンドサウンドに落ち着けるかっていう、そういうテーマを持ってやったんですが、それは『ONE LOVE』の次、っていうのを、強烈に意識してやりましたね。
TA:それじゃですね、今話題に出ました『ONE LOVE』の曲の中からですね、興味深いデモテープが見つかったので、聴いて欲しいと思います。
課題曲はですね『THINK ABOUT MY DAUGHTER』。
この曲なんですけれども。
ホントにライブでは起爆剤的なチューンに生まれ変わりましたけれども。
・・・実はですね、この曲は、こんなものすごくシンプルなこんなメロディから生まれたんですよ。ちょっと聴いてもらいたいと思います。
◆ 『THINK ABOUT MY DAUGHTER』 デモ・トラック その1(超ラフ)
TAKUROさんがギタージャカジャカ鳴らしながら、鼻歌感覚で「ラリラリ〜♪」と歌ってマス。(^^)
歌詞はあったりなかったり。殆どラリラリ〜♪だけかなぁ。
どこかで見たけど、聴いたとき鼻歌のファルセットっぽいトコロがラルクのHydeさんぽかった。@@;
TA:最初はあの、こんなシンプルなギター1本と自分の鼻歌で(鼻笑)、作ったんですが、完全にコレは俺の・・・自宅のリビングの(鼻笑)、雰囲気が感じられます。(^^;
曲を作るときはですね、大抵、「さぞかし立派なスタジオで打ち込みかな?」なんて思っている方も多いかと思うんですが、全然!そんなことはなくて。
まず朝起きてですね、11:30ぐらいだなとニュースなんかを見ながらですね、ギターをポロポロやって、ちょっとボーッとするのが日課なんですが。
なんか、朝起きるときとかね、夜寝る前ってのは、なんか・・・なんでしょね、個人的に精神的にフラットだからでしょうか、曲が生まれたりしがちなんですよね。
この曲は確か、今聴いてもらったのはたぶん寝る前の、俺が「10分セッション」と呼んでいる、日課のひとつのその中のワンテイクだと思うんですが。
「あぁなんか、こんなメロディの曲あったらいいナー」なんて思って、それをICレコーダーなり、MDなり。・・・結構めんどくさくなると、デジカメの、あの・・・(鼻笑)、録画のモードのトコロにべらべらべらって、全然、後から見たら、天井とかが写ってるんだけど、なんか俺の寝ぼけた声がぶゆ〜♪って入ってるっていうね、そういったテープからあの、最後にはGLAYの曲が生まれたりするんですが。(^^;
それがですね、ドラムを加えてみたら、こんな感じになる訳ですね。
◆ 『THINK ABOUT MY DAUGHTER』 デモ・トラック その2
(リズムトラック入り)
アコギジャカジャカかき鳴らしてるのは変わらないんだけど、今度は歌詞がだいぶしっかりしてきています。
メロディもほぼ現在の状態。歌詞もストーリーが出てきてるっぽい。
音質も格段に上がってるなぁ。
TAKUROさんの本気入った歌声。
・・・・・やっぱしペニシリンの千聖さんぽい歌声だと思ふ・・・。T▽T
低いトコなんか特に似てるぅ。(^^;
サビ部分から、リズムトラックが入ってます。
TOSHIさんので聴きなれてる曲だから、ドラムがすっごい軽く聞こえるー。(^^;
これ・・・ホントにTOSHIさんの音なんだろか・・・?
TA:・・・えー、今聴いていただいたのはですね、これはHEAVYGAUGEツアーの、リハーサルの一幕ですね。
HEAVY GAUGEツアーですね、相当曲を作りためたというような記憶がありますけれども。
この『THINK ABOUT MY DAUGHTER』も、その曲のひとつです。
だから、毎朝・・・午後イチでスタジオにー・・・スタジオじゃないね、コンサートホールに入って、メンバーが来る前に、永井さんを引っ張り出して、「・・・ちょっとアレンジ手伝ってくださいm(_ _;)m」って、俺と永井さんで曲をどんどん作りためていくっていうのが、HEAVY GAUGEツアーでの日課になりましたね。
そしてメンバーがゾロゾロゾロと現れて、そこをまたTERUにお願いして。
「こんな曲を作ったんだけど」
なんつって、TERUに合わせてもらって。
その、TERUがですね、歌ってるヤツもまた見つかったんで、それも聴いてみてもらいましょう。
◆ 『THINK ABOUT MY DAUGHTER』 デモ・トラック その3
(楽屋で合わせたと思われる「娘」曲原形。)
TA:「テイク2」←という声がテープに入ってる。
今度は現在のメロディからだいぶ離れたメロディになってます。@@;おおっ?
メロディのベース部分は変わってないような、、、コードが一緒なのか?
でも全体的にメロディがTERUさんによって(?)アレンジされてて、「コレが「娘」なの?」というくらい、メロディアレンジが違う。
そして音程が少し低いかな。(^^)
TA:・・・えー、コレを聴いて、みなさんどんな印象を受けたんでしょうか?(^^;
やはり・・・「やはりTERUさんよねvv」っていう声が聞こえてきそうですけれども(苦笑)。
こういった形になりー、TERUの反応を見つつ「お、コレは何か育ちそうだな。成長しそうだな」って思ったらですね、これをまたバンドに持っていくんですが。
ここで大抵・・・10曲中、5曲ぐらいはボツになりますね。
アタマの中では中々良い曲なんだけれども、TERUの声がどうしてものらないとか、そういった・・・何らかの、自分の中でOKの合図が出ない要素が加わったりすると、そこで半分の曲がボツになるっていうね。
そしてまた1から練り直して、その曲を全部バラバラにすることもありますね。
Bメロだけを違う曲に使ったりとかね、色々なことを個人的な作業をしたりするんですが。
こういった「お、中々声のノリもいいし、イケるかもしれない」ってなった時に、初めてバンドに持っていきます。
そして、完成したのが『THINK ABOUT MY DAUGHTER』です。
完成バージョン、聴いてください。
◆ 『THINK ABOUT MY DAUGHTER』 CD音源
TA:『THINK ABOUT MY DAUGHTER』が出来るまでを聴いてもらいましたが、やはり!俺の一番最初の鼻歌を聴くと・・・・「TAKURO、バンド選んで良かったナ」って声が、ホントに聞こえてきそうですけどね。
いや、俺もそう思います。(^^;
TA:えー次はこの曲を題材にしましょうか。
『SPECIAL THANKS』という曲です。
TA:この曲を作っていたのはですね、2000年、やはりこれもHEAVY GAUGEツアーの楽屋だったと思うんですが。
ホントに、2000年という年は、俺にとってすごくあのぉー・・・豊作といいますか、そういった表現がすごくふさわしいと思うんですが。
もう、次から次から作りたい曲が沢山あって、しかも色んなタイプの曲がありましてねー。
なんか、子供がオモチャを与えられたみたいにギターを持っては、メロディの断片を沢山録った記憶があります。
その沢山の断片の中の1曲が、この曲なんですけれども。
・・・まぁ、最初にはやっぱりですね、TAKUROの仮歌バージョンのデモをちょっと聴いてもらいましょうか。
◆ 『SPECIAL THANKS』 デモ・トラック その1 (TAKUROさん仮歌)
音質モノラル?って感じのラフな歌。
コレもTAKUROさんがギタージャカジャカ弾きながら歌ってる、という感じ。
微妙〜に、部屋で録った?っていう雰囲気が漂う歌で、・・・・うーん・・・、マイクをすぐ側に置いて、そのまま録音してるような・・・、歌声がめちゃ近い音でギターはその下で鳴ってるつうか・・・。(^^;
歌詞は現在のバージョンと殆ど同じ、メロディも同じ。
TA:いつも曲を作る時に、思うんですが、GLAYの曲の中の・・・8割くらいが、詞と同時に(歌が)出てくるのがわかりますね。
最終的なツメは、TERUの歌入れギリギリまでやるんですが、大体の骨格はもう、メロディが生まれた瞬間から詞の方向であったり、ポイントポイントの言葉であったりと、決まってるんですが。
たまに、メロディに引っ張られない詞をあててみたいなってことでですね、例えば、俺たちは「めちゃくちゃ英語」と言ってるんですが、そういった言葉でも仮歌を入れてたりするんですね。
それがコレ(次の曲)ですか。聴いてみましょう。
◆ 『SPECIAL THANKS』 デモ・トラック その2 (TAKUROさん仮歌)
TAKUROさんがナゾの英単語を合わせて歌ってます。(^^)
その1のデモよりも、もっとダイナミックな歌い方や・・・。感情こもってるというかー。
TA:ハイ。・・・何故、最初に言葉が一緒に出てきたのに、こういっためちゃくちゃ英語でやるかというとですね、あまりにも最初から詞を決めてやってしまうと、テーマを全く変えようとなった時に、そのメロディと最初に作った歌詞の相性の良さに勝てないと思っちゃうからなんですね。
だから、あんまりイメージのつかない、適当英語なんかを当てはめることによって、後からどんな言葉でもハマるように、そういったこともやってみたりするんですが。
でも、完成バージョンを聴いているみなさんは気付いていると思うんですが、殆ど最初のインスピレーション、最初のアイディアから変わってないのがわかりますね。
そして、コレをまたTERUに持っていって聴いてもらったりします。
そん時のテープもあるので聴いてみて欲しいと思います。
◆ 『SPECIAL THANKS』 デモ・トラック その3 (TERUさん仮歌)
TERUさんもギター弾きながら・・・かな?
いきなりしょっぱなからコードでつまづくTERUさん。(^^;
コードを探しながらTERUさんが歌ってるんですがー・・・。
今度は声にエコーつうか、サラウンドみたいなのがかかってるのはなんでだろう・・・?(^^;
そんでもって、このTERUさんの声は力強いッス。
「〜真夏の〜・・・♪」のトコロで、教えてメロディがわからなくなったのか
TE:・・・あ?あ、違う。
と、ギター弾くのと歌うのが止まって・・・。
TA:まーなつのー・・・♪
と、TAKUROさんが続きを歌う。
それに合わせてTERUさんも一緒に歌い出します。(^^)
・・・コレが「口移し」の歌か・・・(ニヤリ)。
TA:今聴いてもらった歌はですねー、キー合わせの中でも俺が消し忘れて流しっぱなしにしてたテープだったんですけれども。
こうやってTERUがギターを持って、俺もギターを持って、コードを確認しながら、メロディを確認しながら、ひとつづつ、こう、この歌に対する気持ちを話し合ったり、TERUのキーを、今回はどこにするか?今までは一番イイ声をずーっと出してきた曲で、今回はあえて低音で使ってみよう、とか、あえてキーを上げて、苦しそうな感じを出して、より、その曲のイメージを伝えるとか、そういう色々話し合って、最終的なバンドの方に持っていくんですけれども。
もうこの曲はですね、改めて何年か経った後に、どっかのラジオで偶然流れたのを聴いたんですが、やっぱりあのー、強烈に2000年の夏を思い出して。
それは例えばプロモーションビデオを撮った北海道だったり、一緒に発売されたとまどいのロスアンゼルスだったり。
自分の人生の中でも、中々・・・こう・・・ない、スピード感で生きてたな、と感じましたね。
曲っていうのは、よく出来たもので、その曲を聴くと、その当時にアッという間に戻れるっていうね。
やっぱりそういうところが嬉しくて、懐かしくて切なくてですね、・・・・中々音楽から離れられないというのが現状ですね。
--- 上部分のTAKUROさんのトーク、すぺさん(タクテルバージョン)の声がすごくて、そっちに引きずられて中々聞き取れなかった・・・。T◇T
BGMで流れてるから、気になって、しかも2人の歌声がハモってる時に限ってTAKUROさんが喋ってたり。(^^;
HG・・・そういえば長い長いツアーで、アッという間の1年だったなぁ。
ホントにスピード速かったわ。T▽T 前半戦チケット殆ど取れなくて、必死になってチケBBS巡ったっけ・・・。
すぺさんのリリース当時はツアー中休み期間で、この時だけテレビに出てたんだよね。(^^)
TA:ココでですね、せっかくTERUの声を聴いてもらったので、今度は「TERUのドラム」ってのを聴いてもらいましょうかね(微笑)。(^^)
曲はですねー、『君が見つめた海』なんですけれども。
TA:2001年に入りまして、2001年の1月2月っていうのは、またGLAY本来の曲のやり方とは違うやり方で、新曲を次々に作り出していった時期なんですが。
今回の『Way of Difference』、佐久間さんとの一連の作業の前身となる、作業なんですけれども。
TERUと、まずスタジオに入って、彼は・・・みなさんご存知の方もいらっしゃると思うんですけれども、最初彼はドラムをやっていた、ということもありまして、なかなか元気でイイドラムを叩く訳ですね。
落ち着かないドラムって言うんですか。
やはり、そういったビートが欲しくなった時は、TERUにドラムを叩いてもらい、そして俺がベースを弾いてギターを弾いて、そしてTERUが歌うという、そしてデモテープを作るという、それで10曲くらい作ったのが2001年の1月2月なんですけれども。
最初の『君が見つめた海』。
これはあのーぅ、今よりももっとシンプルなバージョンでしたね。
それをちょっと聴いてみてもらいましょう。
・・・ドラムはTERUです。
◆ 『君が見つめた海』 デモ・トラック (2001年N.Y. Version)
一番最初の音が、オルガンっていうか、ちょっとクリスマスな雰囲気みたいな音から始まった。
そこにTERUさんのハミングがかぶって・・・。
・・・あ。ホントにコレクリスマスソングみたい・・・。
「聖なる夜」に歌うといいかも?
いきなりサビ、TERUさんの歌声から(あとはオルガンの音だけ)。
スローテンポ〜。
サビのところが終わると、TERUさんのドラムの音が入って(ちょっと80年代のロック曲風)、ギター・ベースの音も入ってきます。
ほほー・・・・。弾く人が違うと、こんなにベースの音違うのねぇ・・・。(^^)
TA:・・・・・・・(苦笑)・・・・。コレはどうなんだろう。××
37局で流していいんでしょうか?(^^;
なかなかダルダルな俺のベース・・・(苦笑)。
まぁ、味があるっちゃぁ、味がある。下手っぴぃと言えば下手っぴぃ。
でもね、それこそドラムの永井さんに聞かせると、
「この、元気な感じはなかなか出ないよね」
っていうところでは、音楽の表現として、テクニックが上手いっていうのはもちろん必要なんだけれども、なんかやっぱり、それを越えちゃう・・・瞬間というのをですねー、GLAYにいると、時々見ますね。(^^)
それは、自分の人生にとっても嬉しいハプニングなんですけれども。
この曲なんかも、当初のアイディアとしては、こういったしっとりと始まってー、その後激しくっていうふうに思っていたんですけれども、なんか、この切なさっていうのは、あえてゆっくりしたビートじゃなくても大丈夫なんじゃないか?っていうことで、「ONE LOVE」に収録されたバージョンでは、相当バンド色を強く出したんですけれども。
僕はこっちのバージョンも、そして本物のバージョンも、ホントに、ものすごく誇らしい気持ちで好きだし、いつも演奏していますし。ハイ。
・・・ってことでですね。
コレはちょっとちゃんとしたバージョンも何気に聴いてもらいながら(笑)、次にいきたいと思います。
◆ 『君が見つめた海』 CD音源
--- CD音源は、JIROさんのベースの動きがすっごい好きじゃ・・・・。(^^)
CD聴くと、まずその音に耳がぁ〜。
TA:えー、次は、超レアなバージョンというか、こういったバージョンはGLAYには数限りなくあるんですが。
『STAY TUNED』。
この、ギター違いバージョン。
コレはですね、毎回HISASHIさんの真面目っぷりにはアタマが下がるんですけれども。
彼はスタジオでアレコレ悩むよりも、自宅で完全に自分の音を作ってきちゃって、たまにギターを弾きに来る時に、ギターを持ってこないでデータだけを持ってくるっていうね。
それを流して今日の作業終わりっ、なんていう・・・・そういった、俺にはサッパリ理解出来ない作業をスル訳ですよ。
今、この音は・・・ギターはどっから出ているの?弾いてないのに、みたいなね。(^^;
例えば『ONE LOVE』に収録されている『嫉妬』とかね、あの曲に関してHISASHIがスタジオでギターを弾いてる姿はとうとう見ることが出来ませんでした。T◇T
その中でも苦労していたのが『STAY TUNED』ッスね。
俺が覚えている限りでは、3・4パターン、イントロのパターンがあり、ギターソロもそれに近いぐらいのバージョンがあり、それを組み合わせて、ものすごい数を組み合わせて、聴いて、そして今のリリースバージョンに至るという訳なんですが。
その、1つ前の段階の曲をちょっと聴いてもらおうと思います。
『STAY TUNED』の別バージョンです。
◆ 『STAY TUNED』 別バージョン(ギターアレンジ違い)
一番最初のJIROさんのベースはCDバージョンと変わらず。
・・・・・だがしかし。
HISASHIさんのギターの音が入ってくると、CDの音とちょーっと違うー。@@;
マーブル模様が見えるような(?)グルグル回るギターの音(・・・って何じゃそりゃ××)。
曲全体がメジャーコードっぽいのに、イントロのHISASHIさんのギターが、ナニヤラ小難しいマークが入りそうな(ヲイ)コード(ディミニッシュとかさー、ウチはもう押さえることも出来ないような難しいマイナー系の微妙なコードっていうか?)をうにゃうにゃ弾いてらっさいます。(^^;
MIX前の曲だけに、TERUさんの歌声も楽器隊の音量に負け気味。××
そして、メロディのキーも低めで、アレンジも「〜過去の地図〜さえも〜♪」の部分、CDだと音が上がっていくんですが、こちらのバージョンだと、そこが下がっていくという。・・・1つ前のバージョンというわりには、メロディも違う様子。
歌詞は完成版と全然違うみたい。
425の時は、完成形のメロディだったっけかなぁ・・・・・。忘れちゃった。T◇T
●CM明けて、再びレア音源のお話へ。
TA:みなさんにとっても思い入れの深いであろう曲をいきたいと思います。
『puresoul』。
完成前のラフMIXですね。
ここでは、どこを聴いて欲しいかというと、本番のバージョンでは聴けなくて、埋もれてしまった各々の音とかですね、TERUのコーラスの凝り方なんかを注目して欲しいですね。
わりとGLAYのレコーディングの仕方っていうのは、98年当時は、好きな音をどんどん入れて、それを佐久間さんやマイケルに整理してもらうっていうやり方が一般的だったんですけれども。
まぁその中で、TAKURO会心のチョーキングが全部カットだったりとかね(苦笑)。××
なんかそういうの沢山ありましたけれども。(^^;
なんか、そういうのも含めて、俺たちはチームだな、っていう・・・すごく感じますね。(^^;
・・・そっか、マイケルは認めなかったのか、っていうね。
その辺もちょっと注目して聴いて欲しいと思います。
ラフMIXで聴いていただきましょう。『puresoul』。
◆ 『puresoul』 ラフMix
サスガMixDown一歩手前。 曲も音もほとんど変わらないッス。
コレにエンジニアさんが音の整理をすると、完成版になる、と。(^^)
TAKUROさんが言ったとおり、TERUさんのコーラスが何層にも重なってるようです。
●いよいよ7月24日発売の新曲について。
TA:さて、次はいよいよ新曲なんですが。
タイトルはですね『またここであいましょう』という、非常にシンプルな。
しかもあえて全部ひらがなにしてみたりしてね。
ホントにそのシンプルさを強調したんですが。
この曲はですねー、今年の2月に行われた東北ツアー用に作って。
えー・・・自分らが出来る・・・全部のこと・・・・。自分らが出来るおみやげ・・・何があるだろうな?っていう時に、やっぱりあのぉ、今この気持ちをですね、曲にしたら一番伝わるかな?っていう、まぁ、話すよりも伝わるだろうっていうことでですね、この曲を作ったわけなんですけれども。
この曲を作ってる時は、ドームツアーの真っ最中でしたね。
で、いつもと同じように、ドームツアー中に永井さんやTERUや他のメンバーに手伝ってもらいながら、少しづつ作りあげたヤツを、何としても2月に行われる東北のツアーに間に合わせる!間に合うように!やった記憶がありますね。
ホントに、「〜なんとかで逢いましょう」っていう以外は、タイトルが決まってなかったんで。
その土地土地の名物スポットだったりね、名所旧跡だったり、なんかそういうものを名前に入れながら、曲紹介したのは覚えてますね。
だから、わりとシリアスな曲なんだけど、・・・この曲を演奏する前はこう・・・歓声と笑いが起きるっていう、不思議な状況でしたね。
「芋煮会で逢いましょう」なんてタイトルもあったな。
「フォーラスで逢いましょう」ってのもありましたね。
そういうのがひとつひとつ良い思い出になってます。
もし、あの時ライブに来てくれた方が、この番組を聴いてくれてるとしたら、「この曲はこういうふうに成長したよ?」っていうね、そういうのをぜひ感じて欲しいと思います。
それでは7月24日発売のニューシングルを聴いてください。
GLAYで、またここであいましょう』。
◆ 『またここであいましょう』 7月24日ニューシングル。 初ON AIR♪
●エンディング
TA:・・・えーいかがだったでしょうか?
本日の感想、そして新曲の感想、ガンガン待ってます。
みんなの新曲への感想だったり、今日の番組の感想、そして、他のメンバーのプロデュースの感想等がですね、また俺たちを突き動かすってコトがありますんで、ひとつよろしくお願いします。
TA:そしてココでスゴイお知らせですね。
なんと、今日が情報解禁という。
・・・あの、コレ、TERU仕事ですねっ!言うなりゃ(笑)。(^^;
TERU仕事を、リーダーとしてワタクシ頼まれてしまいましたので、ちょっとお知らせします。
8月27日火曜日、「GLAY TERUプロデュース 男ナイト」。開催決定です。
・・・えー・・・また来ちゃうんですね、男ナイト。(^^;
過去2回のイイ思い出を胸に、今度はGLAY、そして男たちが大阪に集結です。
「TERUプロデュース 男ナイト in 大阪BIG CAT」。6時半開演。
えー、コレはどこまで俺は読めばいいんだ?
全部読んでいいんですか?
・・・なんてコトをリーダーにさせるんだ!(笑)××(・・・でも嬉しそう(^^;)
はい、じゃもっかい!
〜・・・。チケットの方はオールスタンディングで4500円。
あー・・・コレかぁ、TERUが「まけろまけろー」って。
コンサートスタッフに言ってたのは。
TERUの頑張りにより4500円。これでも高いと思うんだけど(笑)。まぁヤツの気持ちを汲んでくれ!(笑)
チケットの発売日は8月4日。公演に関するお問い合わせはキョードー大阪。
尚、この公演はですねー、入場者を男性限定とさせていただきますんで。
TERUの夢ですからね。
男だけで会場を満杯にするっていうね。
当日は入場の際に身分証明書、パスポート、免許証、学生証、顔写真の入ったモノを提示していただくということです。必ずご持参ください。
えー、尚、女性の方がチケットを購入し、ご来場された方には
TERUから一言、
「日本語読めねぇのか!」
とお叱りをするっていうね(笑)。(^^;
そして「えいっ!」って門前払いをくらわすっていう・・・。
・・・言うのカナー?なんて思って(笑)。(・・・なんだ、TAKUROさんの想像かい××)
TERU、シッカリ伝えているので大丈夫デス!(^^)
その辺は、女性の方ぜひね、彼の気持ちを汲んであげて欲しいと思います。
しかもそん時チケット料金は返さない!っていうね。
・・・(笑)・・・まぁー・・・無慈悲な、無慈悲な。(^^;
まぁでもね、何年かに1度こうやってこういった企画をするのは俺はイイコトだと思いますんで、ぜひ協力して、良いライブにしたいと思います。
TA:ということで、来週は4人揃ってのスペシャル放送!(・・・つか、元々4人の番組だったんぢゃ?>_<;)
久々ですね。
TA:ということでですねー、ホントにねー、アッという間の55分、そろそろお別れの時間なんですが、ホントにねー、あの、今日はGLAYの音楽制作現場、音楽工房をですね、ちょっと見てもらったんですが、また機会があったらこういう企画をやってみたいと思います。
ということでですねー、TAKUROプロデューススペシャル、お相手はGLAYのTAKUROでした。
それではまた来週会いましょう〜。バイバイッ。
◆ 番組ED曲:生きがい
・・・・・・・・・。
「今日TAKUROさんは一体何回『TERU』って名前を出したカナー?」
■ 結果 ■(数えてしまった・・・)
●TERU:27回
●HISASHI:2回
●JIRO:0.....。T◇T
今回番組のお知らせとかは省いているけど、ほぼ623のラジオ起こししててこんくらい。
デモテープはTERUさんと一緒に録ることが多いから、当たり前っちゃー当たり前なんだけど。(^^;
でも多いねー。(^^)
この日の放送を全部テキスト起こししたら、もう1・2個出てたかも?
来週の曲・・・東北で聴いたときの詞のカケラ本当にないらしい・・・・・・。
あの詞も切なくてよかったのになぁ。残念。××
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